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「速弾き出来ない人は下手と思っていた」っていう残念な話

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「速弾き出来ない人は下手と思っていた」っていう残念な話

速弾きってカッコイイですよね。

やっぱあれができてバシッと決まるとヒーローになれたきがする(笑)

僕は昔にハードロックやメタルをやっていて、「速弾き出来る人が上手い」と思ってました。

逆に速弾きとか、基礎練習が出来ていない人を「なんだこの人は」とか思ったりもしたこともあった。

・・・

っていう残念な話をしますね!(笑)

(一応先に言うけど速弾きは出来なくても下手じゃないですからね^^)

時は19歳の専門学校時代に遡ります。

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専門学校時代

当時僕はハードロックやメタルにどっぷりハマっていました。
そんな僕の愛読書は「ヤングギター」でした。

もうね、16分音符、6連符、32連符・・・とにかくオタマジャクシがたくさんあるのを好んでました。
ヤングギターはテクニカルキッズが喜びそうなのがたくさん載っていたんですよね^^

そして、当時の僕はメタルに関しては”当時は”かなり弾けていたと思います。
今とは環境や時代が違うからちょっと違うけど、大好きなSymphony X、Dream Theaterもスコアを買ってだいたいコピーしたし、Mr.Big、Racer X、Children Of Bodomなどもコピーした。今でも大好きな人達です。
ヤングギターに載ってる譜例はだいたいは弾けていた状態。(今振り返ると弾けてなかったんだろうなぁとは思うけどw)

基礎練習のクロマチックとかスケールも毎日何時間も練習して、指がバタバタしないようにとか、コンパクトにとかずっとやってた。

専門学校の先生を見て「下手」と思った

当時の専門学校はスタジオ系を目指す人が多かったのかな?
先生も素晴らしく、北島健司さん、渡辺 格さん、中野 豊さん、副校長には鳥山雄司さんもいたり!
僕は渡辺 格さんのクラスをよく受けさせていただきました。

上記の先生方とは違う別の先生の授業でのお話。

最初の方で基礎練習として「クロマチック練習」をやった時。
1234フレットって弾いていくのね。

この時の先生を見て

えー!!全然スピード出てない!

指がバタバターーー!!!

と思って愕然!

スピードも全然でてないのに、ちょいちょい弾けてなかったり・・・。

その時

「ヤバイ・・・この人本当はたいして上手くないんじゃないか・・・!?」

と思った。

・・・

いま思えばこんな風に思うのアホだよね(笑)

でも当時は本気で焦った件でもありました。
「こんな人に教わるの!?」
とか思った。

・・・はい、アホですね。

当時の上手さの基準

当時は「速弾きができる人」「フォームがキレイな人」を目指して練習してたのもあった。
だから、「速弾きができない人」「フォームが汚い人」は「下手」と思ってた。

なーんてアホな(笑)

もうね、先生をやられている時点で生徒とは比べようもないほど上手いわけです(笑)
「ギターの仕事で食えてる人」でもありますから!(笑)

他の部分の凄さを見ぬけていない。
限られた点しか見ていない。

こんな状況なのでバカな勘違いをしてしまったんですね。

プロの上手さ

そもそもスタジオ系の人の凄さはヤングギター的な超絶速弾きなどではないんですよね。 当り前ですが(笑)

超絶速弾きなどは1発で分かる凄さだけど、スタジオ系の方は総合力というか、目に見えにくい部分の超絶さがあると思ってる。

  • 譜面に強い
  • あらゆるジャンルをある程度弾ける
  • アレンジ力
  • アンサンブルの力
  • トーンコントロール
  • 正確性
  • 対応力
  • セッション・アドリブの力
  •  
    などなど、こういった部分が強かったりするんですよね。

    その方はPOPS・ROCKにJAZZテイストのソロもサラリと弾きこなせる方でした。
    尚更目に見えない部分が強い人だったような気がする。

    それが「仕事でつかえるギタリスト」として必要なことだったんですよ。

    それに僕はクロマチックとかスケール練習を毎日何時間もそれだけをやっていたので、ある程度弾けるのは当たり前で、スタジオ系の人は当然同じように何時間もスケールをやっているわけではないしね(笑)
    自分がやってる事をプロが全て上回ってるわけではないですよね。

    自分の何を伸ばすかは人それぞれだし、どれが「仕事として必要か」はその方のフィールドによって違う。

    だから、メタルキッズが「仕事として必要のない基礎練習の上手さ」で判断するなんて、本当にバカだったんですよね(苦笑)

    基礎は重要だけど、ハッキリ言って「クロマチック練習」がどんなに上手く正確に弾けても、それだけでは貰える仕事なんて絶対ないから。

    そんなどうしようもない部分を見て「下手じゃね?」とか思ってしまった僕はしょうもないバカなんだろうなぁ。。。

    色んな人の凄さ

    プロでもアマチュアでも色んなスタイルの人がいるよね。

    で、分かりやすい凄さの人もいれば、分かりにくい凄さの人もいるんですよね。

    「何がスゴイかよくわからないけど評価されている人」もいて(これは実際に上手い人で)、その人を「下手じゃんw」と見限るのは早すぎるんですよね。
    自分が気付いていないだけの可能性もあるから。

    「よくわからんけど評価されてる・・・何がスゴイんだろう?」とじっくり見てみると、また違うんじゃないかなぁと。
    自分が成長して「あれ、この人実はめっちゃ凄かったんじゃん!」って思う事も多々あったり。

    以前も書いた記事「宮脇俊郎 氏のギターの凄さ! 知られざる〇〇の超絶テクニック!」だけど、多分あの当時の僕が宮脇さんを見てもここまで凄さは分からなかった気がします。 
    「わかりにくい凄さ」に気付くことが出来なかったはず。

    上手い人って凄そうと思わない部分も超絶だったりするんですよね(笑) ホントに。
    しかもそういう部分に限って音楽にとって大事な部分だったりします。

    でも、たまに技術的に下手だけど評価されてる人もいるにはいるので、そこも注意です^^;
    その場合は人気があるという、技術とはまた違う凄さを持っていることもあるので、そこはそこで学ぶべき事は多いです!

    また、「自分とは違うフィールドのスゴイ人」もいるので、そこもたくさん見た方が良いよね。
    昔の「メタルキッズで、速弾きが出来る人が神!できないのはクソ!」という状態だと、僕と同じ事になるかもしれません>< (速弾きはできるのは素晴らしいけど、「できないのを下手」と切り捨てることがアウト)

    おわりに

    いかがだったでしょうか?

    「速弾き出来ない人は下手と思っていた」っていう残念な人のお話でした(笑)
    残念というか、本当にもったいないことをしてたよね。
    目の前に超上手い人がいるのに、その人の凄さを見ようともしてなかったから。

    ちなみに今でも速弾きはカッコイイと思ってます。
    でも、それ以外もカッコイイと思ってる。

    自分が興味あること以外の人もカッコイイ部分や、学ぶべき部分を持っていたりするので、すぐに判断をしないで是非ともじっくり見てみて下さい。盗める部分ないかな~って(笑)

    僕みたいな考えはNG・もったいないから(笑)

     

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