D.A-ProjectのD.A-Boosterが発売10周年を迎えました。
D.A-BoosterはD.A-Projectの最初の製品であり、それが10周年=D.A-Projectの10年の歩みです。
そしてD.A-Booster10周年はD.A-Projectさんと僕・楽器店Music Lifeの10年間でもあります。
今回はD.A-Projectさんとの出会い、D.A-Boosterとの出会い、今までの歩みなどを書いていきたいと思います!
D.A-Projectさんとの出会いとD.A-Boosterをお借りする
D.A-project氏との出会いは2011年9月になります。
昔からの友達ではなくアメブロでなんとなく繋がってFacebookでも繋がりたま~に話す人程度。
そこからとある投稿で話して「この人面白いな」と思ったのが始まり。
少ししてDAさんから「こういうの作ってるんですけど、試してみてもらえませんか?」と連絡があり「おぉ、なんか面白そう」と思ってお会いしました。
試して良ければMusic Lifeで取り扱いをするという流れになり、そしてD.A-Boosterのデモ機をお借りしました。
帰りの駅のプラットホームで写真。
帰宅してすぐに試しました。
あまりにも良すぎたD.A-Booster。繋ぐだけで音が良くなりすぎる!
家で試しました。
これまでに超絶愛用していてどんな現場でも使ってきたクリーンブースターの名機「XOTIC RC Booster」との比較もしながら感じたことは・・・
D.A-Boosterやべぇな…
なんだよ、この気持ちよさは…
と驚愕のエフェクターだった。
とにかく「なんだこれ、すげぇ、やべぇ」の連続で、音が良くなりすぎて音を出すごとにニヤニヤしてたのを今でも覚えてる。
「D.A-Boosterのエフェクターは世に広まるべき機材。こんな良い物を広めないのはプレイヤーにとってもったいない!」
弾いて思ったのが
「このエフェクターは世に広まるべき機材。こんな良い物を広めないのはプレイヤーにとってももったいない!」
でした。
この機材を使えば喜ぶ人も絶対増えるし、良い武器になる。
ギターを弾くのが楽しくなる。
そんな想いを抱き、D.A-Projectさんに連絡して「Music Lifeで取り扱わせて欲しい」と申し出をして取り扱うようになりました。
そこからはとにかく頑張りましたね。
頑張ったというか多くの人に知って欲しかった。
使いさえすればこの良さが分かる。
使えば気持ち良い音になって嬉しくなる。
ギターが楽しくなる。
みんなが喜ぶ!
みんなに楽しんでもらって喜んでほしくて知って欲しかった。
その気持ちは今でも変わっていないですね!
D.A-ProjectとしてTOKYO GUITAR SHOW 2013に出展。D.A-Boosterのエフェクターが大好評。
2013年にはTOKYO GUITAR SHOWという楽器フェアのようなものD.A-Projectとして出展しました。
Music Lifeとしてではなく、D.A-Project・D.A-Boosterを認知して欲しかったからD.A-Projectとしての出展。
このイベントは面白いことがあり過ぎた思い出に残っているイベントです。
来場者の方に配る用にうまい棒を購入しました。
1箱600本×5箱=3000本。
圧巻。
デモンストレーションとしてギタリストのgohくん、大須賀さんに演奏をしていただきました。
うまい棒をたくさん配ったけど大量に余ってしまったのも良い思い出。
5箱あったのに、帰りにも5箱のまま(笑)
これがほとんど我が家に来て、ここから3か月くらいは毎日うまい棒を20本くらい食べる日がずっと続いたんですよね(笑) おいしかったけどさすがに飽きたし胃が荒れた(笑)
一生分のうまい棒を食べたので、この日からうまい棒は自腹で買ったことはない。
スタッフとして手伝ってくれたマサくん、カメラマンとして手伝ってくれたケイちゃんには本当に感謝です。
ブースを作るために前日・搬入まで色々な準備もして、濃密な2日間、たくさんの方にD.A-Boosterを試していただいたこと、たくさんのフォロワーさんがブースに遊びに来てくれたこと、僕らに会いに来てくれたこと…全てが楽しかったです。
東京ギターショーの記事はこちら
大量生産できないかと箱を業者にお願いしようかと相談したり
エフェクターのケースを購入し穴あけをして…とするのが大変になってきたので、穴の開いた箱を板金加工業者にお願いをしようと考えてたこともあったな~。
1社目にお願いしてたら結局あちらから連絡が返ってこなくなり連絡が途絶えたし、さらにはこちらの提示したデータ等が無断で使われてたりもして驚いたのも今では良い思い出。
2社目は僕の兄のお客さんが板金加工会社の社長さんで、会社に出向いたこともあった。
3社目は川口の町工場の方にも行ったことがある。
結果としてはどれも初期費用が高すぎてしまったのと、色々と難しいということがあり専用の箱は作れなかったけど良い経験もさせて頂いたなと今では思います。
発売から10年経った今もなお購入し続けてもらえるD.A-Boosterというエフェクター
発売から10年。
以前に1900台突破キャンペーンをやって、次は2000台とのこと。
基本楽器店には卸をせずに流通を通さないでMusic Lifeだけでの販売で2000台はかなりすごいなと純粋に思う。
D.A-Boosterの派生形のD.A-Booster nano、D.A-Booster3、D.AB-Junction、D.A-Booster Tone(DAB-Tone)などを含まない台数なので実際に製作した数はもっと多いはず。
D.A-Boosterが2000台というのも3日で2台のペースでずっと購入して頂いている計算。
10年も経ってしまっているけど今なお購入して頂けているのはスゴイ。
その理由は分かる。
良い音がするから。
良い音になるから。
使いやすいから。
それは自分が初めて使った時のあの衝撃を今でも強く覚えてるからこそ分かる。
今は自宅ではNeural DSPというアンプシミュレータープラグインをDTMで使用しているけど、オーディオインターフェイスの前にD.A-Booster nanoを常時ONで使っています。
Neural DSPだけでも凄まじく良い音だけどさらに良くなる。
アコギでもライブではクリーンブースターとして使用している。
使いやすいし便利で良い音になる。
これは使った人なら実感できるはず。
僕は販売者ではあるけど、純粋のこのエフェクターが好きです。
今でもみんなに使って見て欲しいし、使ってみて楽しんでもらって喜んでほしくて知って欲しいと思っています。
それくらい良いものだから。
D.A-Booster発売20年を目指して?
D.A-Booster発売10周年。
購入して頂いた方々、今でも愛用してくれている方々、関わってきてくださった方々には感謝しかありません。
D.A-Boosterによって出会えた方々もとても多く本当に嬉しく思います。
そしてなによりも、D.A-Boosterを作り続けているD.A-Projectさんこと 城竜矢 さん。
10周年おめでとう!
10年作り続けているのはスゴイことだよね!
これからも無理しすぎずに作り続けて多くのギタリストを喜ばせてください♪
くれぐれも健康にだけは気を付けてね☺
これからもお互い頑張ろうね!
2021年 11月5日
Music Life 宮尾範和