先日「友達が離れていっても気にしない考え方。」の記事にてこのようなコメント・お悩みを頂きました。
相手の環境や考え方が変わったわけではなく、自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまったために離れていったと明確に分かっていて、悔やんでも悔やみきれない場合はどう考えればいいでしょうか。
なお現在68歳で今後同じような友人を作るのは非常に困難な状況で、そもそも代わりの友人を作るという考え方はできそうもありません。
もう2年以上会話をするような友人はおらず、1人で悔いている毎日です。
僕なりの考えを書いていきたいと思います。
友達を傷つけてしまい離れ離れになり悔やんでも悔やみきれない場合の考え方。
これは辛いですよね。
原因が分かっているからこそ余計辛いし悲しいですよね。
まず、「気持ちの整理」と「今後の動き」に分けて考える必要があります。
僕が同じ状況ならというので考えていきます。
友達を傷つけてしまい離れてしまった悲しい気持ちの整理
悲しい気持ちのままですと悩んでしまい同じところをグルグルと回ってしまいます。
まずは気持ちの整理をする必要があります。
細かく区切って考えていきます。
悔やんでも悔やみきれない場合の考え方
少し質問が前後しますが、まずはこの部分。
悔やんでも悔やみきれない場合はどう考えればいいでしょうか。
「悔やんでしまう」という部分です。
この時は
悔やんでもしょうがない
と考えてください。
悔やむ気持ちもわかりますが。悔やんでもしょうがないです。
悔やむだけでは、物事が良い方向に進むことはほとんどありません。
悔やんでいて、物事が良い方向に進むなら多いに悔やんで悩んだ方が良いですが、ほとんどの場合ではそのままでは何も良い方向に進みません。
悔やんでしまっているからこそ自分の心はずっとこの出来事にとらわれてしまっています。
僕は物事が良い方向に進んでいなくて、自分の気持ちも良い状態でいない時は「もったいない」と思います。
その時間は無意味・無駄とさえ思っています。
僕はより良い人生、楽しい人生を過ごしたいからです。
少しでも良い方に進みたいですし、良い時間を過ごしたいです。
決して悲しくて悩む人生を歩みたいとは思いません。
その中では悔やむというのは決して良くない事・感情です。
悔むことで幸せではないですよね?
悔やんでもしょうがないんです。
悔やんでも意味がないんです。
「悔やんでても良いことはない、悔やんでてもしょうがないんだな」と考えてみてください。
自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまった
相手の環境や考え方が変わったわけではなく、自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまったために離れていったと明確に分かっていて
自分の行いによって傷つけてしまうのは僕もありますがずっと心に残りますよね。
この出来事ややってしまったことは自分の心の中から完全に消えることはないと思います。
ある意味では忘れてはいけない部分でもあります。
でもそのうえで考えて欲しいのは
「やってしまったものはしょうがない」
です。
僕も今までにヒドイことをしてしまったり大きなミスをしてしまい「やってしまった・・・」と思うことは何度もあります。
人間だれしも失敗はします。
でも、やってしまったことをずっと考えているのは、決して物事が良い方向に進んでいません。
ミスはミスだし失敗は反省すべきことが多いです。
でも、やってしまったことを思い出しても悔やんでも、やってしまった事実は覆りません。
考えたからといって悔やんだからといって、その出来事は無くならないし別の出来事に変わることはありません。
まず「やってしまったことは仕方がない」と考えてください。
そのうえで良い方向に進むように対策や今後を考えてください。
「覆水盆に返らず」ということわざもあります。
器をひっくり返してこぼした水は二度と元どおりにできないように、一度離縁した夫婦の仲は元には戻らない。 転じて、一度してしまったことは取り返しがつかないというたとえ。
僕はこれは「やってしまったのならしょうがない」と捉えています。
器をひっくり返してしまったら「やってしまった」とは考えますが、まずこぼした水を拭くし、「次は気をつけよう」と思います。
そうするしかないからです。
器をひっくり返して水を眺めながら「やってしまった」と何もしないという事はほとんどあり得ないと思っています。
やってしまったことや過去の出来事はもう仕方がないんです。
どんなに悪いことでもやってしまったものはやってしまったのだから仕方がない。その出来事は何をしても覆りません。
この先ですることは後で書きますが、そこに繋げてこそ意味が出てきます。
とりあえず「やってしまったものはしょうがない」と考えてください。
代わりの友達を作るという考えにはできそうにない
現在68歳で今後同じような友人を作るのは非常に困難な状況で、そもそも代わりの友人を作るという考え方はできそうもありません。
まず、友人はどの年齢でも作るのは難しいと僕も思っています。
ですので年齢はあまり関係がないと思っています。
年齢のことは気にしないでくださいね。
文章を読むと
仲良かった人にヒドイことをしてしまって、もう友人なんて作らないほうがいいのではないか?
友人になってくれた人にまた何かヒドイことをしてしまうのではないか?
どこかこのような考えが奥深くにある気がします。
ですが、大丈夫。
今回のことで大きく気にしているなら気をつければいいだけですから!
また「代わりの友人を作る」というのが引っかかりました。
言いたい意味と僕の解釈の意味が違うかもしれませんが、「傷つけてしまった友達の代わり」を作る必要はないです。
代わりと思うから重く考えてしまいます。
「友達」と一括りにしていますが、Aさんという友達とBさんという友達は同じ友達だとしても全く違う人間です。
別に「いつか(新しい)友達が出来ればいいな」と考えてみてください。
個人的に友達は作ろうとして友達関係になるというより「自然に友達になっている」という感覚が近いと思います。
ですので、この文章を読んだ時に「気持ちは分かるけどそこまで気にしなくてもいいのに」と思ってしまいました。
何事も重く考えすぎないほうが良いです。
【まとめ】友達を傷つけてしまい離れてしまった悲しい気持ちの整理
「友達を傷つけてしまい離れてしまった悲しい気持ちの整理」についてをここまで書いてきましたがまとめます。
【まとめ】友達を傷つけてしまい離れてしまった悲しい気持ちの整理
- 「悔やんでもしょうがない」と考える
- 「やってしまったものはしょうがない」と考える
- 「傷つけてしまった友達の代わりを作る必要はない」と考える
- 「いつか(新しい)友達が出来ればいいな」と考える
- 物事が良い方向に進んでいなくて、自分の気持ちも良い状態でいない時は「もったいない」と考える
このように考えます。
大半は「やってしまったものはしょうがない」と考えてOKです。
これだけだと「軽過ぎではないか?」「そんなのでいいのか?」と思いがちですが、ここで終わりではありません。
ここから今後するべきことを考えます。
少しだけ気持ちの切り替えができて、するべきことを実行すれば、前に進むことができます。
同じところで悩んで悔やんで泣くことはなくなります。
友達を傷つけてしまい離れ離れになり悔やんでも悔やみきれない場合にする具体的な行動
ここからは実践編というか行動編です。
自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまったので「今後同じことをしないようにしよう」と強く心に刻む
自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまった
このことで自分がすべきことは
今後同じことをしないようにしよう
と強く心に刻むことです。
刻むことや決心だけでなく、しっかり理解する必要があります。
紙とペンを用意してください。
そこにこのような項目を作ります。
この質問の答えを紙に書いてください。
回答 | |
どういう状況の時だった? | |
私は何をした? | |
その時の私の気持ちは? | |
相手の反応・気持ちは? |
その次が大事です。
同じことをしないためにどうすればいいか?
を紙に書いてください。
「どういう状況」が分かったら、同じ状況を作らなければ同じことはしにくいですよね。
「何をした」が明確にわかれば、それをしなければいいだけです。
「相手の反応・気持ち」がわかれば、そのような気持ちにさせない行動をすればOKです。
詳しい状況が分からないので僕はこれ以上は言えませんが、自分で現状を把握して、改善案を自分に出してください。
例えばですけど、工事現場で大きな事故があったとします。
そしたら、「いつ、どんな状況で、誰が、何をしていて、どうなった」などを調べます。
事故状況を把握したあとで「では同じ事故が起きないためにどうするか」というのを考えます。
1回の案で完全に改善されない場合もありますが、ダメだった改善案を知ることができたので別の改善案を考えていきます。
そうして事故は減っていきます。
人間関係でもなんでもそうです。
なぜ、どうして起こったのかが分からないと改善案は出しにくいです。
料理でも「しょっぱくて美味しくない」のが出来上がったら「塩を倍以上入れてしまった」というミスが分かって、次からは間違えないように考えます。
現状を把握して、改善案を出します。
これは頭の中でやってはいけません。
絶対に紙に書いてください。
ここまで悔やんでしまう事をしてしまったら他の人にはしたいとは決して思ってはいないはずなので、是非考えてみてください。
書いた紙を家の見やすい位置に貼る
書いた紙は家の見やすい位置に貼ります。
出来るだけ大きな紙に書き直してもいいです。
家で良く見る位置に貼ります。
これだけ悩んで悔いたことです。
同じ失敗をするのはもったいないです。
もっと素敵な時間を作り出すのに全力を出した方が幸せです。
そのために!
同じ失敗は絶対ダメです。
ある意味では戒めとして、ある意味では常に改善案を見るために毎日見てください。
もう大丈夫と思ったら剥がしてくださいね。
友人を作る
現在68歳で今後同じような友人を作るのは非常に困難な状況
この困難な状況がどういう状況かが分からないのですが、色々な方法を使えば友達は作れます。
気持ち的には「もう友達は・・・」と考えているかもしれませんが、同じように傷つけなければいいだけです。
また、人や友達と接するだけで心が癒えていくはずですし、もしかしたら以前の友達のような仲の友達ができるかもしれません。
ただ、どういう生活をされているかはわかりませんが、家で誰とも接していない、ネットもしていない場合は友達はできにくいです。
友達を作るには具体的な行動をする必要があります。
実際に人の集まる場所に出向く
実際に人の集まる場所に出向いてください。
もちろん人の多い街に行くという意味ではありません。
例えば
などです。
自分の趣味があれば何かのイベントに参加するのはかなり良いかと思います。
同じ趣味の人は友達関係になりやすいです。
私の住んでいるマンションでも掲示板には「山登り参加者募集」「ウォーキング参加者募集」「囲碁やっています」・・・など色々な張り紙があります。
掲示板などなければ、多分コミュニティーセンターや市役所・公民館などにそういうのがあるはずです。
ネットやスマホが使えれば検索すればたくさん出てきます。
色々探して見て欲しいです。
またボランティアだったら趣味などは必要なく、参加もしやすく人の役に立つことができます。
パートや仕事をするのもありかもしれません。
人に接して、話して話が合う、趣味が合う人と何回も合えば友達関係にはなりやすいかと思います。
ネットで友達を作る
実際に出会わなくても今はネットで人と仲良くなることができます。
パソコンやスマホが必須ではありますが、持っていたら是非試してほしいです。
Twitterは個人的に好きなもので、文字を入力し呟くものです。
趣味があれば、そのことについて呟いていれば同じ趣味同士で繋がることができます。
他にも人が繋がるSNSというものはたくさんあります。
SNS(Social Networking Service=ソーシャル・ネットワーキング・サービス)とは、友人どうしのつながりから、コミュニティを広げるための集まりです。
ネットで「友達募集」と検索すれば色々見つかります。(「友達募集」検索結果リンク)
まだまだ色々とあるので、是非検索してみてくださいね!
【まとめ】友達を傷つけてしまい離れ離れになり悔やんでも悔やみきれない場合にする具体的な行動
友達を傷つけてしまい離れ離れになり悔やんでも悔やみきれない場合にする具体的な行動
- 自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまったので「今後同じことをしないようにしよう」と強く心に刻む
- 「どういう状況の時」「何をした」などを紙に書く
- 「同じことをしないためにどうすればいいか?」を紙に書く
- 書いた紙を家の見やすい位置に貼る
- 人の集まる場所に出向いたりネットで友達を作る
友達と別れてしまった過去は変えられないので自分で良い意味を持たせることが大切
以前「人から嫌われて別れてしまった時の気持ちを切り替える5つの方法。友達や好きな人に嫌われた時の対処法。」という記事でも書きましたが、僕の考えとして「過去に良い意味を持たせる」というのがあります。
過去に起こってしまったことは変えられません。
良いことでも悪いことでも過去の出来事は事実として残りますよね。
悪いことの場合では意味も悪い意味をもたせがちです。
でもそこに良い意味を乗っけることでその出来事自体が良いことに変わるし前向きに進むことができます。
「〇〇さんに嫌われてしまって関係は途絶えてしまった.
だけど、このことがきっかけで他人の気持ちを考えられるようになれた」
と考えられたら過去の出来事も自分の中では良い意味になります。
悪い過去も自分次第で良い過去に塗り替えることができるので積極的に塗り替えていってくださいね!
【おわりに】友達を傷つけてしまい離れて悔やんでも悔やみきれない場合の考え方。
僕なりの「友達を傷つけてしまい離れて悔やんでも悔やみきれない場合の考え方と行動」を書きました。
僕の考えは世界一周の旅や色々な仕事を立ち上げてきたりして切り替えがとても早い考え方になっています。でも僕にはとても有効です。
現状は悲しくて辛いかもしれませんが、自分から動かないと何も始まりません。
そのために気持ちを整理して、気持ちを切り替えてください。
そして、今後のするべきことを実行してください。
この失敗が役に立ってある意味ではあって良かったのかも…と思えるように自分で意味を付け直してください。
68歳とのことですが、まだまだ時間はあります。
僕の両親は70歳を超えていますが、「人生100年の時代だから30年近くあるんだよ? 今から色々やれば30年も楽しめるよ!」とよく言っています。
20~30年以上もある人生で、もっともっと素敵で楽しくて幸せなことを見つけるように進んだ方が僕は良いと思います。
どんな嫌なことがあったとしてもです。
僕は人生を楽しく幸せに生きて死ぬときには「あ~、なかなか良かったんじゃない?」と言って死にたいです。
まだまだ続く人生どう進むか、どう彩るかはご本人次第です。
どうしたらいいかと質問するのでしたら「どうにかしたい」という気持ちの表れだと思います。
質問を送ってくださった行動力の素晴らしさがあるので、是非この機会にこの方法を試してみてはいかがでしょうか?
若輩者の考えですが、少しでもお役に立てば嬉しく思います!!
このページの最後に役に立ちそうな記事紹介も貼っておきます。
気になりましたらそちらもご覧ください。
【まとめ】友達を傷つけてしまい離れてしまった悲しい気持ちの整理
- 「悔やんでもしょうがない」と考える
- 「やってしまったものはしょうがない」と考える
- 「傷つけてしまった友達の代わりを作る必要はない」と考える
- 「いつか(新しい)友達が出来ればいいな」と考える
- 物事が良い方向に進んでいなくて、自分の気持ちも良い状態でいない時は「もったいない」と考える
友達を傷つけてしまい離れ離れになり悔やんでも悔やみきれない場合にする具体的な行動
- 自分の言動が原因で許しがたいほど傷つけてしまったので「今後同じことをしないようにしよう」と強く心に刻む
- 「どういう状況の時」「何をした」などを紙に書く
- 「同じことをしないためにどうすればいいか?」を紙に書く
- 書いた紙を家の見やすい位置に貼る
- 人の集まる場所に出向いたりネットで友達を作る
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