先日このようなお悩み相談を頂きました。
メールや生放送で相手の気持ちが読み取れなくて返信・コメントで怒らせたり微妙な空気にしてしまい失敗してしまいます。どうすれば相手の気持ちに気が付けて適切なやりとりができるようになりますか?
メールや相手への返しって難しいですよね。
対面も難しいですが文章でのやりとりも難しい。
僕はTwitterで1万人ほどのフォロワーがいてたくさんやりとりをしたり、メールのやりとりも多く自然に鍛えられました。
その中で得た考え方もあります。
今回は僕なりの「相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗しない方法・考え方。」を紹介したいと思います。
リアルでもSNSなどでも使える方法です。
コミュニケーションが苦手と思っている人に是非とも試してみてもらいたいです。
相手の気持ちが読み取れず返信で失敗してしまう理由と原因
相手の気持ちが読み取れず返信で失敗してしまう。
その理由と原因は
相手が求めている答えと自分の返した答えが違う
ことです。
全然違う答えが返ってきたら気持ちが落ちてしまうし、悲しむ可能性もあるし、もしかしたら怒ってしまうかもしれません。
そういうのがあるからこそ「失敗」となってしまいます。
相手が求める答えをしっかり考えられるようになれれば失敗は減っていきます。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗しないための方法・考え方まとめ
最初に相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗しないための方法・考え方のまとめがこちらです。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗しないための方法・考え方
- 自分が言いたいこと・したいことをしない
- 相手の言動・行動を「こう思っている」と決めつけない
- 相手の言動・行動を「こうじゃないかな?」と思うようにする
- 相手の行動・言動に対して喜怒哀楽の全てのパターンを考えてみる
- 相手がどういう反応を望んでいるかを考える
- 相手が喜ぶ対応をする
この内容について詳しく書いていきます。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗してしまう人は自分がしたいことをしない
まず、して欲しい考え方は
自分がしたいことをしない
です。
少し難しいことを言いますが、自分がしたいことが最優先になると失敗しやすいです。
それが失敗する理由は相手の気持ちに沿っていないからです。
相手が求める答えではないからです。
「俺は〇〇がしたい!」「私は✕✕をしてあげたい!」という考えが優先してしまうと、相手が望むことをしてあげられません。
「〇〇してあげたい」と考えた時はここでも一時停止です。
そのために次のことをしっかりしてください。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗してしまう人は相手の言動・行動を「こう思っている」と決めつけない
次にして欲しい考え方は
相手の言動・行動を「こう思っている」と決めつけない
です。
つい瞬間的に「こうに違いない」と考えてしまいがちです。
もしくは「こうだろう」と考えてしまいがちです。
相手の言葉を見ては「こういう気持ちでこの発言をしたんだろうな~」と思ったり、
相手の行動を見ては「この思いがあってこの行動をしたんだろうな」と思うかと思います。
でも、まずは決めつけないでください。
瞬間的に「こうだ」と解答に行きついてしまうかもしれませんが、それは一旦ストップです。
なぜなら、よく失敗してしまう人ならこの「瞬間的に辿り着いた答え」が間違っている可能性が高いからです。
瞬間的に相手の言動・行動に対しての考えを決めつけないようにしてください。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗してしまう人は相手の言動・行動を「こうじゃないかな?」と思うようにする
相手の行動や想いは相手にしかわかりません。
100%を理解することや高確率で当てるのは余程知っている友達や観察眼がないと難しいです。
ですので「こう思っている」と決めつけるのではなく、
相手の言動・行動を「こうじゃないかな?」と思うようにする
のを心がけてください。
「決めつけない」と似ている考え方ですが、決めつけではなく推測でとどめておきます。
「あの人は〇〇という思いからこうしたはずだ」ではなく「〇〇と思ったからこうしたのかな~」くらいのゆるい考え方にシフトチェンジしてください。
全ての考えに対してゆるく考えるスタンスに切り替えてください。
他人である自分が相手の考えを完璧に当てることは不可能です。
なので、こうかもしれないな~と考えてください。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗してしまう人は、喜怒哀楽の全てのパターンを考えてみる
次に
相手の行動・言動に対して喜怒哀楽の全てのパターンを考えてみる
のをしてみてください。
相手がどういう気持ちの時にその行動・言動をしたのかを考えます。
喜んでいるとした時の言動・行動。
怒っているとした時の言動・行動。
悲しんでいるとした時の言動・行動。
楽しいとした時の言動・行動。
それぞれの感情の時に込められた気持ち・メッセージも考えます。
喜んでいるとしたら「〇〇」と言いたいのかな?
怒っているとしたら「〇〇」と言いたいのかな?
悲しんでいるとしたら「〇〇」と言いたいのかな?
楽しいとしたら「〇〇」と言いたいのかな?
ここでも「こう思ってるに違いない!」という決めつけはやめて、あくまで推測でとどめておいてください。
同じ文章や言葉、行動でもその時の気持ち次第で込められたメッセージは違いますよね。
全てのパターンを考えてみてください。
そして、色々と考えたあとに「今回の場合はどれが一番近いかな?」と考えてみてください。
もしくは「結果だけを見ると二つの中間かな~」「どっちも考えられるな~」と感情を絞ってください。
この方法は相手の気持ちを考える方法としてはとても役に立ちます。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗してしまう人は相手がどういう反応を望んでいるかを考える
相手がどういう気持ちかを考えられたら
相手がどういう反応を望んでいるかを考える
ことをしてみてください。
リアルでの話でもSNSでのツイートややりとりでも、「相手が望んでいる反応」というのが少なからずあります。
例えば、女性が「髪を切ったんだ~」と言ったとしたら、髪のことに触れて欲しいし「カワイイ」と褒めて欲しいし「似合っている」と言われたいかもしれません。
例えば、僕はプロギタリストとしても活動していますがギター演奏動画をSNSにあげたら「カッコイイ!」とか「上手い!」とか言ってもらえると嬉しいです。
「髪の毛切ったら」とか言われたら「そこはどうでもいいんだよな~」とか思ってしまいます(笑) (言われたことは無いけど)
何かしら望んでいる反応がある場合も多いです。
さらに「〇〇を言われたら喜ぶ」というものもあります。
相手が望む反応とはズレれば微妙な空気になります。
さきほどの女性が「髪の毛を切った」という話に「おはよう~!」とか返したら「え?」となりますよね。
「今日も暑いね!」とかも「は?」となります。
その理由は「いまここでは相手が望む対応ができていないから」です。
どんな時も相手が望む対応や言葉を考える必要があります。
「これは言ってはいけない」も考えられる
相手が望む対応を考える事は「これは言ってはいけない」も考えられます。
踏んだらアウトな地雷の対応も自然と考えられるのでとても良い方法です。
自然にできない場合は「この場合は何を言ったら嫌な気分になるかな?」と考えてみてください。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗してしまう人は相手が喜ぶ対応をしましょう
相手がどういう気持ちで言ったのかを考えて
相手がどういう反応を望んでいるかを考える
これができたら
相手が喜ぶ対応をする
だけです。
「相手がどういう反応を望んでいるか」をいくつか考えられたら、その中で相手が一番喜びそうなことをすれば失敗することはかなり減ります。
ここでも自分がしたいこと、自分が言いたいこと、ではなく「相手が喜びそうなことをする」のが重要です。
自分がしたいこと言いたいことと相手が喜びそうなことがズレていたら微妙な反応になっちゃいますよね。
何を言ったら喜ぶかな?
何をしたら喜ぶかな?
と考えて辿り着いた答えの対応をします。
「一番喜びそうなこと」が見つからなければ、「喜ばない行動」「言われたくないだろうこと」を避ければ問題はないです。
当たり障りのない反応になるかもしれませんが大きな失敗も無くなります。
相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗しないための方法・考え方。コミュニケーションが下手な人にオススメ。
ここまで僕なりの「相手の気持ちが読み取れず返信や対応で失敗しない方法・考え方」を紹介しました。
やることが多く感じたかもしれませんが、慣れると一瞬でできます。
考える癖をつければ一瞬です。
どんな時でも「相手のことを考えること」が重要です。
相手が求めている答え
相手が喜ぶ答え
ができるようになれば失敗は減ります。
今回紹介した考え方などを是非試してみてください。
少しでもお役に立てれば嬉しく思います。