レターパック520は厚さを気にせずに発送可能です。
レターパックを箱状に立体形成にすることで箱型のものもキレイに梱包し発送することができます。
今回は「レターパックの立体形成の方法」を解説します。
画像多めで分かりやすく説明します。
とても便利な方法ですので是非試してみてください。
この記事がお役に立てば嬉しく思います!
レターパックの立体形成・箱型には「発送物」と「定規」と「目打ち」が必要です
まずは用意するものの紹介です。
発送物
今回レターパックで梱包するものはこちらです。
こういう箱型のものは梱包しにくいですが立体形成すれば問題ありません。
発送するため緩衝材のプチプチでくるみます。
「定規」と「目打ち」が必要です
今回の立体形成で必要なのが「定規」と「目打ち」です。
立体形成は「折れ線を引いて折り曲げる」という作業をします。
定規はレターパックより大きめのが望ましく30cm~35cmくらいの長さがあれば立体形成はやりやすいです。
「目打ち」は折れ線を引くために必要です。
僕は「千枚通し」を利用していますが「目打ち」の方がやしやすいかと思います。
Amazonで人気の「クロバー(Clover) S目打 21-233」が安くて便利だと思います。
レターパックの立体形成で必要な箱の長さの計測
レターパックの立体形成では発送物の「縦」の長さと「高さ・厚さ」の長さが必要です。
最初に計測をして覚えておきます。(忘れても再度計ればOK)
ぴっちり正確な値よりもほんの少し余裕を持たせておくのがオススメです。
今回の発送物の縦の長さは 9cm です。
高さ・厚さの長さは 7cm です。
高さ・厚さの長さは計測した数値の 半分の数値 を使います。
今回は7cmなので半分の数値「3.5cm」を覚えておいてください。
縦の長さ | 9 cm |
---|---|
高さ・厚さの長さの 半分の数値 |
3.5 cm |
この二つの数値だけ覚えていればもう大丈夫です!
レターパックの立体形成・箱型の方法の概要・簡単な説明
詳しく説明する前にざっとレターパックの立体形成の方法を説明します。
下記画像のように折れ線を引きます。
大事なのは赤線、青線部分です。
赤線は高さ・厚さの長さの半分の数値
青線は縦の長さ
です。
この線を全て引いて、折り曲げて、開く・・・すると箱型の立体形成レターパックができます。
これだけだと分かりづらいので、実際に組み立てていきます!
画像を見ながら一緒にやれば絶対できるので安心してくださいね♪
レターパックの立体形成方法・箱型の説明
レターパック、定規、千枚通し(目打ち)を用意します。
まずは横の縦ラインを引きます。
縦ラインを引く
縦ラインは箱の底の部分を作るために必要です。
高さ・厚さの長さの半分の数値=3.5cmを使います。
レターパックの下から3.5cmの部分に目打ちを押し当てて印をつけます。
印としてわかればいいので、穴を開けたり突き抜けるような力でやる必要はないです。
別の位置にも3.5cmの場所に印をつけます。
点と点を結べば縦ラインができるので、印を超えて上から下まで一気に線を引きます。
線を引く強さも強すぎると割れたり切れたりしてしまうので、軽くで大丈夫です。
横ラインを引く
次は横ラインです。
先程の縦ライン上の端から3.5cm部分に印をつけます。
別の場所にも上から3.5cmの場所に印をつけます。
点と点を結んで軽く線を引いて縦ラインができます。
他の縦ラインを引く
次は他の部分の縦ラインを引きます。
ここで大切になるので「発送物の高さ」の数値です。最初に計った部分ですね。
今回は9cmです。
横ライン上に最初に引いた3.5cmの縦ラインから9cmの部分に印をつけます。
さらにそこから上部に3.5cmの場所に印をつけます。
逆側も同じように印をつけます。
上下で縦一直線に印でができたので縦ラインを引きます。
斜めの線を引く
線を引く作業は最後です。
最後は斜めの線を引きます。
↓緑丸で囲んだ斜めの線です。
3.5cmの交わった点から斜めの端に向けて線を引きます。
他の場所も同様に線を引きます。
表面の線引きが終了です
これで表面の線引きが終わりました。
下記図のような線がひけているはずです。
一緒にあればOKです。
もし足りない線があったら追加で引いてくださいね。
裏面も同じことをして線を引く
表面が終わったので裏面も全く同じことをして線を引きます。
レターパックの引いた線を折りまげる
全ての線が引き終わりました。
次は引いた線を折り曲げていきます。
強く曲げすぎないのがコツです。
横のラインも折り曲げます。
斜めの部分も軽く折り曲げます。
裏面からも同様に折り曲げます。
レターパックを開いて立体形成・箱型にしていきます
次はレターパックを開いて立体形成・箱型にしていきます。
レターパックを開いて手を奥まで入れます。
手を入れながら、外側から線の交わった部分を軽く押します & 斜めの部分を突起させるように押します。
中では底の部分が出来上がります。
反対側もやると完全の底の部分が完成。
横の部分もギュッと押して箱型を作っていきます。
こんな感じにできれば完成です。
折れ線を引いて、折り曲げたからしっかりとした立体形成・箱型になります。
次は荷物を入れていきましょう!
レターパックの立体形成・箱型に荷物を入れる
レターパックの立体形成・箱型ができたので荷物を入れます。
中央に入れます。
左右が開くので緩衝材のプチプチを入れて中で動かないようにしつつ、衝撃を和らげます。
上部を閉じるのは少しだけコツがいります。
外側の斜めの線を折りながら尖らせるようにします。
反対側も斜めの線を折るとキレイに上部が閉まります。
横の部分も凹凸の部分をハッキリさせつつまだ閉じていない部分まで行きます。
こちらも斜めの線をとがらせるように力を入れます。
ペタンと尖ると上部がしかkりと閉まります。
この状態でほぼ終わりです。キレイな箱型になっていますね♪
最後に封をします。
レターパックは両面テープが貼ってあるので、白いテープを剥がします。
ゆっくりと下ろしていき貼り付けます。
粘着が強いので失敗するとやり直しがききづらいので、両手でしっかりゆっくりつけてくださいね。(今回は撮影のため片手です)
しっかり封をしたら、これでレターパックの立体形成・箱型が完成しました!
レターパックの立体形成・箱型の完成品
レターパックの立体形成・箱型の完成です!
キレイな箱型になっていますね!
最後にレターパックにお届け先・依頼主・品名を記載して立体形成・箱型での梱包は完了です!
最後にレターパックにお届け先・依頼主・品名を記載して立体形成・箱型での梱包は完了です!
下にある「ご依頼主様保管用シール」も剥がし忘れの無いように!
ここまでやれば梱包は完了したので、郵便局に持って行き、窓口の方にお渡しすれば発送も終わります。
【追記】さらに大きいものをレターパックの立体形成・箱型にして発送する場合
ここまでの説明では小さい箱の梱包でした。
もっと大きいものを送る際の立体形成・箱型では上部に少し工夫が必要です。
大きい物を入れる時は線を引く部分が少し変わります。
大きい荷物だと上部をキレイに閉めることができません。
どの時は横の部分を少し切ると上手く閉じることができます。
横の部分をラインの部分まで切ります。
切ったら内側に折りたたみます。
フタを覆いかぶせます。
シールを剥がして封を閉じます。
押し付けながらシールを引っ張るとキレイに貼れます。
端っこも内側に折りたたんでおくとキレイです。
大きいサイズでもしっかり梱包ができます。
大きさにより多少の工夫が必要ですが色々と箱型にすることができるので色々試してみてくださいね!
レターパックの立体形成・箱型の方法を徹底解説!!厚みを気にせず箱型のものも発送可能でオススメ!
「レターパックの立体形成・箱型の方法」を徹底解説しました。
立体形成・箱型にできれば色々な物が梱包でき発送できるのでとても便利です。
やり方が大変そうだし面倒な気もするかもしれないですが、1つか2つ作ればすぐに慣れて簡単に作れるようになります!
線を強く引きすぎると切れてしまうのでそこだけ気を付けてくださいね。
この記事がお役に立てれば嬉しく思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!