以前「iPhoneでギターのライン録音をする方法! アンプシミュレーターを使って良い音で録る!」という方法をブログに書きました。
「YAMAHA AG06を利用してiPhoneの動画で音源を流しながらギターの音も録り映像も撮る」というものでした。(AG03でも可能)
多くの人から「良い音で録れるようになりました!」「簡単に出来ました!」と声を頂けて役に立ててとても嬉しい限りです。
そんななか先日このような質問を受けました。
AG06を使用し音源はPCから流すと書いてあったと思うのですが、私はiphone 7から音源も流したいのです。動画を撮りながら原曲も流すことは可能でしょうか?
そのあとの会話から「PCを使わないで同じように動画を撮りたい」とのことでした。
最初に書いた方法は「PCから音源を流す」という前提だったため、PCを持っていないと利用する事ができなかったんです。
質問を受けてから色々と実験して、PCを持っていない人でも良い音で録れる方法を見つけました!
結構苦労して辿り着いたから、マジで見て!参考にして!(笑)
ちょっと長いですが、よろしくお願いします!
目次[表示]
スマホで音源を流しながらギターのライン録音は無理
まずはじめに「スマホで音源を流しながらは無理」という事が分かりました。
i-tunesにしろ、Youtubeにしろ、スマホからおとを流すのはもちろん可能です。
しかし、動画を撮るためにカメラを起動しビデオに変換すると音楽が止まります。
どうにかバックグラウンド再生が出来ないかと調べましたが、「ビデオを撮る」という状態では全てが無理でした。
さらにイヤホンジャックからAG06のAUX端子に繋いでも普通に聴く事は出来るんですが(音は流すことが出来る)、「ビデオを撮る」ときには音楽はストップしてしまいました。
スマホで音を流しながら動画を撮るのは無理でした。
iPhoneで良い音でギターのライン録音をするための解決策
スマホ本体での音源を流すのが無理という状態だったので、いくつか解決策を考えてみました。
スマホ内でDTMを立ち上げて音と動画を組み合わせる
最近ではスマホでDTMが出来ます。
音源を貼り付けて、その上で自分がギターを弾き、別で動画を撮って、映像と音を組み合わせる方法です。
・・・めちゃめちゃ面倒な方法ですよね。。
この方法を書いてる時点で「面倒くさい方法」と思いました。
これで出来るのは知っていたけど、この方法がイヤだから先日の方法に辿り着いたので、この方法は却下です。
そして、次に考えたのが今回紹介する方法です。
外部音源プレイヤーを用意する
「スマホで音源を流すのが無理」だったら、答えは1つ。
外部音源プレイヤーを用意する
です。
MP3プレイヤーを用意すればいいんです。
「MP3プレイヤーなんてお金がかかるでしょ」
と思ったあなた!
ちょっと待った!
そのために自腹を切って実験して辿り着いたMP3プレイヤーがあるんです。
それが「APOD MP3 / 激安MP3プレイヤー」です。
そう、先日紹介したMP3プレイヤーです。
(「【126円】APOD MP3 / 激安MP3プレイヤーを買ってみた!【MA-8564】」)
これ・・・126円!!(税込・送料込み)
この値段だったら負担かからないでしょ?
使えるかどうか不安だったので自分で買って確認してみました。
問題なし!
なので、これを使って説明をしていきたいと思います!
PCを使わないでiPhoneで良い音でギターのライン録音で準備するもの
PCを使わずにiPhoneで良い音で録る方法で必要なのはこのアイテム。
YAMAHA AG06
生放送などでも使えるし、今回のiPhoneで良い音で録るのにも使えて、音も良く使いやすいミキサー。
僕は生放送でマイク使ってしゃべりながらギターを弾いたりするため、チャンネル数の多い「AG06」にしました。
チャンネル数の少ない「YAMAHA AG03」でも大丈夫です♪
Lightning - USBカメラアダプタ
いま使っている画像のはもう販売されていないようですが、後継モデルの「Lightning - USBカメラアダプタ」でも同じように使えます。
これが一番大事。
※純正でなくても安いモデルのがあるのでそっちのが良いかもしれません。値段も半分以下だし充電しながら録音も可能です。
APOD MP3 / 激安MP3プレイヤー
■ 【MA-8564】APOD MP3 / MP3プレイヤー
これでなくても外部プレイヤーだったら問題ありません。
MP3プレイヤーで一番安いのはおそらくこれだと思います。
今回の方法の肝です。
PCを使わないでiPhoneで良い音でギターのライン録音の接続方法
ここからは接続方法を画像多めで分かりやすく書いていきます。
この通りにやれば大丈夫です!
iPhoneで良い音でギターのライン録音でのYAMAHA AG06の接続方法
まずはYAMAHA AG06です。
電源
PCがあればUSBケーブルをPCに繋いでバスパワーで電源供給していますが、今回はPCが無し。
なのでコンセントから電源確保です。
必要なのはこちら。
コンセント→ Micro USBケーブル → YAMAHA AG06 の順で繋ぎます。
iPhoneを購入していればコンセントがついいるはずなので、それを使います。
ケーブルとUSBを繋ぎます。
オススメケーブル
先をMicro USBに切り替えてYAMAHA AG06本体に接続します。
アンプシュミレーターとAG06を接続
アンプシミュレーターをYAMAHA AG06に繋げます。
僕は「Fractal Audio Systems Axe-Fx」を使用していますが、もちろんアンプシミュレーターは何でも良しです。
ちなみにAxeはラックケースに入れて机の下にキャスター付きのラックに乗せています。キャスターがあるので出す・しまうのが簡単。一番は下の掃除がしやすいので、これオススメ!(本当はPCを乗せてたのだけど便利です。購入したのはラックとキャスター。)
これでギターの音は出すことが可能です。
iPhoneカメラアダプターとミキサーの接続方法
iPhoneとミキサーを繋ぎます。
使うのはYAMAHA AG06に付属されているこのケーブル。
片方を本体に挿して
もう片方は普通のUSBで、これをiPhoneカメラアダプターに挿してLightning端子に変換します。
これをiPhonen挿します。
これで、ミキサーとiPhoneの接続は完了です。
MP3プレイヤーとYAMAHA AG06の接続方法
APOD MP33プレイヤーのイヤホン端子。
ここにケーブルを挿します。
使用しているのは以前記事にも書いたUGREENのケーブルです。
もう片方はAG06の「AUX」に接続します。
遠目から見るとこうなります。
Ugreenのケーブル
UGREENのケーブルは安いしコスパが良いので気に入っています。
これで接続は完了です!!
PCを使わないでiPhoneで良い音でギターのライン録音で動画撮影
もう接続が完了したので、MP3プレイヤーから音楽を流します。
ギターと入力音源の音量バランスを取ります。
そして備え付けのカメラアプリを起動します。
他のアプリをDLする必要もありません。
ミキサーにヘッドフォンを挿していれば、モニターしながら出来るので良いですね。
そして撮影開始です!!
再生マークを押せばOKです^^
iPhoneの動画開始で録画・録音ができるのは本当に楽です^^
これで全部完了です。
PCを使わないでiPhoneで良い音でギターのライン録音するためにMP3への音源取り込み
androidの場合はMicro SDカードを入れて音楽を移動させればOK。
iPhoneの場合はMicro SDカードを差し込めないので別の方法を使います。
「外付メモリカードリーダー」を使います。
先っぽがLightning端子のを選ぶ必要があります。
iPhoneの容量が足りない場合もこれらを使用してmicro SDカードを利用し容量を増やすことも可能。
これらを繋いだらMicro SDカードに音楽データを移動です。
Micro SDカードは別売なのでお気をつけて
Micro SDカードは別売です。
「Samsung microSDカード32GB 」はSDHC + 8GBで 550円という破格!(送料無料)
久々にSDカードを調べたけど今はこんなに安いんですね~。すんごいお得^^
【PC不要】iPhoneで良い音でギターのライン録音をする方法! アンプシミュレーターを使って良い音で録る!
以上が「【PC不要】iPhoneでギターのライン録音をする方法! アンプシミュレーターを使って良い音で録る!」という内容の接続方法でした。
今回の方法で必要なのは主に3つ。
です。
「YAMAHA AG06」で話を進めてきましたが、よりシンプルで安い「YAMAHA AG03」でも可能です。
この記事が役に立って、少しでも動画で良いライン録音が録れれば嬉しいです。
【オマケ】ROLAND GO:MIXERでも出来る
今回はYAMAHA AG06で話を進めてきましたが、「ROLAND GO:MIXERというものも簡単にできます。
軽量、コンパクト、簡単操作のGO: MIXERを使えばスマートフォンを使ってハイクオリティなミュージック・ビデオや動画コンテンツを簡単に作成することができます。
入力数の違い、多機能かシンプルかで選ぶのが良いと思います。
便利で良さそうですよね^^
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