ギタリストは機材以外に何を持っていくの?
そんな疑問に答えるために今回は機材とは別でギターケースに入れておくと役に立つオススメのアイテムを紹介したいと思います。
20年以上色々な現場でギターを弾き続けてきました。
その間に色々なトラブルもありましたが持っていた道具に助けられました。
また持っていなくて困ったアイテムもありました。
現在、本当に必要なものを選んでギターケースに入れています。
普通の物も多いですが、これがあれば充分というモノたちです。
ギターケースの持ち物の参考にしてもらえたら嬉しく思います!
※エレキ、アコギともにほとんど同じ荷物です。
交換用のギター弦をギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
まずは交換用のギター弦です。
リハやライブをしていて弦を切ってしまった時に交換をするので、これは必須です。絶対持っておくべきアイテム。
僕はアコギでは「Elixir エリクサー NANOWEB 80/20ブロンズ Light .012-053 #11052」を使用しています。
画像のものは真空パックされたものです。
シリカゲル(除湿剤)も入っています。
裏には脱酸素剤があります。
これはMusic Lifeのもので、Music Lifeではすべての弦を真空パックにしています。
昔にダダリオの弦をギターケースに入れていたんですが、交換しようと思ったら錆びていたんです。
錆びにくいコーティング弦でもずっと持っていると劣化してしまうので、真空パックだと劣化せず錆びにくいのでオススメ。
箱に入れるとかさばるので、中だけを持ち歩いています。
エレキは「ELIXIR NANOWEB LIGHT」。
これも真空パックので、箱は持ち運ばず弦だけを持ち歩いています。
Planet Waves ストリングワインダー&ニッパーをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
これは「Planet Waves by D'Addario プラネットウェーブス ストリングワインダー ギター用 ニッパー付き Pro-Winder DP0002 」。
弦交換が必要な時のためのアイテム。
ペグ回しが楽&高速になるストリングワインダー。
さらにこの道具はニッパーも付いています。
柄の部分を開くとニッパーになります。
「抜群の切れ味!」とは言えないけど、弦を切るのには充分でアルトベンリな一品。
ニッパーを別々で持ち歩く必要がなく持ち物を減らせるので本当にオススメ。
僕のは古いタイプだけど、新しいのはアコギのブリッジピン抜きも兼ねていて一石三鳥の優れもの。
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プラスドライバー、マイナスドライバーをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
ギターはなにかとネジが多いためプラスドライバー、マイナスドライバーもあると便利です。
エフェクターや機材関連でもネジは多いですもんね。
何かあった時に開けられないというのは結構厳しいものがあります。
100均のドライバーセットでも充分です・・・が貧弱なのは間違いなく、使う場面は緊急時だろうしイライラしたり折れたりしたら厳しいのでちょっと良いのを持っておいた方が良い気も最近しています(笑)
モンキーレンチ(アジャスタブルレンチ)をギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
お次は「モンキーレンチ(アジャスタブルレンチ)」。
モンキーレンチなんていらないだろ(笑)
という感じなんですけど、地味にあると便利。
何に使うかというと、ギターのペグです。
ヘッドにあるペグの表に六角形の部分がありますよね?
これがたまーーーに緩んでしまうことがあるんですよね。
エレキではほとんどないけど、アコギだと何回かあります。
これが緩むと弦を鳴らした時に「カタカタカタ・・・」と音が鳴るんです。
演奏してると気が散るし、マイクでの集音やコンタクトマイクを使用中はその音を拾わないか気になる。
本番中にいきなりなるというのはほぼなく、なったとしてもリハやサウンドチェックの時に気が付くので、本番までにキッチリ締めています。
モンキーレンチは幅を調節できるので便利。
あまり使う機会はないけど小さいのを1つでも持っておいた方が良いです。
爪切りをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
爪切りも持っておいた方が良いアイテムです。
「家で切れば必要ないじゃん」と言われるとそれまでなんですけど、案外切り忘れてしまう場合も多いんですよね(僕は
左手の爪が長いと指板に当たるし、コードを抑える時に指を立てると爪が邪魔で押さえにくい。
右手はアコギの場合は長すぎて弾きにくい、ピック弾きでもカッティングの時に弦に当たる。
出先で気が付いた時に爪切りがないと「やっちまったぁ」という思いになります。
僕が使っているのは「カバー・ストッパー付き」の爪切りで切っても爪が飛び散らずカバーの中に入るタイプ。 家でもこのタイプを使っているけどめっちゃ便利!
爪切り持っておくのをオススメします。
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チェコのガラス製爪ヤスリをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
爪切りの次は「ガラス製爪ヤスリ」。
これも必須です。
爪切りで爪を切ると直線になってしまいます。
エレキを弾いたり、詰めの長さは短ければOKの左手は気にならないんですが、指弾きをする右手のためには必要のアイテム。
ヤスリで爪の形を整えて理想の音が出るように調整するにはヤスリは絶対に必要。
このチェコの爪ヤスリの削り具合は最高で家でも愛用しています。
素早く簡単に滑らかに削れるので超絶オススメ。
10年とか使っているけど壊れることもなく、家でも出先でも使い続けられる耐久度も素晴らしい。 ベタ惚れの爪ヤスリ。
特にアコギで指弾きをする人にはこれは使ってみて欲しいですね^^
クリップをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
お次はクリップ。
クリップは譜面&譜面台を使う時にあると便利。
ライブはライブハウスだけでなく色々な場所でやります。
マザー牧場などの外での演奏も多く、風が強い時に譜面を見るのは飛んでいかないか超心配。 もちろん譜面台にストッパーがありますが、譜面が見づらくなるのと物足りない。
屋内では使わない・・・と思いきや、エアコンの風が直接当たる場所に譜面があるとクリップを使わないと譜面が飛んでいきます。
クリップは大きめのも小さめのも両方用意しています。
譜面を使う人は持っておくと便利です。
「プラス エアかる」が開く力は半分で済むのでオススメ!
筆記用具をギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
お次は筆記用具です。
リハでのメモ、譜面修正などなど絶対必要な筆記用具。
パイロット フリクションボール ノック ブラック
筆記用具でオススメしたいのが「パイロット フリクションボール ノック 0.7mm ブラック LFBK-23F-B」。
これはボールペンと同じようなものなんだけどインクが特殊で上のゴムでこすると消すことが出来るんです。
普通のボールペンだと間違えた時消せないでしょ?
でもこれは消せるので超便利。
書き味も良いのでフリクションボールは超オススメです♪
赤黒二色ボールペン
もう一つは「赤黒二色ボールペン」。
フリクションのペンで黒色があるんだけど、赤色のペンもあると便利なんですよね。
譜面に書き込むときに目立つので見やすい。
注意事項を赤で書き込んでおけば間違えにくいですしね♪
ちなみに黒で書いて本番見落として失敗したことがあります(真顔
マジで気をつけようね!!
ちなみに赤黒のペンは無印良品のが好きで使っています。
・・・
って、検索したらフリクションの赤黒ペンが存在したんですね!!(3色)
「パイロット フリクションボール3 05 ブラック P-LKFB60EF-B」
これ1本持っておけばOKですね!
このフリクションボールペン買います!
ポストイット(付箋)をギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
お次はポストイット(付箋)。
付箋は譜面の大事な小節や譜面自体に貼ることがあります。
リハで感じた気を付ける箇所とか、家で要練習の譜面とか。
文字で書くよりも外に出っ張るので見つけやすいんですよね♪
必須ではないですけどあるとベンリなので、今はずっと入れています^^
ここまで紹介したの道具は全てポーチに入れています。
ここまで紹介したの道具は全てポーチに入れています。
100均のダイソーで売っているポーチ。
収納場所が2つあって使いやすくて気に入っています。
このポーチに収納します!
コンパクトだしキレイに収まる。
これをギターケースの上のポケットにいつも入れています。
昔は必要なものを上のポケットにバンバン入れてたんですが、グッシャグッシャになるわ、必要なものがすぐに取り出せないわで大変でした。 ペンを1本取り出すのも大変。
キレイに収納するとポーチを引っ張り出せばすぐに必要なものを取り出せるので時間も取られないしイライラしないのでオススメです!
【追記】譜面台をギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
本当はポーチに収納した物だけで終わらす予定でしたが、あと2~3個でギターケースに入れるものは終わるので書いちゃいます。(エフェクターや機材は別です)
ほぼ確実に持ち運んでいるのが譜面台。
スタジオやライブハウスなどにだいたいはあるけど、無い場所もたまにあり、あっても使いにくかったりするので使い慣れている譜面台を持ち運んでいます。
いくつも譜面台を買ってきましたが愛用しているのは「ARIA アリア アルミ 軽量 約650g アルミニウム製譜面台 ブラック 譜面台 専用ポーチ付 AMS-100」。
とにかく軽くて持ち運んでも重さが気にならず、10年以上使っても壊れない耐久性が気に入っています。しかも安い。超オススメ!
ここに滑り止めをやって滑らなくしています。
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電源タップをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
お次は電源タップ。
コンセントです。
これもスタジオやライブ場所にだいたいはあるんですが、無い場所もあるんですよね。
また1つを共同で使うよりも、自分の機材の近くで自分用に電源を確保できるのは気持ち的にも楽です。
共同で使うとメンバーの間に配置するので見栄えが良くないのと、間まで電源を伸ばさないといけないというのもあまり好きではないです。
また持ってるとバンド内でもコンセントが足りなくなるというのも防げて何度か助かっています。持ってて良かった^^
ちょっと伸ばせて小口を増やせればいいので、2個口のでも良いとは思います。3~4個口あるとさらに安心という感じです♪
ピックケースをギターケースに入れて持ち運ぶのがオススメ!
最後のアイテムです。
最後はある意味一番大事なピックケース!
ピックケースはこれを使っています。
100均で使っているタッパー。
缶とか色々と使ってきたけど、これが本当に使いやすい。
頑丈で壊れないし、カラカラと音が鳴る事もないし、暑さにも寒さにも強い。
しかも100均だとこのタッパーは2~3個で100円で売っているので安い。
文句なしです!
ピックケースの中見
ピックケースの中見はこんな感じです。
カポ、チューナー、ピックです。
カポは一番音が気に入っている「SHUBB シャブ カポタスト」。
チューナーは+/-0.02セントの超精度の「tc electronic UNITUNE CLIP 」。
ピックは1枚50円で超使いやすい「MLピック トライアングル ウルテム 0.80mm」。
他は違う素材や形のピックが少し入っています。
全部キレイに収まるのでタッパーは超オススメです!
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ギターケースの必要な道具
追記も含めて、これらがいつもギターケースに入っている道具です!
あと機材とかケーブルね。
これらの道具を持っておくと困る事がないのでオススメ!
ここ何年も困ったことはないですね♪
人それぞれ必要なものも違うと思うので、自分用にカスタマイズしてみてください。
この持ち物が少しでも参考になれば嬉しく思います!