今回は「ピックの交換時期」のお話です。
先日ギターピックを2年ぶりくらいに新しいのに交換しました。
僕が使っているピックは「MLピック ウルテム トライアングル」で、このピックは耐久力が凄まじく高くて全然減らないので有名です。
ライブをガンガンしていた時でさえ数か月に1度交換するほど。
トライアングルなので3つの角度が使えるためさらに寿命が長く持ちます。
それを2枚を交互に使っていたので消耗が減らなかったんですが、さすがにかなり減ってきたなと思ったので新しいのを加えました。
とはいえ、新しいピックと比較をしたら使い過ぎたなと思いました。
新しいのを久しぶりに使ってみて思ったのは
「できるだけ早めに交換しないとダメだな」
でした。
ピックの交換のタイミングについて写真をまじえて書いていきたいと思います。
削れたピックを使うことのデメリットなども書きます。
特に初心者の方ほど早めの交換をオススメします。
【結論】ピックの交換時期・タイミングについて
僕が考えるピックの交換時期・タイミングについての結論を先に書きます。
ピックの交換時期・タイミング
- 弾き心地が変わったら
- 弾いた時の角度が変わったら
- 音が変わったら
- 新品のピックと重ねて「削れたな」と思ったら
この考えに至った経緯を書いていきます。
削れたピックと新品の違い。早めの交換をオススメします
まず削れた交換したピックと新品のピックを見比べてみてください。(画像中心です)
使って削れたピック
角がだいぶ斜めに削れているのが分かります。
横から見てもかなり削れています。
先端部分は両サイドから削れるので本当に薄くなりますよね。
新品のを見てみます。
削れてない新品のピック
新品のピックはこちら。
当然削れていません。
新品と削れたピックを並べてみます。
角が全然違います。
さらに横から見ても新品はしっかり厚みがある。
削れたピックと重ねてみます。
全く違いますよね。
このように削れたピックは新品と比べると全然違うということがわかりました。
で、この削れたピックを使い続けると大きなデメリット・悪い点があります。
使い続けて削れたピックを使うデメリット・悪い点【交換は早めに】
使い続けて削れたピックを使うデメリット・悪い点はたくさんあります。
ピッキングフォームが安定しない
新品の状態で好きな音が出せるピッキングフォームを覚えたとしても、ピックが削れていては好きな音を出すためにフォームが変わってしまいます。
これによりピッキングフォームが崩れてしまいます。
自分では気づかないうちにでピッキングフォームが崩れていきます。
慣れてきたあたりで新品のピックに交換にするとまたピッキングの当たり方が変わります。
しかも今までは徐々に削れていっていったのに対して、新品に交換すると”一気に”弦への当たり方が変わります。
これによりさらにピッキングフォームを崩す可能性があります。 フォームが迷子になる可能性がある。
何十年も弾いてきた人ならそこまで問題はないですが、初心者の人は最初の方はある程度安定させた方が絶対良いので早めの交換をオススメします。
削れるとピックが薄くなるため弦に当てる角度が変わってしまう
削れたピックは先端が薄くなります。
ここまで削れると音もハッキリと変わってきます。
薄くなったピックは音も薄くなります。
例えば1.00mmのピックを使っていたとしても削れかたによっては0.90mmや0.80mmのような音になります。
そのため「ピッキングフォームが崩れる」と同様に、ピックの当て方も変わってきます。
余計な力も使ってしまいます。
そして新品のピックに変えた時に違和感があります。
「あれ?なんか音が違う」
というふうに。
僕自身も初心者である高校生の時に「ライブだからピックも新しいのにしよう!」と新品のに換えたら違和感があり過ぎて思ったように弾けなかった思い出があります。
■
ピックの減り方は徐々になので気が付きにくいのが本当に厄介なので早めに交換しましょう。
ただ「どういうタイミングで交換すればいいの?」と思うので僕なりの交換時期を紹介します。
ピックの交換時期・タイミングについて
僕が考えるピックの交換時期・タイミングについてはこちら。
ピックの交換時期・タイミング
- 弾き心地が変わったら
- 弾いた時の角度が変わったら
- 音が変わったら
- 新品のピックと重ねて「削れたな」と思ったら
「なんか弾く角度が変わったな」「なんか音が違うな」と少しでも気が付いたら交換したほうがいい。
あとわかりやすいの新品のピックを常に用意しておいて、かさねたり見比べたりすれば減ったかどうかが分かりやすいので交換時期が分かりやすく思います。
初心者の人はできるだけ早く交換をしてください。
変なクセがつくとのちのち面倒なので最初のうちにキレイなフォームや弾き方をマスターして欲しいです。、
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「でもピックの交換するのが多いとお金がかかる・・・」
という人も多いので、最後に交換してもお財布に優しい安いピック達を紹介します!
安いピックを使ってギターのピックを気にせず交換!
今は安いピックがとても多いです。
1枚50円以下もあるので少し紹介します。
安いピックを使ってギターのピックを気にせず交換してくださいね。
PLAYTECH ( プレイテック ) / サウンドハウスピック ティアドロップ トライアングル
サウンドハウスの激安ピックです。
価格はなんと1枚 22円!!
■ PLAYTECH ( プレイテック ) / サウンドハウスピック ティアドロップ
■ PLAYTECH ( プレイテック ) / サウンドハウスピック トライアングル
FENDER ( フェンダー ) / ティアドロップ トライアングル
Fenderのピックもとても安くて1枚 44円 です。
■ FENDER ( フェンダー ) / 351 Shape Shell Medium
■ FENDER ( フェンダー ) / 346 Shape Shell Medium
Music Life MLピック
僕の使っているのがMLピックです。
1枚50円で、かなり多くの素材やサイズ・厚さを取り揃えています。
■ MLピック一覧
他にもサイズや素材・厚さがあります。
【おわりに】ギターのピックの交換時期について。初心者は早めに交換して弾き心地が一定にするのがおすすめ。ダメになったのはすぐに捨てる。
今回に限って言えば正直音の変化はかなり前から気が付いていました。
ペラペラしていたんですよね。
音の芯も無くなって高域の耳障り成分も増えてきていました。
と思いつつ「まだ使えるかな~」と考えながら使っていたんですが、ちゃんと新しいのに買えないとダメですね。
音の良さと弾いた時の気持ちよ良さが全然違いました。
改めて「交換する時期・タイミング」に考えさせられた出来事でした。
できるだけ早めのピック交換をオススメします。