ようやくBOSS / JB-2 Angry Driverが発売されましたね!!!
このペダルはJHS Pedalsとのコラボレーションで話題が集まっていました。
でもそれ以上に凄まじい機能があって、ハッキリ言って興奮しています!!
それはREMOTEペダルを使用しての様々な切り替えです。
超スゴイから分かりやすくまとめてみたので見てください!!
便利過ぎて持っておいて損はしないエフェクター確定です!
JB-2 Angry Driver(アングリードライバー)はJHS Angry CharlieとBOSS BD-2が1つになったペダル
まずは簡単な説明です。
今回の新製品「BOSS / JB-2 Angry Driver」は2台のエフェクターが一台に収まっています。
JHS Pedals Angry Charlie V3
1台目は「JHS Pedals Angry Charlie V3」。
JHSはAndy Timmonsともコラボして歪エフェクター「The AT」も出していましたね。
Andy Timmonsが認めたエフェクターメーカーという実力派です。
Angry Charlie V3はJCM800系ディストーションです。
このモデルをベースに設計したハイゲイン・ディストーションが収まっています。
BOSS Blues Driver BD-2
もう1台は名機中の名機「BOSS Blues Driver BD-2」。
大ベストセラーで今なお人気のBD-2!
技クラフトの「BD-2W」もありますが、こちらではなくノーマルの「Blues Drive BD-2」がベースとなっています。
BOSS JB-2 Angry Driverのコントロール部分が秀逸!
「BOSS / JB-2 Angry Driver」はコントロール部分がスゴイんです!
このコントロール部分が超素晴らしい!!
BOSS JB-2 Angry Driverは 2軸ポッドでそれぞれ調整可能!
左からLEVEL、TONE、DRIVEを調整可能です。
この部分のスゴイところがこれ!!
この部分は2軸ポッドになっていてそれぞれ調整可能なんです!
外側と内側で二つ回す部分があり、内側のはJHSの操作、外側はBOSSの操作が出来ます。
2軸ポッドは「BOSS MT-2 METAL ZONE」と同じ仕様ですね。
2 in 1のペダルはEQや操作が同じという意味ないモデルもあるんですが、これはしっかりと分けられてそれぞれ役割を持たせることが出来ます。
そして今回の肝心の「MODE」機能です。
MODEの便利さ
右端のツマミが「MODE」。
これがとても良い!!
表にまとめてみました。
モード | モード説明 | 本体フットスイッチの役割 |
---|---|---|
JHS | JHS Angry Charlie V3 単体での使用 | ON/OFF |
BOSS | BOSS BD-2 単体での使用 | ON/OFF |
JHS/BOSS | ペダルでJHSとBOSSの切り替え可能 | JHSとBOSSの切り替え |
J>B | 前段JHS、後段BOSSの接続順 | ON/OFF |
B>J | 前段BOSS、後段JHSの接続順 | ON/OFF |
PARALLEL | JHSとBOSSを並列接続 | ON/OFF |
すごくない!?
JHS にすれば、JHS Angry Charlie V3 を単体で使用できます。本体フットスイッチを踏めばONとOFFの切り替え。
BOSS にすれば、BOSS BD-2 を単体で使用できます。本体フットスイッチを踏めばONとOFFの切り替え。
JHS/BOSSでは 本体フットスイッチを踏めばJHSとBOSSの切り替えが可能!これスゴイ!
BOSS BD-2を常にONでクランチ状態にしていて、ソロやリードになったらJHSに切り替えるなどの使い方が可能!
前段・後段の順番が選べる「J>B」「B>J」モード。
どちらが前で後ろかで歪み方やエフェクターの効きが全然違いますもんね。
PARALLELは並列接続。
音のバリエーションをここまで選べるとは・・・
至れり尽くせりです!
・・・
でも、感動したのはここではありません。
もっと素晴らしい機能があるんです!!
BOSS JB-2 Angry Driverは REMOTOペダルの使用で真価が発揮される!
このエフェクターの接続部分には、INPUT、OUTPUTの他に「REMOTE」というのがあります。
ここに別のフットスイッチを接続できるんです。
JB-2はREMOTOペダルの使用で真価が発揮されます!
REMOTOペダルのフットスイッチには、BOSSでいえば「FS-5L」「FS-6」「FS-7」などが接続可能です。(画像はFS-7)
外部フットスイッチを接続すると何が出来るのか?
ON/OFFの機能をもたせる、切り替えの機能を持たせることが可能です。
これだけじゃ分かりにくいですよね。
先程の表にREMOTOフットスイッチの役割を追加してみました。
モード | モード説明 | 本体フットスイッチ | REMOTEペダルスイッチ |
---|---|---|---|
JHS | JHS エフェクターの使用 | ON/OFF | JHS → BOSSに切り替え |
BOSS | BOSS エフェクターの使用 | ON/OFF | BOSS → JHSに切り替え |
JHS/BOSS | JHSとBOSSの切り替え | JHSとBOSSの切り替え | JB-2のON/OFF |
J>B | 前段JHS、後段BOSSの接続順 | ON/OFF | JHSのON/OFF |
B>J | 前段BOSS、後段JHSの接続順 | ON/OFF | BOSSのON/OFF |
PARALLEL | JHSとBOSSを並列接続 | ON/OFF | BOSSのON/OFF |
さらに使いやすくなるんです!!
初期状態でも充分良いけど、最初に見た時に
などなど思ってしまいました。
それがフットスイッチを使うことで全部解決する!
特筆すべきは「J>B」「B>J」モードです。
エフェクターを併用しつつ個別のON/OFFも可能になっています。
「B>J」モードがオススメ!
特に「B>J」モード。
アンプをクリーン、REMOTEペダルスイッチでBOSSをOFF状態にしておきます。
本体フットスイッチをONにして、JHS起動。
ディストーションサウンドで弾いて、ソロになったらREMOTEペダルスイッチを踏み前段のBD-2をONにして、前段でのゲインブースターとして活用。
ゲインもヴォリュームもUPさせることができます。
アンプがクリーンなので、本体スイッチをOFFればきれいなアルペジオ・コードも奏でることができます。
クリーン(アンプ)、ディストーション(JHS)、ブースター(BD-2)をこのエフェクターだけで完結することも可能です。
REMOTOの部分の活用次第でさらに活躍できるペダルです。
BOSSフットスイッチ
BOSSのスイッチは3種類ありますが大きさがバラバラなのでボードやバッグに応じて選んでくださいね。
個人的には横幅が狭い「FS-7」が良いと思っています。
製品名 | 幅×奥行×高さ(mm) | 重さ(g) |
---|---|---|
FS-5L | 96× 90 × 43 | 220 |
FS-6 | 188× 91 × 43 | 470 |
FS-7 | 62× 131 × 60 | 290 |
BOSS JB-2 Angry Driver の 試奏動画
肝心の音質はどうなんだ?って思いますよね。
動画を貼るので是非再生してみてください。
■ Boss & JHS Pedals: JB-2 ANGRY DRIVER
■ Boss & JHS Pedals: JB-2 ANGRY DRIVER Low Gain demo with Strat
ハムバッカーで歪ませた時のJHS、ローゲインでのBD-2・・・どれもかなり使えます。
この2台が使えるのは守備範囲はとても広いです。
この方は音も良いし演奏もかなり上手いですね。
BOSS JB-2 Angry Driverは音も良く、機能面でも充実したエフェクター
「BOSS / JB-2 Angry Driver」について書いてみました。
ペダル単体でもかなり使えるし、REMOTOスイッチを併用でさらに便利になります。
このエフェクターはかなり良いですよ!
持ってて損はしないペダルです。