「もっと上手くなりたい」
と思っていませんか?
これは誰もが思いますよね。
僕も思ったし、今でも思っています。
上手くなるためには「練習」が大事なんだけど、あるものを使うとさらに上達できます。
それは・・・
チューブアンプ
今はアンプシミュレーターやPCのプラグインなど手軽でアンプの代わりになるものはたくさんあるけど、チューブアンプを使うと成長が早まります。
今回はオススメのアンプの紹介とその理由です。
ギター初心者にオススメのアンプはFender Blues junior
僕がお勧めするアンプは「Fender Blues junior」。
このアンプを10年以上前に購入し、それ以来ずっと愛用しています。
練習の時はこのアンプを使い、音色はクリーンで練習しています。
このアンプを購入した理由はあります。
トモ藤田さんもギター初心者にオススメするギターチューブアンプ
購入前はPOD2というアンプシミュレーター(アンシミュ)を使用していました。かなり古いモデルですね。
このアンシミュを使用している時に知ったのが、世界的に有名なアメリカのバークリー音楽院ギター科の講師でもあり助教授でもあるトモ藤田さん。(ジョンメイヤーにギターを教えた先生でもありますね。)
あのバークリーの先生が教則本やDVDを出したからすぐに購入しました。
DVD「ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ 」も購入しの中でトモ藤田さんはこう言っていました。
チューブアンプを使いましょう。
どんなに安いのでも良いのでチューブアンプを使って練習しましょう。
・・・
「アンシミュでもチューブアンプをシミュレートもあるし、本物のアンプが本当に必要かな?」と思った。
けど「あのバークリーの先生が勧めるなら買ってみよう」と思って購入したのが「Fender Blues junior III」です。
チューブアンプを手に入れて弾いてみて感じた事。
全く弾けない!!!
アンプシミュレーターとチューブアンプの違い
当時は出力の高いピックアップから出力の弱いピックアップに変えたのもあるけど、凄まじく弾けなかった。
今までは難しいのをガンガン弾けていたのに、チューブアンプを使用した瞬間に全く弾けなくなっていた。
アンシミュとチューブアンプは全くの別物でした。
アンプシミュレーター
アンプシミュレーターはレイテンシー・音の遅れがあるし、コンプががっていて音が弾きやすい状態になっている。
その状態でずっと練習していたわけです。
上手くなったと思っていたけど、弾きやすい音でしか弾けない身体なだけだったんですよね。 悲しい><
ただ、別のメリット・良い部分があるのでそれはまた後程書きます。
チューブアンプ
アンプシミュレーターと比べると
・・・などなど、とにかく違う。
アンシミュからチューブアンプを弾いた僕は、最初こそ操るのが大変だったけど、少しずつ弾けるようになると上達してるのが完全に分かる。
チューブアンプはより音楽的に表現できるようになれる気がするんですよね。
だからこそ世界的に有名なバークリーの先生であるトモ藤田さんはチューブアンプでの練習を勧めているのだとも思います。
僕もチューブアンプが使える時間帯では、必ずチューブアンプを使いクリーンで練習しています。
Axe FXとチューブアンプの違い
今僕はAxe FXも使っています。アンプシミュレーターとしては現状では最高峰に位置するレベルです。
これはこれで気に入っているけど、やはり音の速さやダイナミクス、そして気持ち良さではチューブアンプの方が優れているなと感じています。
でも、アンプシミュレーターは「時間を気にせず練習出来る」「アンプの種類を簡単に選べる」などなど、実物のアンプにはない優れた機能があるので、併用するのがオススメです♪
ギター初心者はアンプはクリーンのキレイなFenderがオススメ
チューブアンプと言っても様々な種類があります。
僕が「Fender Blues junior」を選んだ理由は
クリーンサウンドが素直でキレイ
だからです。
歪みに特化したものではなく、クリーンに特化したもの。
これは「練習する時にはクリーンで弾く」から。
歪ませて練習するよりもダイナミクス・強弱が反映されやすく、音が鋭くなるため弾くのがシビアになり良い練習になるから。
そのためクリーンに特化したアンプで、素直でオーソドックスなのが選んだ理由です。
ギター初心者にオススメのギターアンプFender Blues junior IIIの詳細
オススメの「Fender Blues junior」の詳細です。お勧めする理由も書いていきます。
Fender Blues junior IIIのサイズ・大きさ
■サイズ(cm):45.7W×40.6H×23.3D
■重量(Kg):14
大きそうに見えるけど、思ったよりも小さい。
左端にミニサイズのエフェクター「t.c.electronic / DITTO LOOPER」を置いて見ました。
普通のBOSSサイズだと4つくらい置けるサイズ。
Fender Blues junior IIIのコントロール部分
Fender Blues junior IIIのコントロール部分が優秀なんです!
ここが購入の決め手!
汚れててゴメンね。
この日に練習してた時のセッティングのままです。
3EQ ・・・ ベース、ミドル、トレブル
Master Volume、
Volume
Reverb
Fat Switch
という至れり尽くせりのコントロール部分。
これで好きな音が作り出せるし、練習に最適な音も作れる。
Fender Blues junior IIIの背面
Fender Blues junior IIIの背面はこのようになっています。
裏側から真空管が見えます。
プリ管は「12AX7 x 3」、パワー管は「EL84 x 2」。
真空管は交換が簡単な GROOVE TUBES に変更しています。 特にパワー管はバイアス調整という面倒な作業が本来は必要だけど、 GROOVE TUBESに交換すれば必要がないので楽。
注意点 プラグ・コンセントの変換について
Fender Blues juniorのコンセント・プラグの先っぽは3つのものがついています。
日本のコンセントは2つのものなのでそのままだと入りません。
そのため変換アダプタが必要になります。
「サンワサプライ 3P→2P変換アダプタ TAP-AD1BKN」
などで変換する必要があります。
僕は「FURMAN ファーマン パワー・ディストリビューター SS-6B SS6B」の電源を使用しています。
これは差込口がが最初から3つになっているのそのままアンプのコンセントを差し込むことが出来ます。
さらにこの電源自体ノイズに強く音が良くなる・・・ということらしいので購入しました。
ギター初心者にオススメのギターアンプFender Blues junior IIIの音・動画
FENDER Pro Junior IIIも購入候補に
クリーンのキレイなアンプでFenderにすると決めた時に候補として「FENDER Pro Junior III」も考えました。

良いサイズで安く、しっかりとしたチューブアンプ。
しかし、気になったのがコントロール部分。
「Master Volume,、Master Tone の二つしかない。」ということ。
シンプルで良いけど、細かく調整することができないのは厳しいですよね。
安くて良いんだけど、ここだけが・・・!!
ギターの上達を早める練習にオススメのチューブアンプ
先日知り合いが仕事でアンプが必要とのことで、「Fender Blues junior」を借りて返してもらって「良いアンプだなぁ」としみじみ思いました。
これを使うようになって一気に上達スピードが上がりました。
成長曲線がグググっと上がった感じ。
そして、上手くなりたいと思っている人、より音楽的に上手くなってほしいと思い、「オススメのアンプの紹介とその理由」を書きました。
少しでも上達の役に立てば嬉しいです。
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■ ギターを上手くなりたいならチューブアンプとアンプシミュレーターの二つを所持しよう