僕はギターを弾くときはウルテムのピックを使っています。
「MLピック」のULTEM (ウルテム) トライアングル 0.80mm のピックです。(1枚50円)
素材が ULTEM (ウルテム) というのが重要です。
このピックで普段から練習をしているんですが、最近思ったのが
ウルテムのピック で練習すると上手くなる!
ということです。
なんか嘘っぽいこと書いちゃいましたが、かなり本気です。
色々と書いていきますので、是非ウルテムピックで練習をしてみて欲しいです。
ウルテムピックは単音もコード弾きも弦離れが良い
ウルテムピックの特徴として「ヌケが良い」「弦離れが良い」などがあります。
キレイな高音が出やすかったり、音が早かったり・・・これらはウルテムの良い特徴です。
こういった点が気に入って使っています。
でも、弦離れが良いからこそ使っていて気になった部分もあったんです。
弱い音を弾くのが難しい!
ウルテムピックは弱い音を弾くのが難しい!
最近はギターを弾く際にとても小さな音も使うようにしています。
音の強弱もそうだし、「触れてしまった」ような小さな音を狙って出したり、ゴーストノートも多用しています。
そういった音を出したい時にウルテムのピックを使うと、
キレイに弾けすぎてしまう
というのを感じました。(特に初期)
「・・・ポツッ」のような音量を出したいのに、弦離れが良いので「プリン」と弾ける(はじける)場合もありました。
「スパンッ!」と弾けるのは良いし、そういう音を欲している場合は完璧なんだけど、小さな音などを弾くのはかなり制御しないと難しい。
ウルテムピックはナイロンやセルロースの素材のように粘っこく弾くのも難しい
ウルテムピックを使う前は「JIM DUNLOP 47R JAZZ III 」や「PICKBOY ビンテージ クラシック」を長年愛用していました。
これらはナイロン、セルロースといった素材です。
弦にまとわりつくような弾き方、中低音メインの音、粘っこく弾く・・・などはとても弾きやすいピックです。
そういう音は簡単に狙える素材。
これに慣れてたから、ウルテム素材で粘っこく弾いたり、弦に絡みつくような弾き方は難しい!
これらの違いがあるからこそ、「セルロースの素材が一番好き!」「僕はウルテムが良い!」など好みが分かれる。
自分にとっての「良いピック」を選べる。
好き嫌いはあれど、少し扱いにくいピックで練習すると超良い練習になるのを発見したんです!!
ウルテムピックで弱い音を弾きまくるのがオススメの練習
自分の弾き方が変化していき、「弱い音」を多用するようになって、「弱い音」をウルテムピックで弾きまくるようになりました。
これがムズイ!!
例えると加速の良過ぎる車を運転するような感じ。
ちょっと踏み込んだだけで、一気に100kmに加速してしまうような車。
加速性が抜群というのもあるので、おそらく普通の車以上にペダルの踏む感覚は丁寧に慎重になるはず。
5kmで走行したいのに、気を遣っていても少し踏む加減が強くて30kmまで加速してしまった。
この感覚がウルテムにはあると思います。
だからこそ、ウルテムピックで弱い音やヌケない音を出すのが良い練習になると実感しています。
これ実際にやってみたらすごい分かるから!
セルロースなどで弾いた時の感覚とウルテム素材で弾いた感覚はかなり違う。
触れてしまったような本当に小さな音(強すぎない)などを出そうとするとかなり扱い方が変わる。
だからこそ、「弱い弾き方」のなかでも、さらに超丁寧に軽く・弱く弾かなくては出したい音が出ない。
ウルテムで弱い音を弾きまくれば、上手くなる!
音をコントロールする力はつく。
出したい音をコントロールできるようになったら、確実に上手くなっています。
これは本当に試してほしい!!!
セルロースなどのピックでも練習
セルロースやナイロンなどのピックでウルテムのような音を出せるようにするのもかなり良い練習になります。
Fenderピックとかでウルテムのようなヌケの良い音・硬めの音などを出そうとするのとかも良さそう。
ウルテムピックを使って練習するとギターが上手くなる!?
今回「ウルテムピックを使って練習すると上手くなる!?」という事に関して書いてみました。
ピックの優劣の話じゃなくて、練習の方法です。
ピックの得意な部分を消すような弾き方をしたりするとかなり良い練習になると思います。
嘘っぽいけど実感として、上達しているというのがあります。
是非とも試してみて欲しいです!
そして上達した腕で好きなピックを使って演奏すれば、今よりも出したい音を各段にコントロールできるようになっているはずです!!
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