もっと良い音質で録音したい。
もっと立体的な音を録りたい。
もっと臨場感のある音を集音したい。
こんなことを思ったことはありませんか?
僕は昔から「もっと上手く良い音で録音できる機材ないかなぁ」とずっと探していました。
ガッツリ録音ではなくて、スマホで簡単に出来るものを!
iPhoneを使用していてこれでも充分良いけど、もっと良い感じに簡単に録れるのが欲しかったんです。
そして見つけたんです!!
感動し過ぎたので、紹介したいと思います!
徹底的に紹介するので魅力が伝わって欲しい!
動画や音声を多めに使い紹介していきます!
こんな方におすすめ
- スマホで簡単に良い音で録りたい
- 立体的な音を録りたい
- 音フェチ動画を録りたい
- 環境音を録音・フィールドレコーディングしたい
- バイノーラル・3D録音をしたい
Scenes Lifelike イヤホンマイクのバイノーラル録音を聞いてみましょう
色々と説明する前にまずはScenes Lifelike イヤホンマイクの音を聴いてみてください。
iPhoneにScenes Lifelike イヤホンマイクを接続して、iPhone標準のボイスレコーダー(ボイスメモ)で録音した音です。
※イヤホン・ヘッドフォンで視聴してください。
※音が大きいかもしれないので音を絞ってから再生してください。
コップに氷を入れて耳の近くで振ってみました。
そしてコップを少しずつ移動させています。
イヤホン・ヘッドフォンで聴くと音が移動してるのがかなり明確に分かると思います!
難しい設定などなく、スマホに挿して録音しただけでこの音質と立体感!!
Scenes Lifelike イヤホンマイクが安くバイノーラル録音・ASMRの環境を整えられる。
今回紹介するのは「Scenes Lifelike イヤホン VRレコーディング 3Dサウンド バイノーラル録音 ASMR リモコン付き」というものです。
これはイヤホンとマイクが一体型のもので、このイヤホンマイクだけでバイノーラル録音ができてしまいます。
バイノ-ラル録音
バイノーラル録音にはこのようなダミーヘッドマイクを使用していましたが、これが高かった!
「NEUMANN ダミーヘッド KU100」は100万円もして、そう簡単に購入できるものではありませんでした。
今回の「Scenes Lifelike イヤホンマイク」は1万円以内でバイノーラル録音ができるようになります。
この価格で立体的な音が録れるバイノーラル録音の環境が整えられるのは衝撃です!
Scenes Lifelike イヤホンマイクの開封
ここからより詳しくScenes Lifelike イヤホンマイクの説明をしていきます。
Scenes Lifelike様から送って頂いたイヤホンマイクの箱。 とても可愛らしいです。
開封するとしっかりとプチプチでくるまれた二つのものが入っています。
Scenes Lifelike イヤホンマイク 本体
1つはイヤホンマイク本体。
外側の赤い部分がマイクで、内側の部分がイヤホンとして機能します。
途中にはコントローラーがあり、手元で操作できます。
先端はMicro USB端子です。
イヤーピースは4種類あり、自分の耳に合うのを見つけられる
イヤーピースは4種類あります。
最初から装着されているものとは別で3種類あるので、自分の耳にフィットするものが見つかります。
持ち運びに便利な専用のポーチ
専用のポーチも付属しています。
イヤホンはグシャグシャになって絡まりやすいので、こういう袋って便利なんですよね^^
とても助かる付属品です♪
Lightningケーブル変換ユニット
もう一つの箱はLightningケーブル変換ユニットです。
MFi認証済のLightning Connectorで、イヤホンマイク本体の先っぽのMicro USBをこれに繋ぎます。
ユニット部分は、繋いで6cmあるかないか程度。とても小さいです。
Scenes Lifelike イヤホンマイクの使い方・接続方法
イヤホンマイク本体とLightningケーブル変換ユニットを繋ぎます。
イヤホンを耳に装着!
iPhone標準のカメラ・動画アプリやボイスメモを立ち上げます。
このまま動画録画スタートでできます!
接続も録画開始もとても簡単です^^
通話時のマイク機能は付いていません。
Amazonを見ていると
というので低評価をつけている人もいます。
商品タイトルに「通話非対応」というのも書いてありますが、通常のイヤホンとは少し違うというのを覚えておいた方が良さそうです。 通話で使おうとしている人は気を付けてね!
Scenes Lifelike イヤホンマイク はアプリは不要で録音可能
一番最初にイヤホンマイクとスマホを接続すると「Lifelike」というアプリのポップアップが出てきます。
でも、このアプリはインストールする必要はありません。
このイヤホンマイクは専用アプリは不要で録音が可能です。
「Lifelike」のアプリは機能追加や不具合修正のアップデートなどが出来るようです。
録音をするだけでしたらアプリは別に必要ありませんが、入れておくと安心で便利ですね^^
Scenes Lifelike イヤホンマイク で バイノーラル録音をしてみたよ!
バイノーラル録音は立体的な位置の音を録るのに優れた録音方法です。
というわけで!
あまり喋り慣れてないですが、動画を撮ってみました!
※イヤホン・ヘッドフォンで視聴がオススメです。
音の位置を確認
イヤホンを耳に装着して録音しました。
後半はボールペンのノック音を出しながら移動させてみました。
音の位置が分かりやすいかと思います。
ボールペンが後ろや上に行った時の音の位置がスゴイ!!
日常を録音
次はイヤホンを机の上に置いて、デスクワーク時の環境音を撮ってみました。
右側にあるマウスのクリック音。
水を飲んだ時、コップの氷の音。
本棚の前での音。
服がマイクに近づいた&こすれた音。
どれもリアルで音の位置がハッキリとわかりますよね^^
室内・室外のフィールドレコーディングでも使いやすいですね♪
Scenes Lifelike イヤホンマイク で ギターをバイノーラル録音してみました。
次は一番大事な部分です。
ギターを録音してみます。
僕はギターを弾いているのですが、iPhoneでの録画をするときはあまりアンプを使いませんでした。
アンプの位置が悪いのか録音はどうも上手くいかなかったんです。
このイヤホンは自分の耳の位置での録音なので、耳で聞こえている音が録音されます。
そうそう、いつもこの音を聴いてるんだよ!!
というのが録音されてるのはめっちゃスゴイ!!
「アンプからは良い音が出てるんだけど、録音が上手くいかない><」
と悩んでいる人には超オススメです^^
※アンプはFender Blues Jr、エフェクターはOvaltone GD-013を使用しました。
声もキレイに録音される
録画された動画を見ながら思ったんですが、ギターの音はもちろん「自分の声」も結構しっかり録れていますね!
喋ったりギターを弾いたりする「ギター講師」の人達にはかなり良いのでは!?
声用のマイク、アンプ用のマイクを用意したりバランスを考えたり位置を変えたり・・・そんなことをする必要がなくなります。
自分の耳で聞こえている音が録音されるので、喋りながら作業する人にはとても良いですね^^
Scenes Lifelike イヤホンマイクの良さ
ここまで使ってみて「Scenes Lifelike イヤホン VRレコーディング 3Dサウンド バイノーラル録音 ASMR リモコン付き」が色々と見えてきました。
耳で聞いている音を録音できる
一番スゴイと感じたのが「耳で聞いている音を録音できる」ということです。
別のマイクを使う際に自分の耳と別の位置に置けば、当然自分の耳で聞いた通りの音は録音できません。
自分の耳と同じ位置にマイクがあるため、同じ音を録音できるのはとても楽です。
録音時の音が違うということのストレスがあまりない。
これはギターに限らず、フィールドレコーディングの時でも役に立つ事だと思います。
街中を歩きながら録音する時なども、同じ音を録音できるのはとても良いですね。
電源不要、アプリ不要ですぐに録音ができる
イヤホンマイクは電源が必要なく、スマホ側でもアプリ不要。
イヤホンをスマホに差し込んで、標準のカメラアプリ、標準のボイスレコーダーアプリを開いて録音するだけ。
充電などする必要もないので、録音までがスピーディー。
「充電し忘れてバッテリーがない」などのトラブルもありません。
録音しているのが他の人にバレにくい
室内では問題ないんですが、屋外での録音をする時にも力を発揮します。
それは『イヤホンタイプのため周囲に「録音をしている」というのがバレにくい』ということです。
専用機具を手に持って構えて「わたし今、録音しています!!」というのがないんです。
イヤホンを耳にハメて、録音するだけ。
周囲の人に「イヤホンで音楽を聴いているだけ」としか思われません。
さりげなく録音もできますし、「フィールドレコーディングはしたいけど、録音している姿を見られるのは恥ずかしい」と思う人にはオススメです!
Scenes Lifelike イヤホンスタンドがとても便利!
Scenes Lifelike イヤホンマイクには別売で「SCENES Lifelike マイクホルダー イヤホンスタンド」があります。
すごい形ですよね。。。
耳が着いてるスタンド・・・最初は驚きました(笑)
正直「これ本当に必要なのかな?効果あるのかな?」と半信半疑でした。
でも、これが想像している何倍も良くてさらに驚きました!
Scenes Lifelike イヤホンマイクを イヤホンスタンド耳の部分にイヤホンを装着
イヤホンスタンドの耳の穴に「Scenes Lifelike イヤホン 」を取り付けます。
これで好きな場所に置いて録音をするだけです!
こちらも色々と動画を撮ったので参考になれば嬉しいです!
Scenes Lifelike イヤホンスタンドを使って声をバイノーラル録音しました
自分の声を録音してみました。
夜中に撮ったため声にハリはないですが頑張って聞いてください!
また途中耳に近づいて囁くのも実践しています。
男の声で申し訳ないですが、頑張って聞いてください!
Scenes Lifelike イヤホンスタンドを使ってギターをバイノーラル録音しました
次はギターを録音しました!
イヤホンスタンドを机の上に置いています。
アンプは机の下にあります。
過去のギター動画
この記事を書く前にいくつか動画を撮ってSNSにUPしたのを載せておきます。
↓はイヤホンマイクを使っての録音第一号です。
iPhone直挿しのマイクのテスト動画。 机の下にFender Blues Jr。 アンプ直の音です。
結構キレイな音で録れてて嬉しい。 ずっと机の下のアンプからの音をキレイに録れなかったので簡単にこの音で録れるのは良いね^^
あとは配置する場所や音量に気を付けて使っていきたいです。
レスポールを弾いてて思い付いたのをメモ動画。 レスポールの弾き心地もサウンドもかなり好きかも(^-^) エフェクターはOvaltone GD-013を使用しました。
Scenes Lifelike イヤホンスタンド・マイクホルダーを使うメリット
最初「必要ないかも?」と思ったイヤホンスタンド。
使ってみると用途も増えてとても便利でした。
自分の耳ではなく誰かがいると想定して録音ができる。
「自分が聴こえる音」を録音するのではなく、「相手が聴こえる音」を録音する事が出来ます。
誰かがいると想定した録音が可能です。
自分の前に置いて、話しかけたように録音するも良いですし、動画の中にあるように耳音で囁くような動画も撮りやすいです。
ASMR動画を作るのに最適
ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)・・・「脳がとろけるように気持ち良くなる現象」の動画を作るのに最適です。
音フェチの方々が喜ぶような音を集録するのにピッタリ。
先程の囁き声もそうだし、耳かき動画も作れます。
立体的で小さい細かい音も録音でき、音の位置もハッキリと録音できるからこそASMR動画が作れるんですよね。
今、流行ってきているジャンルなので、これができるのは想定外の収穫でした。
置きたい場所に置ける
イヤホンスタンドを自分の好きな場所に置けば、任意の場所で録音する事が可能です。
イヤホンスタンドがないと自分の耳の位置でしか録音できませんが、スタンドがあればどこにでも置くことができます。
音楽ライブでお客さんの位置に置けば、ライブ録音が客席でバイノーラル録音できるのでかなり臨場感のある音で録音できそうですね^^
ただしー、色がピンク&ホワイトなので、ちょっと恥ずかしいかも><
外に持ち出し用で「本体:黒、耳:黒」のオール黒のモデルを出して欲しいなぁ。
でもイヤホンスタンド便利ですね^^
SCENES Lifelike イヤホンスタンドの黒も発売されました
イヤホンスタンドがピンクの色のみでしたが、先日「黒」も発売されました。
ピンクはかわいくて、黒はかっこいいですね♪
Scenes Lifelike イヤホンマイクは素晴らしい!
「Scenes Lifelike イヤホン 」を紹介しましたが、本当に良く出来ているイヤホンだと感じます。
バイノーラル録音は初めての経験でしたが思っていた以上に凄かったです。
ここまで音の位置がハッキリわかるのかと驚きっぱなしでした。
マイクの質も充分で、イヤホンマイクは様々なメリットがあることもわかりました。
1万以内という値段は決して安くはないですが、この質とストレスなく録音できるのは1万円でも安いと感じました。
メリットの方が圧倒的に多いです。
また、iPhoneで録音をするため、データはスマホ内部に残るためSNSやYoutubeにすぐにアップロードが出来るのも良い点です。
加工などせずにそのまま投稿出来るほどの音の良さ、立体的で臨場感のある音を録音できるのは強みですよね。
スマホで簡単に良い音を録りたいと考えている人にはオススメのマイクです!
さらに本格的なバイノーラルマイクだったら「3Dio Free Space」もオススメ!