かなり昔ですが、僕はクラブジャズ・アシッドジャズ・ファンク系のオリジナルバンドをやっていました。
この時期はとにかく知らないジャンルに飛び込んで実践で学ぼうと思っていた時期です。
以前書いた記事で「Fusion」というジャンルに飛び込んだのと同じです。
元はメタルキッズだったので、ジャズ・ファンク系はほぼ無知でした。
カッティング? 全然できません、という状態。
そこから色んなアーティストを聞いてきたんだけど、個人的にはこのアーティストが自分の軸になっているなぁと思っています。
Incognito インコグニートのギターカッティングが素晴らしくカッコイイ!
そのアーティストは「Incognito インコグニート」という方です。
Incognitoはかなり昔から活動していてアシッド・ジャズのムーブメントを作ったバンドの一つと言われています。
このバンドの核でありリーダーがJean-Paul 'Bluey' Maunick(ブルーイ)。
この人がリーダーでもあり、バンドのギタリストでもある。
この人・バンドが気に入った&オススメしたい理由が「ギタリストでもあり、リーダーでもあり、作曲家」だからです。
ギタリスト・リーダー・作曲家のカッティングをオススメする理由
この理由は「前に出る場所と引くべき場所を理解している」から。
このバンドでのギターの役割は後ろでのカッティングが主です。
コードカッティング、単音ミュート、オブリ・・・あたり。
バッキングで支えています。
ただ、曲を聴いたことがある人はわかると思うけど、インコグニートってギターが入っていない曲も結構ある。
ギターが少ししか入っていない曲。
最初は「ギター全然入ってないじゃないか~!」って思ったけど、一番ギターが効果的に機能するように組み立てられているんだと今では思っています。
こういうのはギタリストギタリストしてたり「俺が目立つぜ!」という考えだと出来ない混ぜ具合なんですよね。
だからブルーイのギターが鳴っている場面では音が小さくても後ろの方で鳴ってても、あるのとないのじゃ大違いなんです。
この「曲に必要な音」として入れてくるブルーイのギターは参考にさせてもらいました。
Youtubeからいくつか音源を貼るので聞いてみてくださいませ♪
クラブジャズ・アシッドジャズのギターカッティングの音源・動画、ライブ映像
「音が小さくて~効果的~」と言ってみたもののCD音源だとかなり後ろで聞き取りにくい。
さらにギターの音がかなり少ない。
これだと勉強しにくいのでライブ番を聞きます。
ライブ版だとCD音源よりも弾いてくれてるからです(笑)
弾いてくれてるからCDよりも分かりやすい!これ大事です^^
ギターが多めで聞き取りやすい動画を載せますね!
Incognito - Leverkusener Jazztage 2008
Incognito - Live at Baloise Session 2013
Incognito - Live at Singapore International Jazz Festival 2014
(最後のは少し音が悪いかな。でも聞き取りやすい。)
「Best of Incognito」というのがあって、これをよく聞いてましたね~。 良い曲も多いしこういうジャンルを好きになるきっかけにもなりました。
ブルーイのソロ作品でクラブジャズ・アシッドジャズのギターカッティングを勉強する!
調べてみたらブルーイのソロ作品なんてあったんだね!
「Leap Of Faith(2013)」、「Life Between the Notes(2015)」の二枚のようです。
Youtubeにある音源だとあまりギターは入ってないかな~。
でも一応載せておきますね♪
Bluey - Life Between The Notes (Official Video)
Bluey from Incognito - Got to Let My Feelings Show
クラブジャズ・アシッドジャズのカッティングを勉強するならインコグニートがオススメ!
インコグニートはギターのみならずバンドが作り出す曲・サウンドがとにかくカッコ良くて気持ち良いので、音楽の大事な部分がたくさんあると思ってます。
ファンク系のギターともまた違う感じなのも良いですね~^^
インコグニートおすすめです!
オススメ曲・動画などたくさん紹介しています。
是非こちらもご覧ください^^
関連記事 センスのあるカッティングを学べ! Incognitoのオススメ4作品!