どもー♪ のり(@norinori0107)です!
「ギター弦の保管方法ってどうしたらいいのか」ってありますよね。
保管方法によっては錆びてしまうし、劣化してしまう。
Music Lifeでは弦を真空パックにしていますが、錆びやすい弦はさらに保管方法にも気を付けています。
僕自身がギターのプロとして、Music Lifeというお店で試行錯誤して辿り着いた方法を書いていきます。
試してもらえると嬉しいです♪
ギターの弦は湿度を減らしてサビ・劣化から守る!
弦は全てが完全に密封されているわけではありません。
密封されている弦が全然密封されていなかったりします。
また最近は少し改善されたけど錆びやすいことで有名な「GHS PRL」などもあったりします。
「新品を買った錆びてた!?」というのがあるのも弦の密封が完璧ではないのもあるから。
なので購入後に今回紹介する方法を使うと錆びや劣化を抑えることができます。
そこでオススメするのがこれ!
東洋リビング モバイルドライ 除湿ユニット MD-2
「東洋リビング モバイルドライ 除湿ユニット MD-2」です。
除湿剤でこれを使えば湿度を減らすことができます。
除湿剤は以前も使っていて「シリカゲル乾燥剤「なんでも除湿シリカゲル」20g×20個入り」を使用していました。
これの難点は「除湿をしたら捨てることになり、無くなったら新たに買い替えないといけない」という点。
思っている以上にすぐに使えなくなるので交換頻度が高く、ずっと買い続けなきゃいけないのはコスパが悪いですよね。
その点、今回紹介する「モバイルドライ MD-2」は繰り返し使えるんです。
ギター弦をサビから守るためのオススメのモバイルドライは繰り返し使える除湿剤!
繰り返し使えうための方法も簡単!
この部分が
こう!
プラグが出てきました!
これをコンセントに挿せばOKです!
これだけです。
シリカゲルは熱を加えることで、吸った湿気を飛ばして復活するようで、コンセントに挿して発熱をすることで再利用できるようになっています。
エコ!経済的!
ちなみに先程の以前使っていた「なんでも除湿シリカゲル」も電子レンジやトースターでやれば復活するというのが書かれていましたが、時間がかかりすぎる(電子レンジで10分くらい)うえに、シリカゲルの色が変わらず復活できませんでした。
コンセントに挿すタイミング
「復活するというけど、いつコンセントに挿せばいいの?」
これは本体を見れば一目瞭然!
シリカゲルが外から見やすいようになっています。
これが購入時。
ピンク色になっていて、これは「もうアカンで~!コンセントに刺してー!」というサイン。
これをコンセントに挿して数時間するとこうなります。
青!!
この状態が完全復活した状態。
青色になったら再度使用します。
これを繰り返すことで何度も使用できます♪
で、「何度も使える除湿剤」を紹介しましたが、このまま部屋に放置しておいてもダメです。
部屋には絶えず空気が循環していて、さすがに部屋の湿度を無くすことはこれだけでは無理だからです。
なにかしらのケースに弦を入れて、このモバイルドライを一緒に入れて下さい。
ここでオススメのケースも書きますね^^
ギター弦をサビから守るためのオススメのケースで
ベストなケースは防湿庫です。
カメラなどを保管する際に使うケースで、高品質です。
などがあります。
しかし・・・高いです!
良いとはいえ、さすがにこれらは買うのは厳しいですよね^^;
オススメも難しいです。
防湿庫には劣るけど僕自身も愛用しているオススメのケースがあります。
ナカバヤシ キャパティ ドライボックスでギター弦の保管&湿度対策!
オススメするのがこのケース。
■ ナカバヤシ キャパティ ドライボックス 防湿庫 カメラ保管 11L グレー DB-11L-N
蓋を開けるとこのようなものです。
結構大きいです。
試しに弦を入れてみます。
中に入れたのは
・Martin M535 11-52 CUSTOM LIGHT PHOSPHOR BRONZE
・GHS Progressives プログレッシブ 10-46 PRL010 750円 ガス
弦と一緒に「東洋リビング モバイルドライ 除湿ユニット MD-2」を入れて保管すればOKです!
このケースの良いところはもう二つあります。
シリコンゴムでしっかり密閉
蓋のフチにシリコンゴムがあり、隙間を減らししっかり密閉してくれます。
湿度計付き
湿度計があるため中の湿度が外から一目瞭然!
この湿度計でWETになったら要注意で、モバイルドライの効果が無くなっている可能性があります。
これを目安にモバイルドライをコンセントに繋いで復活させるようにしてください。
小さいサイズや大きいサイズのケースを使ってギター弦の保管をしましょう。
さすがに一人で利用するのはこれは大きすぎるので、8Lのものが良いと思います。
もっと入れたい場合は27Lのも良いと思います。
ギター弦以外にも錆びさせたくないものを一緒に保管するのもオススメです。
もっと安くて小さいケースが欲しい人は「HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L スモーク KMC-39」がオススメ!
もっと小さくてもっと安いケースが欲しい人は「HAKUBA ドライボックスNEO 5.5L スモーク KMC-39」も良いと思います。
プロが教えるギター弦 保管方法! 弦を錆びさせない・劣化させない!エレキギター弦、アコギ弦、ベース弦にオススメ!
モバイルドライ MD-2、ドライボックスを紹介しました。
密封されたドライボックスの中に弦を入れて空気の出入りを減らします。
密封された空気の湿度をモバイルドライ MD-2で減らしてサビの原因を排除します。
弦を錆びさせないようにして、劣化も出来るだけ抑えて気持ち良くプレイしてもらえれば嬉しく思います!
この記事が役に立てば嬉しいです^^
【追記】もっとお手軽簡単でさらに安いギター弦を錆びさせない保管方法&湿度対策
先日「弦を錆びさせない家庭で出来て簡単な保管方法」という記事を書きました。
こちらではもっとお手軽簡単な「海苔保存袋」を使用しました。
ドライボックスよりかは効果は低いように感じますが、手軽で安く弦の品質を保てるのでまずはこちらを試すのも良いかもしれません^^
【徹底紹介】ギターを湿気から守る対策!湿度を減らしてネック反りやこもった音を防ぐオススメの方法。【ギター・アコギ・クラシックギター・ベース】
湿気対策は別の記事でも書いています。
こちらも是非ご覧ください^^
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