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投稿日:2018年4月18日 更新日:

はあちゅうさんの本を読むのを止めた3つの理由。 「不幸話」「一般人叩き」「矛盾」  #はあちゅう

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先日、作家の「はあちゅう」さんの本「半径5メートルの野望」を読みました。

はあちゅうさんの本を読むのを止めた理由。 #はあちゅう

「読みました」と言っても、30ページほど読んでから読むのを止めました。

はあちゅうさんの本は以前にも『はあちゅうの 20代で「なりたい自分」になる77の方法 』「小さな野心を燃料にして、人生を最高傑作にする方法」の本を読んだことがああります。

実はこの時にも自分にはしっくりきませんでした。

でも、今回「読むのを止める」という行為をして「なんで読むのをやめるに至ったか」を考えてみて言語化できて自分のなかで発見があったのでこのように書いてみました。

ハッキリ言って批判的な内容も多いです。

はあちゅうさんお好きな方はごめんなさい。

はあちゅうさんの本を読むのを止めた理由

まず、はじめに僕ははあちゅうさんのアンチではありません。
この記事を書いている今でも嫌いという感情はないです。

彼女の事はネットで知り「なんかこの方有名らしい。どんな方なんだろう?」と興味を持ったのが始まり。
人気の理由や支持される理由などが気になり、本を出されているというので本を借りてみました。

で! 今回借りた本「半径5メートルの野望」を途中で読むのをやめてしまいました。

その理由はいくつかあるんだけど、Twitterやネットなどの発言をリンクしてしまった事も原因としてあります。

いくつかあるので書いていきます。

自分の不幸話が多い

日本一のブスの称号。はあちゅうさんの本を読むのを止めた理由。 #はあちゅう

はあちゅうさんは昔からネットで活動されていて結構な頻度で炎上もしていますし色々と言われる事も多い。

この本にも最初に「ブスと言われ続け、日本一のブスの称号もヘ得てしまった」というのが書かれている。
この話は他の本か記事でも読んだことあります。

さらに他にも「こんなことがあったんです」「こんな悲しい事もありました」と続いていて、内心「もう不幸話はいらないかな」と思ってしまった。
不幸話にうんざり。

書くのなら数行でまとめてくれ。

「負をエネルギーに変える」という項目だから、負の事を書くのは分かるけど、何ページも書かれると疲れる。

はあちゅうさんは違うとは分かっているけど、「私こんな悲しいことあってかわいそう」て言いたいのかとも思ってしまった。

端々に感じてしまう性格の悪さ

はあちゅうさんは心の中で一般人をかなりバカにしてると感じる。
確実にアンチはめっちゃ下に見てる。

文章の書き方や言葉の使い方の端々にそれを感じてしまうんですよね。

どうにかして悪く書いてやろう

最初の方で『合コンを始めて企画したら男性から「お前が一番ブス!」と言われた』というのがある。

そのあとには「男性&男性陣が飲食を頼みまくった」「飲み代の女性陣だけ多く払わされた」「多く取った飲み代でカラオケに行った(のだろう)」と書かれている。

なんか、「こいつらめっちゃクソヤロウ」感があるんですよね。

私いきなりブスって言われて驚いたし悲しい想いをした。(こんな超クソヤロウに)

という感じ。

状況説明だとしても、端々に恨みつらみやどうにかしてこのクソヤロウの悪い部分を書いてやろう感がある気がするんですよね。

一般人を心の中でバカにしてる

Twitterで誰でも発信できるようになり、はあちゅうさんへの悪口もエゴサでみかけるようになったとのこと。

そこでの考えを赤裸々に書いている。

ハッキリ言って・・・とても分かる。
言いたい事も考えも分かるし正解だけど、なんか「一般人を心の中でバカにしてる」感がある。

まぁ、悪口を言ってくる相手だからバカにするのかもしれないけど。

例えば

神様気分なのか批評家気分なのかわかりませんが、「いかがなものか」などと、上から発言をしまくっています。私からしたらそういうお前こそ「いかがなものか」です。

そうやって過去のツイートを見て、漂う小物感と人生がうまくいっていない感を確認して、「こんなたいした人生を送っていない、しょうもない人に批判されたくらいで負けないもんね。今にその口をふさいでやるわ!」と溜飲を下げています

小物たちが私のアラを探しまくっている間いに、私は大物になるために頑張るのです

小物たちは私にせっせと「悪口」という燃料を毎日くべてくれているので~
私の原動力になってくれてありがとう、とこの場を借りてお礼を言っておきます

などなど。

これが2ページの間に全部書かれています。

これ内容自体はすごいわかる。こういう風に考えられるなとも思っています。

でも、なんかねバカにした感があるんですよね。

「小物」とか「お前」というワードに引っかかっているだけかもしれないけど、「何か言ってくるお前らは私より劣ってるじゃん。なんにもできてねークズじゃねーか」みたいな気持ちがあるような気がする。 というか、そう感じてしまった。

不幸話からの叩き

「不幸話が多い」「バカにする」というのがセットだと感じています。

不幸話や失敗を書くことで、自分を一般化したり、さらには「あなたたちよりも下でたいしたことないんですよ」感を演出することは可能です。

「こんな成功している人もこんなコンプレックスがあって悩んだりしていたんだ」

そんな風に思わせられるから。

これ自体は気にならない。(若干クドイとは感じたけど)

でもその後の「バカにする」のがセットになってしまっているのが引っかかる。

「ブスって言われたから、そいつらの事もクソヤロウ扱いして悪く言うよ」
「悪口言うヤツは小物扱いするよ」

いきなり「クソヤロウ」と扱うと角が立つけど、自分をマイナス面に持って行くことで同情が発生してクソヤロウと言っても「あぁ、こんなヒドイ事やられたらそういう気持ちになるよね」という思いを抱かせることができる。

単体だと良くないにも関わらず。

このセットを上手く利用して、逆に著書で悪口を書いている気がしてならない。

むしろ、本の中で悪口を書いて仕返しをしているようにも見える。

仕返しは別にいいんだけど、そこから見える「性格の悪さ」が気になってしまった。

もちろん実際の性格は分かりませんよ。
ただ、彼女の作品に触れてそういう想いを抱いてしまったから、僕の中では「はあちゅうさんは性格悪いのかも」というイメージがついてしまいました。

そして極めつけはこちら。

書いてる事とやってることが違うじゃないか

悪口っぽいのが続いた後に書かれていたのがこちら。

かなり昔のことですが、ある仕事関係者に悪質なパワハラとセクハラを受けていたことがあります。

仕事で会わなくなって数年、その人の存在も嫌がらせも忘れていました。そんな時、その人と関わった友達からの話で思い出して、そんなしょうもないやつを恨んでいる暇もないほど充実している自分の人生に、感謝したくなりました。

「向こうが私に執着しているにも関わらず、私は相手の事を忘れていた」という時点で勝った。
執着しているほうが、相手への想いが強いのです。

あの時の嫌がらせをブログに書いて懲らしめることもできるけど、無駄な恨みを買ってもしょうがないし、そんなことをする自分の時間ももったいない。
なにより、それで私自身の品位が下がるのがイヤです。
書かなくても分かる人にはわかるので、復讐を果たしたも同然かもしれません。

私にできることは、相手のことを忘れることです。

めちゃめちゃ良いことを言ってる!

ほぼほぼ同意です。僕も同じ考えです。

その後のはあちゅうさんの行動

そしてはあちゅうさんが取った行動は・・・

「はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言」


 
めっちゃ言ってるーー!!!

電通時代に岸勇希氏からうけたことを大々的に告白。

自らが受けた性暴力について語り、連帯する「#metoo(私も)」。
「#metoo に背中を押されました。必死の訴えで、少しでも世の中が良い方に変わることがあれば」。
性的被害に悩んでいる人に向けて。

いやね、発言する事は別に良いんですよ。
#metooの活動の状況もあるだろうし、自分の考えも変わるでしょう。

でもね、今回の「半径5メートルの野望」は2015年発行ですよ!?
告白したのは2017年だから、たったの2年!!

書いてる事とやってることが違うじゃん(笑)

しかもリンク先のBuzzFeed Japanを見ると

はあちゅうさんは当時のことを忘れられずにいたという。最近、岸氏が新たな本を出版したことで露出が増え、その苦しさが蘇ってきたこと、#metooの動きがきっかけとなり、証言することを決意した、と話す。

岸さんのセクハラの話はもともと公に公表する勇気がなく、友人への個人的な相談のつもりでした。その方が『この話は公にするべきだ』とBuzzFeedさんをご紹介いただきました。

私はこうやって声をあげるまでに、7年かかってしまいましたし、その間、ずっと『彼のことを許せない私が悪い』『忘れられない私が人間的に未熟なのだ』と自分を責め続けていました。

・・・

忘れてないやん!

めっちゃ覚えてるやん!!

私にできることは、相手のことを忘れることです。
仕事で会わなくなって数年、その人の存在も嫌がらせも忘れていました。
「向こうが私に執着しているにも関わらず、私は相手の事を忘れていた」という時点で勝った。

こう言ってたじゃないですか!

ていうか、忘れらないのは当然だと思う。
そんなイヤな想いはそうそう消えることはないです。

告白するのも全然OK。
同じセクハラ・パワハラで悩んでいる人の力になるかもしれないしね!

でもね、書いてる事とやってることが違うじゃん(笑)

本では結構良いこと言ってますよ!
カッコ良く言い切っていますよ!

それを見た女性たちは「はあちゅうさんカッコイイ」とか「私もそうしよう」とか思うはず。

でも、著者が嘘を書くのは違うと思うんだよね。

「向こうが私に執着しているにも関わらず、私は相手の事を忘れていた」
「はあちゅうさんは当時のことを忘れられずにいたという。」

2015年には「忘れていた」、2017年には「当時のことを忘れられずにいた」。

これは完全に矛盾であり、どちらかが嘘ですよね。

これを見た時に「この人の本や意見を読む価値はない」と思い本を閉じました。

だって、嘘が載っているし、もしかしたら「こうできたらいいな」みたいのを書いてるだけかもしれないじゃないですか。

もちろんそれで救われる人もいるのは事実。

それでもあなたの経験を書いた後の言葉で嘘はマズイと思う。

今回のを見る限りでは本やメディアにとって見栄えが良いのを言っているだけで、「そういうことをする人物」だと思ってしまいました。

岸氏のその後

岸氏は2017年に独立。株式会社「刻キタル」の代表取締役に就任。 2017年10月「己を、奮い立たせる言葉。」を出版

本はAmazonレビューでは酷評に溢れ、株式会社「刻キタル」の代表取締役は辞任したとのこと。

ちなみに

ちなみに著書に書いてあることと実際に思っていた事の相違、行動の相違を書いただけであり、ここでセクハラ・パワハラの是非や声を挙げた事の是非について語る気はないです。個人的な意見としては岸氏が悪いと思っています。

おわりに

以上が「はあちゅうさんの本を読むのを止めた理由。」です。

本に限って言えば今まで「なんかしっくりこない」と感じていたところに今回の本。

・自分の不幸話が多くて疲れてしまった
・誰かを悪く言っているように見える書き方がキツイ
・バカにしている感じが耐えられなかった。
・書いてる事とやっていることの違い

嘘が載っている可能性があると分かった時点で醒めてしまったのと、100%信じられなくなったのもあります。

本の問題は僕とはあちゅうさんの狙ってる層が違うだけっていうのもある気がします。

これら全てが相まって「なんかしっくりこない」と思ってしまっていたんだなと感じました。
ようやくモヤモヤの正体が分かった。

disり記事になってしまったけど、はあちゅうさんの考えや情報を入手するアンテナの広さと感度、そして実行力。この部分は大好きだし尊敬しています。

ビジネス面でのツールの使い方などは素晴らしいです。

天才的な嗅覚があると思っています。

その面では今後もはあちゅうさんは注目しておいた方が良い人物であることには変わりがないとも思っています。

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