以前『「努力できるのも才能」は次元が低い努力できない人の言葉。』という記事を書きました。
内容は簡潔に書くと「自分の目指す先のプロになるような人たちは凄まじい時間を費やしているから『努力できる才能』なんて考えは捨ててとにかくやるしかないよね」というものです。
中学生の方から「僕は勉強が嫌いです。とても。それでも僕は点数上げたいと思っています。そこで勉強を嫌いなのは単に努力していないから嫌い何でしょうか。」という悩みのコメントを頂きました。
このコメントには既に返信はしたのですが、自分なりに考えをさらに考えてみてまとめておきたいと思いこの記事を書きます。
勉強に限らず、今やっていること、努力していることなどにも当てはまると思います。
一般の人とは少し考えが違うかもしれませんが、今やってることが嫌い・辛いという人に少しでも役に立てば嬉しく思います。
【お悩み】「僕は勉強が嫌いです。とても。それでも僕は点数上げたいと思っています。そこで勉強を嫌いなのは単に努力していないから嫌い何でしょうか。」
頂いたコメントの全文がこちらです。
僕は中学生です。ある疑問があってコメントを書きます。
どうしたらやる気がでて、どうしたら努力が出来るのかなと思ってこのサイトに行き着きました。
このサイトの書かれている事を読みました。読んで疑問に思ったことは好きな事をやる上で
努力(当たり前のこと)は必須ということでしたが、僕は勉強が嫌いです。とても。
それでも僕は点数上げたいと思っています。そこで勉強を嫌いなのは単に努力していないから嫌い何でしょうか。
苦しくても努力をしていけば、楽しいとまではいかなくても嫌では無くなるのでしょうか。
全く筆者さんの書いたことと関係あるのか途中で疑問になったけど、どうしても気になったので書きました。
努力を当たり前の事にしたいし、点数を上げたい、上に行きたいので書きました。文章が分かりにくくてすみませんm(__)m 長文失礼しましたm(__)m
こちらの悩みについて分割して色々と考えていきます。
まず「やる・やらない」という手段と「好き・嫌い」の感情は分けて考える
まず「やる・やらない」と「好き・嫌い」は分けて考えないといけません。
「やること(努力すること)は好きでなくてはならない」というわけではありません。嫌いなこともありえます。
「勉強は嫌い」だけど「良い点数を取りたい」という悩みを分けて考えると
「良い点数を取りたい」が目的
「勉強」が手段・行動
「嫌い」が感情
です。
目的のための手段・行動が必ずしも好きでなくても構わないということです。
やるべきことの全てが好きなわけではないんですよね。
「この作業は正直好きじゃない、けど自分の理想や目的のためにはやらなくてはいけない」というのもあります。 やっていて苦しいこともたまにはあるかもしれません。
行動と感情は一致するわけではないというのが前提としてあります。
なので「やらなきゃいけないことなのに嫌いなのはダメなのかな。。」と落ち込む必要はないです。絶対に。
もちろん好きに越したことはないですけど。
「手段・行動」と「感情」は分けて考えてくださいね。
また努力していないから嫌い、努力すれば好きになる・・・というものではないです。努力量と感情は別物です。
ここから本題に入ります。
勉強が嫌いな人は「なんのためにやっているか?」を明確にすることが大事
次に嫌いな理由をハッキリし、どうすれば好きになれるか、楽しくなれるかを書きます。
勉強が嫌いな人は「なんのためにやっているか?」を明確にすることが大事です。
なんのために勉強をしているのか?
手段が嫌いなことだとしても「なんのためにやっているか」という先が見えれば耐えられるか楽しくなれるでしょう。
以前書いた『やる気が出ない時は「未来を想像してワクワクする」のが大切!』に近い内容です。
なんのために点数を上げたいのか?
なぜ上に行きたいのか?
さらに言えば
それを達成したときにどんな気持ちになれるか?
どういう生活が待っているのか?
も考えると意識が変わるかもしれません。
上に行ったときの楽しいことや理想の生活をしている自分を想像すれば、今やっていることも多少は頑張れるようになれるかもしれません。
勉強が嫌いな人は成功した姿や理想の生活を想像する
なんのためにの理由や理想の生活を想像するのは、別に清く正しいことだけでなくて良いと思っています。
これもコメントでお答えしたことなんですが、
とか。 さらに
とかでもなんでも良いと思います。
後半は願望たっぷりですけどそれも原動力にはなるはずです^^
「そうなったらカッコイイ・気分が良い」でも「異性にモテたい!」でもOKですし。
その理想の生活への想いが強ければ強いほど、今やっていることは乗り越えられる気がします。
例えば野球選手でも、大好きな選手と一緒にプレイしたい、日本代表になりたい、メジャーリーグで活躍したい、年俸を10億稼ぎたい、女性にモテたい、アナウンサーと結婚したいなどの想いが強ければ日々の練習も頑張れると思います。
「今やってることは好きじゃないけど、これを乗り越えればあの生活を手に入れられるんだ!」
このように思えたら頑張れる気がしませんか?
今頑張れば理想の生活を手に入れられるんです。
どれだけそこに行きたいかの熱意次第だと思います。
明確に理想の生活や感情を想像できればできるほど前に進めます。
人生は山登りのようなもの。勉強が嫌いでもコツコツ1歩を積み重ねていこうね。
僕は初心者ですが山登りもします。
日本でも世界一周の旅をしたときも登りました。
人生も山登りのようなものだと思います。
高い山ほど登るのはしんどいです。
後半になると1歩がキツクてすぐに休みます。(体力ないのもあるけど)
そのキツさが続きます。
でも山頂に行くためにはどんなにツライことでも1歩足を前に出すことでしか辿り着く方法はありません。
山頂に行きたいから、山頂の感動を味わいたいから、達成感を味わいたいから登ります。
途中でやめることも可能だし引き返すこともできます。無理をすることではないです。
また撤退は悪いことではなく、場合によっては最善の選択でもあります。
それを決めるのは自分自身です。
山頂や山に登った気持ち、そこへの熱意があればあるほどキツイ1歩も苦しい1歩も頑張れると思うのです。
【おわりに】勉強が嫌いな人が頑張れるようになれるオススメの方法。
僕なりの「勉強が嫌いな人が頑張れるようになれるオススメの方法。」を紹介しました。
まとめるとこのようになります。
勉強が嫌いな人が頑張れるようになれるオススメの方法
- 手段と感情は分けて考える
- 「なんのためにやっているか?」を明確にする
- 成功した姿や理想の生活を想像する
- 人生は山登りのようなもの。コツコツ1歩を積み重ねていこう
僕はこのような考えで乗り越えてきました。
乗り越えるというか、「嫌だな~」と思う前に理想の生活や「これをやったあとの姿」を想像をするのでほとんどイヤに思うことがありません。
もちろん「これはあまり好きじゃないな~」「苦手な作業だな~」という感情はあるけど、すぐに「でもこれやれば自分の理想の場所に行ける」と考えるようになっています。
自分の理想の生活を思い描きながら行動できるようになると、ほとんどの行動が楽しくなれます。
全部の行動がなりたい場所に通じているから。
今嫌な事があっても考え方次第ではやる気が上がったり、好きになるかもしれません。
まずは「なんのためにやっているか?」というのを考えてみると今のモヤモヤは少しは晴れると思うので試してみてくださいね!
お悩み相談
もし解決して欲しい悩みなどありましたら「お問い合わせ」よりご連絡ください。
役に立てれば嬉しいです!
また「お悩み相談」というカテゴリーを作りました。相談していただいた悩みの深掘りをした記事を掲載していきます。
お悩みのやりとり全文
お悩みのやり取りは『「努力できるのも才能」は次元が低い努力できない人の言葉。』のコメント欄にありますが、ここにも載せます。
内容はこの記事とかなり近いですが気になる方は是非見てくださいね。
関連記事