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「盗んだ・騙して手にした楽器で良い音が出るわけがない」は本当?

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たまーに、こんな意見を聞く事があります。

「盗んだ&騙して手にした楽器で良い音が出るわけがない」

これってどうなんでしょうね?

こういうの考えるのが好きなので、色々と考えてみて

そんなことはないんじゃないかな~?

という結論に辿り着きました。

「あ~、こういう意見もあるんだな~」くらいに1つの意見として思ってくれたら嬉しいです^^

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前提

まず、大前提として書いておきたい事があります。

  • 盗み・騙すのは100%アウト
  • これは絶対やってはいけません。盗みなどを勧める気は毛頭ありません。

  • 精神論が嫌いではなく好きです
  • 分析としてフラットな目線で書いていくと「冷めてる感」が出てしまうんですけど、感情論とかをバカにするとかは一切ないです。

    ここらへんをご理解のうえお読みください^^

    お題

    「盗んだ&騙して手にした楽器で良い音が出るわけがない」ということを自分に置き換えてみると

    「僕(あなた)がAさんから楽器を盗んだ。盗んだ楽器では良い音なんて出ない」
    ということになります。

    これを読んでみんなはどう考えるでしょうか?

    物は変わらない

    まず、物はどう変わるのか。
    僕はギターをやってるので、ギターで考えます。

    盗む前と盗んだ後のギター。この違いは?

    ないです。

    盗んだという事実こそあれど、ギターには変化はない。はず。

    また、仮に自分が盗ったわけではなく誰かが盗って、同じシリーズのをずらぁっと並べて「この中に盗んだのあるから。当ててみて」て言われても探せる自信ない。
    この場合、「個体差による音の良し悪し」は当てることは出来るけど、「盗まれたもの」を探すのは難しいです。
    盗んだものが極端に良い音が出ないという結論だったら一瞬で分かる。

    けど、盗まれたという事実でギターという個体に凄まじく変化が起こるわけではない。

    元からの良し悪しは確実にあるけど、何らかの事実で急激な変化が起こるとは考えられない。

    気持ちの面

    なにかあるとしたら気持ちの面だと思います。

    でも、気持ちの面でどうして「良い音が出ない」となるんだろ?

    悪い事をしたから悪い音が出ない?
    盗んだ気持ちが罪悪感として沁みついて良い音が出ない?

    そう言いたい気持ちは理解できる。
    けど、どうなんでしょうね?

    楽器は感情に左右されるしね。

    罪悪感持つ人は少ない?

    そもそも、罪悪感持って気にする人は盗みなんてできないような気がするな(笑)
    そんなナイーブな人が盗みやらないんじゃないかな(笑)

    テンションが上がる人も

    中には「やべー!タダで楽器手に入っちゃったよ!!最高ーー!!!」って思う人もいるよね。

    こんな精神状態だったら、多分ね・・・

    良い音出すよ!(笑)

    テンション上がって、伸び伸びと演奏して、幸せ感じたら、そりゃ良い音出るよ(笑)
    罪悪感は無しなのでさっきの条件は満たしてない。
    悪いとも思ってないから足かせにもなってない。

    みんなも「最高の楽器」を手に入れたら気持ち良いもんね。普通に買ったとしてね。
    それがタダで手に入ったらテンション上がるよ。

    そういう人種だったら、確実に良い音を出す。

    メンタル強いし、この先もガンガン自分の音を出す人な気もしないでもない。

    感情に左右される楽器だからね!

    楽器の技術不足

    これは別角度で。
    盗んだどうのこうのとはちょっと違う部分。

    楽器の良し悪しは多少あれど、どの楽器も良い音で鳴らせないのは「楽器の技術不足」とも考えられる。

    上手い人やプロが安いものを使ってもいつもの音が出たりするよね。
    自分の機材を上手い人に渡しすと「こんなに良い音が出るの!?」と驚いた事とかない?

    上手い人はどんな機材でもある程度以上の良い音を出してくれる。

    ここで名前を出すのは場違いかもしれないけど、先日書いた記事「宮脇俊郎 氏のギターの凄さ! 知られざる〇〇の超絶テクニック!」でも書いたように、宮脇俊郎さんくらいの技術があれば、どんな楽器でもとてつもなく良いトーンを出してくれるはずですよ。

    盗んだとかではなく、良い音を出すことが出来ないのは「その人の技術不足」って事。

    そうであると思いたい

    これはフォロワーさんと話してて出た意見です。

    メンタルの話やとしても、盗んだ物を平気で演奏に使えるメンタルの持ち主が後ろめたい気持ちで演奏しているとは考えにくいしむしろ
    「うわぁ、俺1円も払わずすっげぇ良い音だしてるぅぅぅぅぅ!」
    って悦に浸ってる説まであります

    それは完全に
    「そう思いたい」
    人の心理ですね。

    「盗むようなことをする人は、良い音が出せない」と信じ込みたい

    ということ。

    気持ちは分かります。
    だけど、「信じ込みたい」と「事実としてそうである」は全くの別物。

    自分のこうであってほしいっていう意見と結果がイコールとは限らないものね。残念だけど><

    でも信じ込みというのも感情や聴こえ方を左右させるので、理解はできる。

    聴こえ方が違うのは本質を見ていない証拠

    聞く場合に限るけど、とある人が何かしら悪事を働いたとして、今まで聞いていて好きだった音が良くなくなったり、「なんだこのクソみたいな音は!」と思う人。いるよね。

    僕はこれは作品の本質を見ていないと思っているんですよね。

    なぜなら、「聞いていたモノに変化はない」から。

    では、何が変わったのか?

    それは、あなたのとある人に対する感情。

    感情だから「聞きたくない」「好きではない」なら理解できます。
    やっぱ嫌いになった人のを聞きたくなかったりするもんね。
    失望したから好きじゃないから聞かない・・・とか。

    でも、作品自体のクオリティや出来は変わってないんですよ。
    だから、「急に音が悪くなる」とか「アレンジがクソ」とか事件の前後で言い出すのは、その作品自体を見ていなかった証拠だと思っているんです。感情に左右され過ぎてた証拠でもあるよね。

    本質をしっかり把握したうえで「好き嫌い」は分かります。
    ただ嫌いな人でも作品は素晴らしい人も普通にいるので、そこは別で考えて欲しいなって常々思っています。

    好き嫌いや感情で作品に触れることは決して悪い事ではないです。
    むしろそういうのが普通だし。
    ただ、好き嫌いと作品の質はまた別のお話だと思っているっていうお話。

    おわりに

    「盗んだ楽器なんか良い音なんてなるわけねーじゃねーかよーーー!!!」
    「盗むような奴の音が良いわけねーじゃねーかよーー!!!」
    っていうのは、すんごいわかるんです!
    言いたい気持ちもすんごい分かる!
    僕も気持ちとしては同じ!

    ただ、その気持ちと実際は違うんじゃないかなと。

    それを考えるためには「感情」と「結果」を分けて考えてみる必要があるよね。
    特に感情が入ると正しく判断出来ない事が多いので別々で。
    というのが僕なりに考えてみた結果でした。

    ・・・

    でも、盗みはダメだからねー!

    良い音が出るとか出ないとか関係なく、盗むとか騙すとかは絶対NGですからね!!

    盗んでいいのは他人の技術だけ!!
    目で見て盗め!(笑)

    ・・・

    てなお話でした。

    追記

    こんな記事を見つけました(笑)
    元ガンズのスラッシュ 名誉賞授賞式でギターを盗んだことを告白

    スラッシュは「ギターは着替え室にあったんだ。なんでそこにあったのかわからない。で、持って帰った。つまり、誰のだかわからないギターが着替え室にあって、誰も自分のものだと言っていないし。俺はこのギターをずっと使用してきたよ。」

    2007年の情報で真意はわかりませんが本人が言ったそうですね。 スラッシュが下手・音が悪いとは思えないからな~。

     

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