先日このようなツイートが話題となっていました。
Youtuber養成講座とか日本の終わりが見えるね pic.twitter.com/upY3wYDMZt
— つきみくん297 (@tukimi_syado) 2017年8月23日
「Youtuber養成講座」というのがあり、小学生の新しい習い事となっているという事に対して「Youtuber養成講座とか日本の終わりが見えるね」という言葉を添えたツイート。
ツイート主含め、リプ欄を見ると多くの人がYoutuber養成講座に対して批判的であった。
「Youtuberになりたい」という人をバカにする類のものも多かった。
僕の考えは彼らとは逆で、むしろ「良い事」だと思う。
今回は僕の意見を書きたい。
Youtuberになりたい子供達
今Youtuberは絶大な人気を誇っている
有名所では、はじめしゃちょー、Hikakin、木下ゆうか、ヒカル、Seikin・・・などなど。
はじめしゃちょーはYoutubeチャンネル登録者数が日本一で538万いる。動画の総再生回数は40億を超える。
Hikakinは498万の登録者、再生回数は36億回。
10代、20代に絶大な人気です。
そんな彼らを見て「はじめしゃちょーみたくなりたい」「Hikakinみたく人気者になりたい」と思うのはごくごく普通の流れだと思う。
YoutubeはTVと同じ、もしくはそれ以上に大きいプラットフォームで、メジャーなものからマニアックなものまであり、自分の好きな動画がどこかに絶対ある。
スマホやPCが普及している現代ではほとんど子供達は見ている媒体だと思う。
「Youtuberになりたい」のデメリット
もちろんYoutuberの多くは顔を晒して、バカな事もやったりする。
批判や攻撃され炎上する事もある。
嫉妬なども多いかもしれない。
さらにYoutubeに投稿し始めて全員が人気者になれるわけではない。
黒歴史と呼ばれる恥ずかしい過去を全世界に発信することにもなる。
他人からバカにされる事もある。
なるのは簡単ではないし色々と大変な事も多いと思う。
でも「Youtuberになりたい」というのがなぜそこまで批判されるのかがわからない。
Youtuberになりたいは芸能人になりたいというのと同じ
Youtuberもれっきとした”仕事”です。
トップYoutuberは何億と稼いでる。
世界一のYoutuberは2016年に17億円稼いだ。
世界で最も稼ぐYoutuberランキング(2016年)。
1位はゲーム実況のPewDiePieで年収17億円。https://t.co/vkpFDUyjC8 pic.twitter.com/F27xvRqikw— Nori @#CNソロ企画 企画主 (@norinori0107) 2017年8月3日
お金の面だけではないだろうが、魅力的に映る人と同じ事をしたいというのはバカにされる事なんだろうか?
色々とデメリットもあるけど、芸能人と同じ仕事(芸事)だと思う。
お笑い芸人になりたい、アイドルになりたい、俳優になりたい、歌手になりたい、アナウンサーになりたい、歌のお兄さんになりたい、映画監督になりたい、サッカー選手・野球選手になりたい・・・。僕がやっているギタリストも当てはまる。(サラリーマン以外という言葉の方が近いかもしれない。)
それと全く同じだと思う。
Youtuber養成講座に通うのはバカ?
「養成講座に通うのはバカ」なのでしょうか?
確かに一握りしか成功しないYoutuberの世界で、いくらかお金をかけて習いに行く。
そんなの無駄でしょ?
・・・僕は違うと思う。
サッカー選手になりたくて、サッカー教室に通う。
アナウンサーになりたくて、アナウンサー学校に通う。
ミュージシャンになりたくて、音楽学校に通う。
お笑い芸人になりたくて、お笑い養成学校に通う。
ゴルファーになりたくて、有名な先生に習う。
これと何が違うのかな?
みんなもサッカー選手とか憧れませんでした?
スターと同じ生活したいって思ったことないですか?
毎月お金を払ってサッカー教室に通ったからといって、全員がサッカー選手になれるわけではないですよね。
音楽学校行ったからって全員が音楽で食えるわけじゃないですよね。
ある意味そう考えたらみんなアホだと思います。
自分も音楽の専門学校に行ったけど、なれる保証もないのにたくさんの費用がかかってね。
小学校の頃はサッカー教室も通ったけど、今はサッカーとは無縁だしお金の無駄とも言えますよね。
でも、やりたいしその職業になりたいという想いがあるから、みんな頑張りたいと思っている。
Youtuberという仕事を目指すのはごくごく普通のことじゃないかなと僕は思います。
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Youtuberになるのは人生甘くないという人達
「そんな人生甘くない!」
実はこれは僕が高校の先生に言われた言葉です。
「ギタリストになりたい」と言ったら、「人生甘くないぞ、音楽で食べられる人は一握りだ。やめなさい」と言われました。
その言葉に反発して頑張ったからこそ今があるんですが・・・その言葉は正しいと思います(笑)
人生甘くない。
でもそれはみんな理解しているし、やれば理解できることでもありますよね。
それでも夢に挑戦したい。
やりたい事をしたい。
ほとんどの人がたくさん失敗をするはずです。
挫折もあるはずです。
それでいいんじゃないかなと思ってます。
「人生甘くない」「成功するのは一握り」だから、自分の夢を諦めたり、「ああいう人になりたい」っていう想いがあるのにやらずに終わらせるの?
その方が後悔すると思う。
たくさん失敗してダメだと思ったらやめるのもあり。
ましてや子供は無限の可能性がありますからね!
やってみなければ分からない事も多いはずです。
Youtuber養成講座のメリット
個人的にYoutuber養成講座は良いと思っています。
その理由は
からです。
主体的に動けるようになる
Youtuberは自分から動かないといけない仕事です。
受け身ではなく、自分から行動していくようになる。
子供の頃から自分から動けるようになれるようになれるのは今後も役に立つスキルです。
どうするれば良いかを考える力が養われる
「動画の再生数が伸びない」「チャンネル登録者数が増えない」
これらを考えると自動的に「再生数を得るにはどうすれば良いんだろう?」「登録者数を増やすにはどうすればいいんだろう」と考えます。
この力が自然と養われます。
さらに講座で教われば新しい発見もあるだろうし、教わった内容を他の分野でも応用で使えるかもしれません。
何がどの分野で役に立つか分からない。
発信する側の視点が養われる
Youtuberに限らず、TVなどでも多くは受信しているだけです。
TVに限らず、提供する側と利用する側に別れ、大多数は受け手です
発信する側の視点を知りません。
これを子供の頃から養われるのは、相手の事を考える力が養われると同時に、提供する側の気持ちも考えられるようになると思っています。
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これらは仮にYoutuberとして大成しなくても、子供の頃から養えるのは大きなメリット。
養成講座に通うのはここだけ見ても良い。
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やりたいことを仕事に
常々「好きな事を仕事にすればいい」と思っています。
Youtuberだってみんながやりたい事で好きな事でお金を稼ぐことが出来たら一番幸せなんじゃないかなと思う。
大好きな音楽で生活するとか、大好きなサッカーで生きていくとか、なりたかったアイドルでファンに喜んでもらって生活するとか。
やりたくない事で生活するよりも、やりたいことを仕事にできたら一番幸せですよ。
「そんなの出来たら苦労しないよ」
そんな声も聞こえてきそうですが、「そのために何をしたの?」と聞いてみたい。「そんなの出来たら」の出来るために何をしたのでしょう? そのためにどれぐらいの時間を費やしたんでしょう?
多くの事はかなりの時間や熱量を持って取り組まないと成功しないと思っています。
やりたいことがあり、やりたいと思い、その道を走り、それが仕事にできたら一番。
やりたい道を走ろうとしてるからこそ「Youtuber養成講座に通った」んじゃないかな。
それは笑われる事ではないと思います。
自分に子供がいて頑張りたいというのでお願いされたら、お金に余裕があれば出来る限りの事はしたいと思うはずですし。
やった人しかやりたい事を仕事にできないから。
「Youtuberになりたい」という人を笑う人間にはなりたくない理由
今や仕事は多様性を増し、なんでもお金になる=仕事に出来る可能性を秘めています。
Youtuberだってそう。未来のスターがどんな状況で生まれるか分からない状態です。
Youtuberに対して批判的な感情を持つ人もいるとは思うけど、その子達にとっては夢です。
夢に向かって頑張る人をバカにするような人間にはなりたくないなと僕は思います。
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