夢に向かって進んでいたり、頑張っている時にこう言ってくる人に出くわしたことはありませんか?
無理だよ。
諦めなさい
絶対成功しないよ。
まだやってるのかよ。
・・・などを言ってくる人に。
僕はギターリストになりたくて頑張っている時に全部言われたことがあります。
でも今はギタリストとしても活動しています。
当時は言われてムカツイたり少し不安な気持ちにもなったりもしたけど、今になって振り返ってみて「とあること」に気が付きました。
そう考えると気にしていたのがバカらしく思えました。
もしこんなことを言われて、言われた言葉が引っかかっていたり、諦めようかと考えている人がいたら是非この記事を読んでください。
少しでも役に立てば嬉しいです。
夢に向かっていて「成功しないよ」「諦めろ」という人
僕は高校の時に音楽(ギター)を始めてギタリストになりたいという夢を持ちました。
それから色々な場所で「成功しないよ」「諦めろ」と言われてきました。
大事な事なので少し書いていきますね。
高校の担任に「絶対になれない」と言われる
高校3年の時に担任(高校教師)との進路指導の時にギタリストになりたい。専門に行きたいと話しました。
「音楽で食べられる人はほんの一握りだ」
「やめなさい」
と言われる。
中学の同級生に「まだやってるのか?」「諦めろよ」と言われる
21歳の頃、コンビニの夜勤をやっていた時に地元の知り合いがちょくちょく買い物に来た。
その中に少し前に就職をした中学の同級生がいて会う度に
「まだやってんのかよ(笑)」
「もう諦めろよ。」
「もうなれないでしょ(笑)」
と言ってきた。
バイト先の従業員や店長にバカにされ「成功しないよ」と言われる
23歳の頃世界一周の旅から帰国してコンビニの夜勤も再度やらせて頂き、さらに某焼肉店で昼間も少し働いた。
焼肉店では従業員のおばちゃんからは
「そんな歳まで何やってるの」
「もうやめなさい」
「諦めなさい」
と言われ、店長からも
「どうせなれるわけがない」
「絶対無理」
と言われた。
とあることに気が付いた
もちろん場所や人によっては応援してくれたので全員が否定的というわけではありません。
でも他にもいくつかあるけど色々と言われてきました。
夢に向かって何かをやる人は少なからず言われた事もある気がする。
こういうの言われるとムカツクよね。
人によっては考え込んでしまい結果として「辞めよう」となるかもしれない。
でもね、最近あることに気が付いたんです。
「成功しないよ」「なれるわけがない。やめなさい」と言ってきた人達は「その道のプロ」じゃない
ということに。
「その道のプロ」でもなんでもない人達が夢を諦めさせようとしている
そうなんですよ。
僕の夢を諦めさせようと言ってきた人達は「その道のプロ」でもなんでもない人達だったんですよ。
「諦めろ」と言ったり、バカにしてきた人達は
でした。
僕は音楽の道を志していたわけだけど、言ってきた人達は音楽のプロでもなんでもなかった。
音楽をやっていたり志した人達ですらなかった。
しかも、僕の演奏や能力を一回も聴いたことがない人達だった。
・・・
自分で経験もしたことがないジャンルに対して、
その人の何かを見聞きしたことがない人が
「諦めろ」「無理」だと言ってくる。
・・・
なんだそりゃ!!
て感じだよね。
言われて少しでも気にしてしまっていた自分にこう言ってあげたい。
「あいつら音楽のこと何もわかってない連中だよ? そんな人達の言葉を真に受けて気にするのなんてアホだぜ?」
って。
夢に向かう人に「成功しないよ」「諦めろ」という人の心理
この事を発見してTwitterで呟きました。
音楽をやって「成功しないよ」「なれるわけがない。やめなさい」と高校の先生やバイトの店長とかに言われてきた。今思うと言ってきた人達は「その道のプロ」でも何でもなかった。 逆にその道の人から言われたことない。 続けたからギタリストになれたので否定的な言葉を言われても気にする必要がない。
— Nori @音楽アカ (@norinori0107) 2018年8月9日
音楽をやって「成功しないよ」「なれるわけがない。やめなさい」と高校の先生やバイトの店長とかに言われてきた。今思うと言ってきた人達は「その道のプロ」でも何でもなかった。 逆にその道の人から言われたことない。 続けたからギタリストになれたので否定的な言葉を言われても気にする必要がない。
友達からのコメントが夢に向かう人に「成功しないよ」「諦めろ」という人の心理を上手く言い表していたと思いました。
夢見てる人を諦めさせて、どこかでホッとしてるんですよ。
何にもなれていない、人生を浪費して来た自分と同じ舞台にとどまらせなければ!
お前だけ上には行かせん!
って(笑)
とてもありそう。
全員がこういう想いでないだろうけど、バカにして自分より下にい続けさせようとする人もいると思う。
こういう人達の発言を気にする必要はないですよね。
以前書いた記事にも書きましたが、見下す人はどこにでもいるので、気にするだけ損だなと思います。
>>> 見下す人の心理 -見下されても気にしなくて良い理由-
言われた事をバネに頑張れるなら聞くのも有り!
僕は言われてから「覚えてろよ!」「今にギタリストになって見返してやるからな!」と思いながら練習をしてきました。
大成功ではないけどお仕事を頂けるようになって思うのは、頑張れたのは怒りをパワーに換えられたからだと思っています。
負けず嫌いだったからこそ、言われてもマイナスに捉えず、プラスに換えられたのかもしれない。
ムカつく言葉を自分の推進力に変換できる人はガッツリ受け止めるのも有りだと思います。
気にしちゃう人は「その道のプロじゃないし説得力ないよな~。聞く必要無いわ~」みたいに考えた方が良いですね。
同じ夢に向かう人やその道のプロは案外言わない
僕の場合はその道のプロでない人達に何回も「無理だ」「諦めろ」と言われたことがあるわけですが、じゃあ「その道のプロ」には言われたことがあるのか?何を言ってきたのか?
・・・
実は言われたことないんですよね。
音楽のプロで活躍する先輩達には「諦めろ」とか言われた経験がない。
単純に僕だけかと思って、先日メジャーデビューしているピアニストにこの話をして聞いてみた。
すると「バイト先の人や大学の軽音の先輩からは言われたことがある」と。
でも「師匠や先輩たちには言われたことがない」と言っていた。
もちろんすべてのプロが言わないというわけではないし、性格の良し悪しやハッキリ言うかどうかもあるので一概には言えないけど、案外言わないんじゃないかなと。
もし言われたら真面目に考えてみたほうが良い気がします。
蹴落とそうとしたり意地悪で言う人の意見は除いてね。
もし自分が後輩や目指す人にあったらどうするか?
僕は今まで言われたことがない。
先輩たちからも言われたことがない。
ふと「自分だったらどうする?」と考えてみました。
答えは「諦めろと言うことはない」です。
僕が言われたような「諦めろ」「辞めろ」「無理だ」とは言う事はほとんどないような気がします。
「僕が言われたから」ではない。
ダメ出しや助言はすることはあっても、拒否や否定をすることはない。
その理由として「何が起こるか分からない」から。
仮に現時点でどうしようもない人でもしっかりと続ければ見違えるほど上手くなっていたりします。
20代で微妙でも30歳で花が開くケースもあります。
若い時はプロと比べるとそこまで辿り着いていない人がほとんどで、階段を上っている段階。
この時点で無理かどうかは判断しにくいのもありますね。
逆に若い時に素晴らしい人でも途中で辞めたり、たいして成長せずに仕事を得られない人もいます。
周りを見ても何が起こるか本当に分からないなというのを感じます。
こういうのを先輩方も知っているから言わなかったのかもしれない。
ただ、5~10年と低いレベルから動かない場合は厳しいかもしれないなとは思うので、ここだけは本気で気をつけなきゃいけないポイントです。
「夢は叶う」・・・わけではない。
僕は「諦めろ」と言うことはないし、頑張れと応援するし自分に出来ることはするよ!という考えではあります。
僕は楽器店のMusic Lifeというのも経営していて、「楽器や消耗品を出来るだけ安くしてバイトとか減らせるようになって、少しでも練習に時間を費やせるように協力できたら」という想いから始めました。(その想いの記事はこちら)
基本応援しているし、役に立ちたいと思っています。
でも、「夢は絶対叶うよ!」とまでは言う気はないですね。
全てのジャンルでそんな簡単な事ではないし、高校教師に言われた「音楽で食べられる人はほんの一握りだ」も間違いではないと思っています。
努力をするのは当たり前で、上に行っている人は努力の量が凄まじく、さらにその中で才能がある人が上に行っているイメージです。(僕の中では)
でも、続ける限りは何かが起きる可能性もある。
またトッププロでなくても生きる道もいくつもあるというのもやってきて見る事のできる景色でした。
だからこそ、やりたいことがあるならやって欲しいし、後悔のないように生きて欲しいなと思っています。
もし途中で方向転換したりダメだったとしても、やらずに後悔するよりかはまだマシですから。
後悔を減らす生き方をして欲しいです。
>>> 「後悔をしない生き方」ではなく「後悔を減らす生き方」。〇〇をしておけばよかったを無くす考え方。
>>> Music Lifeを始めたきっかけ・想い ~プレイヤーが喜ぶ楽器機材店を作りたい!~
夢に向かう人に「成功しないよ」「諦めろ」という人を無視して良い理由。
頑張っていると「無理だ」「諦めろ」など言ってくる人が出てきます。
でもほとんどは無視をしても良いです。
なぜなら
からです。
少なくとも僕が言ってきた人達の言葉を信じてその通りに動いていたら、ギタリストになれる可能性すら放棄していて、昔になりたかった夢に辿り着くことは出来なかった。
夢が叶う可能性を持っているのに諦めてたらもったいないですよね。
自分が子供や若い時の大人たちは何でも知ってそうな感じがするけどそんなことはなくて、子供達よりかは圧倒的にいろいろな事を知っているけど、専門的な分野に関しては知らないことがほとんどです。
「大人がこういうから諦めよう」と考えてしまう人もいるからこそ、どの情報を信用するかは大事だと思っています。
そのうえで自分のやりたい事は出来るだけ諦めずに挑戦してもらえたいです。
言われた言葉が引っかかっていたり、諦めようかと考えている人にこの記事が役に立てば嬉しいです^^
岡本太郎の本がオススメ!
それでも不安な人は岡本太郎の本を読んでください。
あの天才、岡本太郎の本。
あの天才、岡本太郎の本。
1993年出版で僕は2009年に購入し10年近く何度も読み返してます。
また「強く生きる言葉 」もオススメ。
常人とは違う考えでそして超熱い言葉で書かれた本。
こちらの方が文字数も少なく1ページに3~4行の言葉なので読みやすいです。
読みやすいけど力強さが半端じゃなくガツンっとくる。 超オススメ本。
【追記】岡本太郎の本を別ブログで少し紹介しました。気になった方は読んでみてください^^
>>> 岡本太郎の本「自分の中に毒を持て」「強く生きる言葉」はやはり名著だよね っていうお話。
【余談】言ってきた人達と偶然会った
オマケ文章です。
少しずつお仕事を頂けるようになってからとある焼肉店に友達と入りました。
すると「どうせなれるわけがない」「絶対無理」と言ってきた焼肉店の店長が働いていました。(系列店の別店舗)
僕の事は覚えていないようだったけど僕はすぐに思い出した。
内心では「俺はギタリストになってやったぞ!ざまぁみろ!! あなたはまだ従業員だけど俺はここまで来てやったぞ!」と思った。
ちょっと性格悪いですよね(苦笑)
でもその若かった時は根に持っていた相手を見つけてそう思ってしまったんですよね。
そう思った直後に急にむなしくなったんです。
「あ~、この考えはしょうもないなぁ。意味が無さ過ぎる」と思ってからは根に持つとか恨みを晴らすみたいな感情は持たないように意識したし持たないようになった。
むしろ、「あなたのあの言葉があったから頑張れたし、ある意味今の自分がいるのはあなたのおかげ」だとも思えるようになりました。 恨みとかよりも感謝するべき存在だったんですよね。
ムカつく相手でも頑張る力に変換出来たら感謝できる相手に変わるんですよね。
ムカつく人も言葉も状況も、頑張る力に換えていけたら良いよね!
・・・という余談でした^^
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