先日読んだ本がとても面白かったので、まとめてみたいと思います。
読んだ本は「日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する」です。
みんな「箱」に知らず入っていてることが多いんですよね。
イライラに悩んでる人に限らず、読んでほしいです。
「効果的な本の読み方 -本の要点を押さえ考えを整理してノート1ページにまとめることのメリット-」という方法で僕は本をノートにまとめています。
その際まとめた言葉・気になった言葉を儒遺文なりにまとめて書いていきたいと思います。
「悪いのは〇〇だ!」→ 100%自分が悪い
誰かに対して「俺は何にも悪くない! 悪いのは〇〇だ!」と思うことありませんか?
会社の部下、一緒に動く仲間、配偶者、彼氏彼女・・・などなど。
その人達に対して思ったことはありませんか?
今でもそのように思うことがある?
そう、これって本当に嫌なんですよね。
「なんで言ったことやってくれないんだろう!?」
「もう少し〇〇やってくれてもいいじゃないか!」
「俺はこんなにやってるのに、アイツは・・・!!」
そんな風に思ったりね。
でも、これって「100%自分が悪い」んです。
・・・
「はぁ!?なんで? そんなわけない(笑) 俺が悪いわけない!」
このように思った人もいるかもしれないですね。
僕もこの本を読んだ時に
「相手が悪いって思うことはあるし、なんでこの状況で自分が悪いんだろう?」
と考えました。
理由はこのような意味でした。
相手を「モノ」として見ているから
人を「モノ」として見ているから、です。
???
これだけでは分かりにくいですよね。
人を「人」として見ているか
人を「モノ」として見ているか
人を「人」「モノ」、見方でどのように変わるか。
人を人として見る場合
→思いやりの心
人をモノとして見る場合
→上から目線、見下す。 存在価値を否定する。
→道具、障害、無関心
→相手からの「抵抗心」
このように見ると、分かりやすい気がします。
もう少し詳しく書かれていました。
相手をモノとして見る見方
心当たりがあれば、相手をモノとして見ている可能性ありです!!
モノとして見られた場合はどうなるか?
人は表面の行動ではなく、奥深くにある感情を感じ取れます。
それでは、上記の「モノ」として見られている場合の心境はどのようなものになるでしょう?
例えば、あなたが「邪魔なモノ」「障害物」便利な道具」「無関係」「無関心」として見られています。
そのように見られている・接し方をされてると感じる。
相手に対してどのように思いますか?
決して良い気分はしないですよね。
そんな人間のために良い対応できない人も多い気がするんですよね。
それでは、この状況を作ったのは誰だろう?
一番最初の原因は相手かもしれません。
しかし、その後の対応で相手を「モノ」として見たら、関係を悪化させた・させ続けているのはあなたです。
身の回りで起きている出来事は100%自分が原因で起きています。
この事に関しては昔から大好きで読み続けている『「原因」と「結果」の法則』という本に詳しく書かれています。この本はオススメ!
自己正当化をするようになったら「箱に入っている状態」となる。
この部分はとても面白くて、「たしかにそれありますね」と思ってしまった事です。
あなたはこんな経験ありませんか?
「〇〇しようと思っていた」けど「〇〇しなかった」
電車で席を譲ろうとした、けどしなかった。
勉強をやろうとした、けどしなかった。
・・・などなど
この状態は「自己裏切り」という状態。
自分を裏切ったということです。
ここから”とある人”は「自己正当化する」ようになります。
自己正当化の大きな特徴は
「相手を非難」したり、「環境を悪く言ったり」
するということです。
この状態を「箱に入っている」と言います。
箱に入る流れ、入っている状態
自己裏切り→自己正当化→相手を非難
ここから「自己正当化→相手を非難→自己正当化→相手を…」がずっと続きます。
自分が箱に入っていないかどうか確認してみましょう!
箱に入っている人が複数いれば「共謀」となる。
箱に入った人が複数いれば「共謀」という状態になります。
「共同で悪い事をする」という意味です。
共謀の状態になると、複数で相手をモノとして見ます。
上から目線、見下す。 存在価値を否定する。などが行われます。
相手は表面の行動ではなく、奥深くにある感情を感じ取れます。
その後、相手はイラついて抵抗心が働き、どんどん悪い方向に動いていきます。
これがずっと続いていきます。
相手も箱に入っている状態ですね。
お互いが箱に入っていて、お互いが「自分は悪くない」と自己正当化して、相手を非難して・・・これがずっと続いていきます。
箱に入っていると関係は悪化して、良い事は何もありません。
箱から脱出する方法
箱から脱出する方法はこの流れでsy。
箱の中にいることに気付く
まずは「自分が箱の中にいることに気付く」ということが一番大事です。
箱の中にいる時は何をやっても上手くいきません。
「もしかして箱の中にいるのかも?」と考えるだけで充分。
このように考える・自分に問いかけるだけで、箱のドアは半分空いた状態になります。
箱の外の世界を探す
箱の中にいると外が分からない。
箱の外の状態を知るために「箱の外の状態でいられる友達・場所・本・音楽・・・」などに接する。
新たに状況を考え直す
自分が中に入って接していると思う人に対して「これから自分がすべきことは何か」を考える。
今すぐできる簡単なことを考えて実行する。
【まとめ】日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則
以上が、「日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則―感情に振りまわされない人生を選択する」で気になった部分です。
「箱に入っている状態」は自分にありそうですよね。
少しだけでも、「自分は大丈夫かな?」と考えられれば、箱に入っているかどうかに気付くことができ、周りが好転していくかもしれません。
人を人として接する事ができれば状況は変わるかもしれません。
他人が悪いと思う前に、自分がどうなのかなって気にするのが大事ですよね。
この本は物語仕立てで、とても分かりやすく簡単に読むことが出来ます。
今回書いたこと以外にもたくさん重要なこともあるし、ひとそれぞれ響く部分が違うと思うので、是非読んでみてくださいね^^
【全目次】日常の小さなイライラから解放される「箱」の法則 感情に振りまわされない人生を選択する / アービンジャー・インスティチュート【要点・もくじ・評価感想】
こちらの記事は全ての目次が書かれています。目次を見てどういう内容かも見るのもオススメです!
自分の小さな「箱」から脱出する方法
「箱」という概念については、だいぶ前に書かれた本があります。
だいぶ前に読んだ気がしますが、当時は「効果的な本の読み方 -本の要点を押さえ考えを整理してノート1ページにまとめることのメリット-」という方法でまとめてなかったようです。
Amazonなどでは、この本の方が圧倒的に読まれていて評価が高いですね^^
こちらもオススメしたいと思います!是非!
【全目次】自分の小さな「箱」から脱出する方法 / アービンジャー・インスティチュート【要点・もくじ・評価感想】
こちらの記事は全ての目次が書かれています。目次を見てどういう内容かも見るのもオススメです!
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