
先日「99%の会社はいらない」という本を読みました。
著者は「堀江 貴文」さん。
堀江さんの本は好きで何冊か読んでいます。
考え方も基本好きですし、なにより自分にはない考えも多く面白く感じます。
以前「ゼロ -なにもない自分に小さなイチを足していく」という本のまとめも書きましたが、それも面白かったです。
今回の本も中々面白かったです。
「99%の会社はいらない」というタイトルですが、経営者や会社員に対してだけの話しではなく、誰が見ても良い発見があるので是非見て欲しいです。
僕が気になった部分も引用させて頂いたので見てもらえたら嬉しいです^^
99%の会社はいらない / 堀江 貴文 の内容紹介
「99%の会社はいらない」
「99%の会社はいらない / 堀江 貴文」の内容紹介
もう「忙しい」を口癖にするのはやめよう。
「自分の時間」を生きるためには、会社に属さなければいい。
体調が悪くても会社に出ている、メールで済むことをわざわざ電話する、
毎週の会議がただただ常態化している、社内の派閥争いで足の引っ張り合いをする……
日本の会社にはいくつものムダがあると感じませんか?
その上、毎日残業、有給もなく、会社に言われるがまま仕事をして「忙しい」と感じる毎日。
そんな「苦しい忙しさ」を「楽しい忙しさ」に変えるためのヒントは、会社に縛られないこと。
「自分の時間」を生きることで幸せになる、ホリエモン的生き方・働き方とは?
「99%の会社はいらない / 堀江 貴文」の評価
働くことを真剣に考えるきっかけをもらった本。堀江さんの本は何冊か読んでますが、この本はダントツでおすすめです。
仕事とは何か、働くのは何かということを考えるきっかけになりました。
「自分の時間」を生きる本。今まで数々の堀江氏の著書を拝読してきましたが、最も「自分の時間」についての説明がなされている本でした。
読みやすい本ですねホリエモンの本に少し興味があって買って読みました。中々おもしろかった。ホリエモンの違う本も読んでみたいと思っている。
良い言葉やステキな考えもたくさんありました。
個人的に気になった部分を引用したいと思います。
リアルタイムのトークすら会議には必要ない
会議は会議室ではなくスマートフォン上で
会議で大事なのは、言いたいこと、そしてその内容を共有することだ。リアルタイムのトークすら会議には必要ない場合もある。
これをうまく利用しているのが、現在『週刊プレイボーイ』に掲載されている元2ちゃんねる管理人・ひろゆきくんとの対談連載「なんかヘンだよね...」である。
ツールを使えば会議室や面と向かって話す事すら不要になる。
目的のために今あるツールを駆使すればリアルタイムであることも、直接会う事も必要がなくなる。
自分の楽しいと思うことを追いかけ、その中で他人との差別化を行う
仕事はエンターテインメントであるべき
とにかく、自分の楽しいと思うことを追いかけ、その中で他人との差別化を行う。メジャーでなくニッチなことであれば、ライバルは少ないし差別化も楽だろう。そして、そこに小さな1を足し続けていく。それが、今後到来するであろう「仕事のない世界」 においてニッチな市場で実績を出す秘訣だ。
ニッチ市場であっても、世界規模で見れば大きな市場規模とな る
ニッチ市場であっても、世界規模で見れば大きな市場規模となる
たとえマイナーであっても、ネットは世界中につながっている。世界中ので 億人を相手にすることができ、興味を持ってくれる人が0.0001%いれば、7万人の潜在的な顧客がいるのだということを忘れないで欲しい。
「たとえニッチ市場であっても、世界規模で見れば大きな市場規模となる」というグローバルニッチの考え方があることは、大前提として頭に入れておくべき だろう。
この考えはとても面白いですよね。
1つ上に取り上げた内容とセットで考えるとかなり良い考え方だと思います。
「メジャーでなくニッチなことであれば、ライバルは少ないし差別化も楽だろう。」
「たとえニッチ市場であっても、世界規模で見れば大きな市場規模となる」
マイナーでニッチな分野であってもやり方次第では稼ぐことができる
マイナーという安定したインフラを活用せよ
現在ある有象無象の「地下アイドル」がそれなりに生活をしなが ら活動していけるのと同じことが起きる。
こういったことが起こるのは、マイナーでニッチな分野であってもやり方次第では稼ぐこと、生活していくことができるからである。
さらにこちらの考えも。
とりあえずはじめて続けた方が結果はついてくる
「失敗は当たり前、失敗したらすぐ忘れる
失敗を恐れずに動き出そう。打席数が多ければ多いほどホームランの 打率が1割なかったとしても、100回打席に立てば一回くらいはホームランが出る。
失敗をしないために打席数を少なくして打率を上げるのではなくて、打率は低いけれど より多く打席に立った方がいい。だから、まずは打席に立たないといけない。
下手に頭を使って考えて動けなくなるよりも、とりあえずはじめて続けた方が結果はついてくる。続けていることで能力が下がることなんて、世の中にはほとんど存在しな いのだから。
早く始めること、多く失敗することですね。
以前呼んだ「0ベース思考---どんな難問もシンプルに解決できる」にも「さっさと失敗する。うまく失敗する」とも言っていますね。
キンコン西野「僕は自分のことを好きな人の数しかカウントしない」
声を大きくして、声の届く範囲を広げるようにす
「僕は自分のことを好きな人の数しかカウントしない。自分のことを好きな人と嫌いな人の割合が1対9だとしたら、その割合なんて変えなくていい。あとは声を大きくして、声の届く範囲を広げるようにする。すると、1000万人を相手にした場合、100万人が自分のことを好きだと言ってくれる。嫌われることを恐れて小さい声しかあげていなかったら、結局少ない人しか僕のことを好きになってくれない」
西野さんは本当に素敵な考え方を持っていますよね。
先日西野さんと堀江さんの本「バカとつき合うな」も出ましたね。これも面白そう!
多少の努力では真似できないようなスキルこそが人を惹きつける
スキルがあれば資格なんていらない
面白いと感じること、好きなことを追いかけて得た、多少の努力では真似できないようなスキルこそが人を惹きつけるのだ。相手の心を読む前に、自分をさらけ出せ。
【目次】99%の会社はいらない / 堀江 貴文
はじめに
第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?
本当に「会社」は必要なのか?
これから会社員の給料は上がっていかない
会社という割高な保険への加入
日本の社会は差別化を知らない
日本は「世界でもっとも成功した社会主義国」
スペシャリストを求めつつ、ジェネラリストを育てる矛盾
古い体質から一歩も前に進まない
自分の仕事が減るのが怖い
社長にはバカか天才しかいない
日本からイノベーションが生まれない理由
日本の古い習慣を崩した、唯一の人物
雇った社員の違法行為は防げない
面倒くさい感情マネジメント
マンパワーもロールモデルもいらない
第2章 仕事のない時代がやってくる
仕事がなくなるのではなく、仕事から解放される
お金は時間を効率化させるためのツール
「最適化」で面倒な仕事を減らす
「捨てるカ」はこだわりとプライドにある
ファッションですら最適化できる
会議は会議室ではなくスマートフォン上で
システムがあれば感情論はいらない
テレビの価値はブランディングとアンプリファイア
テキストの力を侮ることはできない
「名刺交換」を面白い仕組みに作り替える
市場原理であらゆる無駄をなくしていく
ググれない人々と、AIのマッチング
第3章 だから「遊び」を仕事にすればいい
お金がなくても生きていける時代
年後のビジネスを作る「遊びの達人」
仕事はエンターテインメントであるべき
注目されているエンターテインメント業界
メジャーを目指すなら、マイナーなネットから
好きなことを武器にして、[マイナー&高収入]を目指せ
グローバルマーケットを狙えばマイナーでも勝てる
マイナーという安定したインフラを活用せよ
「面倒くさい」も理解できる
失敗は当たり前、失敗したらすぐ忘れる
毎日続けること、真似をすること
修業する時間があれば情報収集を
テレビに負けない価値を自分で作り出せ
とことんハマっていくと新しい展開が拓ける
第4章 会社ではない新しい組織のカタチ
ホリエモンという独裁者
オンラインサロン発足の秘密
イノベーションを生み出すための仕組み
ムーブメントには「2人目」が大事
サロンの仕組みは「推進力」で成り立っている
大学院にも企業にもできない研究のカタチ
楽しみながら学ぶ「新時代の塾」
サロンに民主主義はいらない
第5章 会社に属しているあなたへ
ギブ・アンド・ギブ
キングコング西野にみる、惹きつける力
相手ののどに小骨を突き刺せ
人気者はノリが良いの法則
他人に迷惑をかけるという求心力
人は「スキル」に惹きつけられる
相手の心を読む前に、自分をさらけ出せ
イノベーションのジレンマと、本当の幸せの定義
あとがき
【感想】99%の会社はいらない は面白い?つまらない?
他の本でも書かれている事は多いので最初の方はそこまでテンションは上がりませんでした。
それでも途中からは面白い内容が増えてきて、後半で畳みかけてきて面白かったと思えました。
とはいえ「効果的な本の読み方」で書いたように気になった部分に付箋をつけているんですが、今回は少し少なかったかな~。

【内容まとめ】ゼロ -なにもない自分に小さなイチを足していく / 堀江貴文【要約】の方が多かったですね~。
それでも色々な発見のある本です。
是非読んでみてくださいね^^
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