今回の記事はちょいと強めな記事ですよ!
批判的な記事ですよ!!
先日図書館で本を借りました。
借りた本は「赤羽 雄二(あかば ゆうじ)」さんの本。
以前読んだ本が中々良かったので借りてみたんだけど、読んでいてちょっと残念な気持ちになりました。
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング / 赤羽 雄二
まず赤羽さんの代表的な本に「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」という本があります。
めちゃめちゃ売れた本で2014年の時点で7万部なので、現在はもしかしたら10万部くらいいっているかもしれないです。
本の内容は「メモの大事さ」を伝えるもの。
Amazonのレビューで良い説明があったので引用。
・A4横使いで書く
・1枚1件だけ書く
・左上にタイトルして、アンダーライン引く
・内容(本文)は1枚につき4-6行で(1行=20文字程度)
・本文の各行頭には「ー」ハイフンを付ける
・1枚1分以内で書く
・吐き出すように、「思いつく速度」で書いていく
・とにかく1日10枚書く
・書ききった後で、クリアファイルに分類・整理する
僕もメモをよく取るし、考えを整理するためにとにかく書くので、この考え方には賛成。
ただ、この考え方というか近い方法を既に自分の中に取り入れていたため、なにかをプラスにすることはなかった。 付箋も1つも付けずに終わりました。でも良い本だと思います。
(僕は気になった場所に付箋をつける読み方をしています。)
それでも「赤羽 雄二」という人が評価されているし、他にどんな本を書いているのか興味は湧きました。
赤羽 雄二さんの二つの本を読んだけどダメでした!
そして図書館にある本を予約し借りてきた。
タイトルだけ見ると僕が悩んでそうな本(笑)
でもそういうのはなくて、「何かしらプラスになる考え方が発見できればな」という思いで気になったのはとにかく借りまくっています。
しかーし!!
これがダメだった!!!
スポンサーリンク
呆れるレベル
もうね、普段ここまでなることはないですよ!
怒るを通り越して呆れるレベルですよ!!
対人とか感情的になるものだったらまだしも、本を読んでこんな思いになることはめったにない。
最初に読んだのは「頭を前向きにする習慣」という本。
頭を前向きにする習慣
冒頭から嫌な予感はした。
なぜなら見出しが
・私の人生を買えた「メモ書き」について
となっていたからです。
メモ書き・・・それって「ゼロ秒思考」で書いてたよね・・・??
ま、まぁね、自分の中で大事なことってあるし何度も書きたいし、これが初めての人にも説明しないとね!
・・・
違った。
速攻で「A4メモ書き」について語りだした。
OKOK、それは「ゼロ秒思考」で知ってるZE!?
読み進めると、第一章でメモ書きからは離れて色々な物事に対して自分の考えを述べる。
ここらへんは「本っぽくて」良いです。
ただ、内容が薄いしよくある内容だったのでつまらなかったので飛ばし読み。
ここらへんは個々の好き嫌いなのですが、僕はピンとこなかったです。
「こんな感じの本なのかな~」
と、読み進めるとちょくちょく出てくる。
「A4メモ書き」という文字が。
もうね、もういいんです。「A4メモ書き」という文字は。
そして中盤から最後まで、特定の議題・対象を出してA4メモに書きこういう風に解決してゆける・・・という風に述べている。
・・・
それもう知ってますから!!!!
「A4メモ」という言葉が頻繁に出すぎて、A4メモアレルギーになりそう。
それに全体的な内容も薄いし、やけに長く書かれている。 「無理矢理文字数増やしてるのかな?」と思ってしまうほど。初めての人用に説明をしているのかもしれないけど。
一応最後まで読んだ。
ただ、ほとんどの内容は「ゼロ秒思考」と同じ・・・というかメモ書きのやりかたを詳しく書いているだけだった。
「ゼロ秒思考」を読んだ自分としては、「これはファンのことバカにしてるのかな?(笑)」と思えてしまったほど。
正確には違うのかもしれないけど。「A4メモ書き」を違う本なのに説明するのは微妙すぎる。
大事なのは分かる。 けど、なにかしら違う情報を求めて見ていて同じような事を書くのは・・・。。
もちろん付箋もゼロでした。特筆すべきポイントはなし。
次の本へ。
1分書くだけ 世界一シンプルなこころの整理法
「頭を前向きにする習慣」を読み終えて「返す前に少しは読んでおきましょか」という思いでこの本へ。
しかし、嫌な予感が・・・。
この表紙の右上。
「1分書くだけ」
・・・危険だ。。
なぜなら「A4メモ書き」のルールとして「1枚1分以内で書く」というのがあるからだ。
まさかその「1分」じゃ・・・。
でも、もう散々A4メモ書きについて書いたもんね(笑)
さらに前述の本の初版は2014年12月、この本は2015年4月。
時間が経ってるからね。
そんなことを思いつつ本をめくる。
目次
・・・
ぎぇぇぇええ~~~~~!!!!
嫌な予感的中。
そこには
「第3章 世界一シンプル! A4メモの書き方」
と書かれているじゃないですか!!
もう「A4メモ書き」はいらないんですよ!!!!(泣
中をパラパラとめくると、例のA4メモの図が出てきた。
これは「0秒思考」でも「頭を前向きにする習慣」でも良く出てきた図だ。
僕は読むのをやめた。
今回の本は「もやもや」のような、気持ちを落ち着かせる・整理するためのような本だと思う。
赤羽 雄二 さん・編集者は読者をバカにしてるのかな?
やはりここでも「読者をバカにしてるのかな?」と思ってしまった。
A4メモの方法・効果は「ゼロ秒思考」で書かれてある。
方法を学んだ。
もしそれを読んでいる人にとってはこの2冊は全く持って不要と呼べる。
だってさ、既にやり方教えてもらってるんだよ?
例えば
「1+1=2」です。「+」っていうのを使えば総数を導くことができるよ。これから色々と活用してね^^
と教えてもらったのに、別々の本で「2+2の場合はね」「5+10の場合はね」て説明しなくてもいいんじゃないかと思うわけです。
各々が「この場合はA4メモ書きを活用するとこう書けばいいのかな」と考えながらやればいいだけではないのかなと思うんですね。
読者ってそこまでバカなのかな?
考える力ないのかな?
ただ、他の本を読んでいなくて、これらの本から入った人には良いかもしれない。
でも今回紹介した本を1冊でも読んでいたら読む必要はないと思った。
だって、おんなじことが書かれているから。
マッキンゼー出身の人は微妙な人が多いんかな?
話は逸れるけど、ふと思ったことがあります。
今回の著者 赤羽雄二さんはマッキンゼー出身です。
マッキンゼーはすんごい有名&優秀な人が集うコンサル会社。
マッキンゼー出身でなんでこんな本を・・・と考えた時に思い出した人がいました。
株式会社ロコンドの田中 裕輔さん。
この人もマッキンゼー出身で本を出している。
「なぜマッキンゼーの人は年俸1億円でも辞めるのか?」という本。
これも読んだ。
超くだらない本だと思った。
本に対して好き嫌いはあれど、この本も「まじでしょうもない!読んで損した!」と思った本。
ハッキリ言ってAmazonの評価も低い。
あれ?・・・マッキンゼー出身の人で本を書く人は地雷なのかも・・・。
でもマッキンゼー出身と噂の「ちきりん」さんの本は面白いと思ってます。 あと「勝間 和代」さんも。
「マッキンゼー」という肩書きだけを見て騙されちゃいけないのかもしれないですね。
僕以外にも赤羽 雄二さんに対して同じことを感じている人が!
話を戻しまして・・・。
怒りのような呆れのような、とにかくとても残念な気持ちになっていた僕ですが、「これは俺だけなのかな?他の人はどう思っているんだろう?」と思った。
Amazonのレビューを見てみるとかねがね評価は高い。
そう、たしかに別々で見ると悪くない本だと思っています。
そこで発見してしまいました。
ゼロ秒思考の焼き直し
書いてある内容は、同著の「ゼロ秒思考」とほとんど同じだと感じました。
違う点は、例題としてキャラクターを設定し、メモ書きの具体的な活用法が示されていることです。ゼロ秒思考を読み、著者の意図を理解されている方は読む必要は無いと考えます。 :引用元
・・・まさにこれ!!!同感!
(「1分書くだけ 世界一シンプルなこころの整理法」のレビューです)
「ゼロ秒思考」は中々良い本だと思うんです。
ただ今回読んだ本はほぼ同じ内容でした。
正確には内容(題材)は違うけど同じ手法を使って解決するもので、別の本として出さなくても良いのではないかなとも思いました。
出版会社が違う本だとはいえ、いくつか読むとこれは微妙な内容でした。
今回は図書館で借りた本だけど、購入してたらすんごい凹んでたと思います。
「赤羽 雄二」さんの本はこの3冊しか読んでないけど、今後読むかどうか・・・。
買ったり借りる場合は店頭で多少読んでからですね。
もう「A4メモ書き」という文字は見たくないんです。。。
全部が全部「A4メモ書き」について書かれているわけではないと思います。今回のはたまたま同じ内容だったかもしれません。
ですので、全部の本がとは言えませんが、ここまで同じ事が書かれていると次の本を読むのは躊躇してしまいますというのが現在の感想です。
「ゼロ秒思考」は中々良いのでこれは読んでみるのも良いと思います!
メモや紙に書いて考えを整理するというのは確実に効果があると僕も思っているので。
これを読んだら他の本(今回紹介したの)は読む必要がないと思います!
という、勢いに任せて書いたブログでした!
【全目次】ゼロ秒思考 / 赤羽雄二【要点・もくじ・評価感想】
ゼロ秒思考はとても良いので目次だけでも見てみてください。目次だけでもとても勉強になります。
オススメ本
効率よく本を読む
- 「Amazon Prime」で本を無限に読む
- 「Amazon Audible(オーディブル)」で本を音声で聞く
- 本の要約サイトの「flier(フライヤー)」で時間節約をする
- 「本を無料で読む方法」の記事を見る