「時間ができたらやるよ」
「落ち着いたらやりたい」
という人がいます。
でも、こういった人は
・・・
時間ができても絶対やらない。
今までに何人も見てきたし、「時間ができたらやる」と言った人はほとんどやっていません。
なぜやらないのか、なぜできないのかを自分なりに考えてみました。
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という人は何年経ってもやらない。
「時間ができたらやるよ」「落ち着いたらやりたい」という言葉はよく聞きます。
たしかに忙しいとやりたいことってしづらいですよね。
まとまった時間があればやれるのに・・・。
・・・
と思うのは普通だけど、「時間ができたらやるよ」「落ち着いたらやりたい」はかなりの確率で何年何十年経ってもやりません。
「時間ができたらやるよ」はいつになってもこない。
「落ち着いたらやりたい」もいつになってもこない。
まぁ、忙しいとできないし難しいよね><
・・・
じゃないんですよね。
そういう人がやらない原因は別のところにあります。
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という人は実は"たいして"やる気がない!
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という人の原因は
時間がない
ではありません。
一番の理由は
やる気がない
です。
「やる気はあるよ!時間がないからできないだけだよ!」
という声も聞こえてきそう。
でも「やる気がない」の中に「"たいして"やる気がない」ということなんですよね。
この"たいして"というのが厄介なんです。
なんで"たいして"かというと、「本当にやる気のある人は既にやっている」からです。
やりたい人は既にやっている。時間ができたらなど思わない
本当にやる気のある人は既にやっているんです。
簡単にできることなら、寝る前の1分や5分でも、休日の1日を使っても・・・なんかしらやっているんです。
友人も仕事で忙しいけどやりたいことをやるために帰宅して寝るまでに1時間やっていたりします。 もちろん睡眠時間を削って。
もちろん睡眠時間はある程度ないと健康を損ねるし、無理をするのを推奨するものではありません。
でも、本当にやる気のある人は時間がない中で「自分で時間を作ってやっている」んですよね。
全員でなくてもそういう人が本当に多い。
まとまった時間ができたら思う存分できるし、一気にやることができます。
「時間ができたら」ではなく「時間を作ってやる」という人がとても多い。
この気持ちや行動の差は「気持ちの強さ」だと思います。
「死ぬほどやりたい」「どうしてもやりたい」「今すぐやりたい」などの思いが強いと既にやっているんですよね。
子供の頃にゲームを買ってもらった直後や面白い本を買ったり、楽しいYoutube動画を発見したりした時は寝る間を惜しんで楽しんだ経験がある人もいるはず。
やらないということはそこまでのやる気ではないということだと思います。
やる気はあるけど「たいして」なんです。
そこまでではない。
このように思うのには僕自身がずっと不思議に思ったことがあったからです。
世界一周の旅をして帰ってから話して「行きたい」と言った人はほとんどの人が「行っていない」。
僕は10数年前に世界一周の旅をしました。
英語も喋れずほぼ初海外のような状態で、ギターを背負ってバックパッカーで一人旅をしました。
帰国をしてから様々な人と会い、話のどこかで旅の話を出すことも主催の人に紹介で旅のことを話させることがかなりありました。
世界一周の旅をした人が身近にいないためか珍しがられ興味深く話を聞いてくれて質問もたくさんしてくれました。
そして多くの人が最後に「俺も私も行ってみたい」と言うんですよね。
たしかに分かる。 僕も言ってた。
で、自分が旅をして帰ったからこそ分かるんだけど「世界一周の旅は結構簡単に行くことができるな」と思いました。
というのも最初は「世界一周とかスゴイんじゃない?」と特別に自分で思ったけど、世界にはたくさんの日本人がいて世界一周をしている旅人も多数いました。
珍しいことでもないし、案外普通なのかも思ったというのも大きいです。
だから「行きたい」と言った人には「お金は100万くらいと時間があれば行けますよ~^^」と言ってました。
でも行った人はほとんどいない。
「めっちゃ行きたいって言ってたのになんでだろう?」と強く疑問に思ってた。
100万なんて早ければ1年、遅くとも5年もあれば貯められるし、時間も仕事辞めればいいのに。ただそれだけなのに。
ある日気が付いたのは「動かない人は行きたい気持ちがあるのは事実だけど、今の生活を崩してまで・苦労をしてまで行きたくないんだな」ということでした。
行く行かないは良い悪いではないし、その人たちを悪くは思ってはないですよ。
それはどっちでもいいんだけど、「行きたいのに行かない」のが不思議だったんです。
でもこの思いに辿り着いてスッキリ。
やる気がある人でも度合いやレベルが違うということを学びました。
本当に行きたい人は100万を貯めるために生活を変えるだろうし、今やってることをどうにかして時間を作って行っているでしょう。
僕が世界一周の旅から帰ってから数年後、僕の話を聞いていた兄は仕事を辞めて世界一周の旅に行きました。
僕が話して「いいな~、俺も行きたい」と言った人の中で実際に行動した人は兄だけだと思う。
僕自身も「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」と言って結局やっていない
ここまで周りの人に言っていたけど、これは僕自身にも当てはまります。
「ピアノを弾けるようになりたい。」「PCで曲作りをしたい。」「〇〇をしたい。」とずっと前から言ってきました。
でもこれは何年経ってもやっていない。
ピアノなんて家にキーボードもあるし1日5分でも1分でもできる。でもやっていない。
その理由はそこまでのやる気がないから。
人生の中で現状では確実に優先順位は低い。
やる気がないのと優先順位が低いとやはりやらないですよね。
自分もやっていないからこそ「たいしてやる気がないとやらない」「時間ができても絶対やらない。」と分かるんです。
逆にどうしてもやりたいことは寝ずに朝までやっています。完全にやる気の違いで行動が全然違いますね~。
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という人はできることを少しでもやるのがオススメの方法
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という人はそのままだと絶対やらない。
やるためには「ほんのちょっとでもできることをやる」ことです。
練習など必要だったら休みに一気にやるのではなく1日に1分でもやると大きく変わります。
旅をしたいなら行きたい場所を決めてスケジュールを組むのも大きく前進しています。
ほんの少しでもやることが大切です。
例えばこのブログも今は「月に34万PV、累計500万PV」があります。
簡単に言うと月に34万回見てもらえて、今までに500万回見られている状態。
これも一気になったわけじゃなくちょっとずつ記事を作ったから。
1分1秒・1回でもやったらスゴイことなんです!
これは前に記事でも書きました。(下にリンク張りますね)
ほんの少しでもやったらスゴイし、やったら確実に前進できるんですよね!
それだけで「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という状態から抜け出せます。
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」という人は絶対やらない。なぜなら実は「やる気がない」から。
「時間ができたらやる」「落ち着いたらやる」は絶対やらないと経験上強く思っています。
その理由は「やる気がない」から。
"たいして"やる気がない。
僕自身ができていない部分もあるからこそ分かる。
なので、できない人を責める気はなく自分の疑問を整理するための記事でもあります。
ただ、もしやれなくて悩んでる人はちょっとずつでもやれば解決できると思います。
またどうしてもやる気が起きないことは気にしないのもアリだと思っています。
何かしら参考になれば嬉しいです!