周りに「他人を見下す人」はいませんか?
僕は「見下す」ということは多分やっていないと思うので、正直「見下す」という行為の意味や心理があまりわかっていません。
分からなかったので考えてみた結果、思っていた以上の発見がありました。
その一つに
見下すことは自分が下にいることを認めている
というのがありました。
もしあなたが見下されて嫌、見下されてるように感じる、周りにそういう人がいて嫌だと思っているなら、読み進めてもらえたら少しは楽になれると思います。
見下すということは上にいるということ?
「見下す」という行為。
そもそも意味はどういうものだろう?
「見下す」という意味
検索してみるとこのように書かれていた。
goo国語辞書 [動サ五(四)]
1 下の方を見る。みおろす。「山の頂上から下界を―・す」
2 相手をばかにして見る。あなどりみる。見さげる。「人を―・した態度」
他人に対しては「相手をばかにして見る。あなどりみる。見さげる。」の意味で使われますね。
見下す人の位置
「見下す」というからには上から下を見るわけなので、自分は上にいることになります。
見下してくる人はだいたい上から偉そうに見てきますよね。
見下す対象は人だけど、その見下す事は様々です。
何かしらのスキル・テクニック・技術(サッカー・音楽)、社会的地位、稼ぎ・年収、結婚・・・などなど、ありとあらゆることが対象です。
などなど。
あるあるな感じがしますよね。
「見下す」という言葉上、「上から下」なわけです。
逆に見下していながら「下から上」になるとおかしいですよね。
この場合は「見上げる」となります。
年収を対象とした場合、「年収100万の人が年収2000万の人を見下す。」というのはおかしく、ありえないんです。
年収以外の別の何かで見下す場合は話は変わってくるけど。
・・・
ここまで考えてみてとある疑問が。
見下す人は本当に「上にいる」んだろうか?
上にいるならどのくらい上にいるんだろうか?
スポンサーリンク
遥か上にいる人は、あまりにも下にいる人は見下さない
見下す事の是非は置いておいて、差があれば見下すのはなんとなく理解できます。
その人の価値観や重きを置いている部分だったら、対象者に対して見下す気持ちもわかります。
先の例でもそうで、「お金を稼ぐこと」に重きを置く人が仮に年収2000万稼いでいて「俺はこんなに稼いでいる」と思っていたら、年収100万の人はちっぽけに見えてしまうのかもしれない。
理屈は分かる。
でも、2000万も稼いでる人は100万の人に対して、見下すのもあるかもしれないけど・・・相手にしないよね。
相手にする価値もないと思うような気がする。
それくらい差がある場合は相当「上」から見下ろしていて、見下すのではないかと推測します。
そういう人間の場合は見下すのは一瞬で、もう相手のする価値のない人間がほとんどだと思います。
・・・
「上にいる人はそもそも相手にしない」
・・・
例えば
ビルゲイツとかが年収100万の人とかに対してどうこう思うか?(思想や宗教観は抜きにして)
ソフトバンクの孫さんがそういう人達に対して思うかな?
イチローが超性格悪かったとして、野球少年に対して「お前ら超ヘタだな」なんて思うかな?
思わないよね。
何が言いたいかと言うと
「遥か上にいる人は、あまりにも下にいる人は見下さない」
のではないかということ。
相手にするレベルでもないのではないかなと。
フリーザはゴミたちを気にしない
例えばだけど、動物のゾウが足元にいるアリの事を気にするか?
厄介な種類のアリで攻撃されたら別だけど、普通に地面を歩いているアリに対して、何も感情はないだろうし、そもそも見えていない?・・・はず。
他の例で言えば・・・ドラゴンボール。
フリーザが下等生物の事を気にするかな?
あのサイヤ人達をゴミ扱いした感じだよね。
あまりに下の存在はそもそも気にしないんじゃないかなと思うんです。
多少は感情があったとしても、何度も思い出すことはないし、いちいち個人を攻撃するのはないはず。
実際フリーザが相手にしたのは「悟空」くらいだと思います。
ベジータでさえ「あー、はいはい」という感じだったし。
遥か上の人はちっぽけな存在を気にするはずがない。
見下す人は案外近くにいる
「遥か上の人はいちいち気にしない。」
「いちいち個人を攻撃しない。」
ここから考えると、「見下す人は見下した人間の案外近くにいる」のではないか?
遥か下のように見下すけど、実は近い。
近くにいるから邪魔と感じるのかもしれない。
相手が迫っているから邪魔と感じるのかもしれない。
こういう風に考えると、「な~んだ」って感じがしてくる。
「見下してるかもしんないけど、すぐ近くじゃん」みたいな。
もしかしたら階段数段分しか離れていないかもしれない。
遥か上から言っているようでも、2,3段上から言っているのを想像するとちょっと悲しいよね^^;
追いつけ追い越せのやりとりをしている相手だったら、もしかしたらかなり近くにいるのかもしれない。
見下す相手は「目の上のたんこぶ」みたいな存在なのかもしれないね。
あれは邪魔だもんね!
・・・ん?
「目の上のたんこぶ」???
スポンサーリンク
見下す人は「下に」いる!?
目の上のこぶ
目の上の瘤とは、邪魔であったり、目ざわりであったりするもの。主に、自分より地位や能力が上の者に対して使う。
見下す人は対象に対して「ずっと言い続ける」ということはするのか?
ずっと見下し続けるか?
遥か上にいる人はあまりに下の人をそもそも相手にしない。
見下す人は案外近くにいるのかもしれない。差はたいして開いていないのかも。
ずっと言い続ける人は???
対象を「邪魔・目障り」と思っているのかもしれない。
なんでこういう風に思うかというと、どうでもいい人のことを考えてても良い事がないから。
嫌いな人の事を頭に思い浮かべても幸せにならないでしょ。楽しくならないでしょ?
考えるだけで嫌な気分になるし、イライラしたりモヤモヤしたりする。
でも、見下す人対象の人はなんか邪魔、なんか目ざわり。
これって見下すというより、実は「目の上のたんこぶ」なんじゃないだろうか?
ただ単に「邪魔」と思っているだけなんじゃないだろうか?
対象のことで自分の方が上にいると思っているかもしれないけど、実は下にいて目の上のこぶ(見下す相手)が邪魔だから言い続けるのではないか?
スキルや年収とかの対象の事柄では上にいるかもしれないけど、何かしらで下にいるということを認めているのではないか?
なぜなら上にいる人が、わざわざ下にいる人間に対していちいち攻撃しないでしょ?
フリーザが人間に対して・・・例えばチャオズとか、に「あのチャオズめー!!」とか聞いたことないし、言ってるの想像できないでしょ。(そもそも会っていないけど)
それにフリーザは怒るまでは結構紳士的に対応しているんですよね(笑)
デンデだったら回復できて邪魔だから、先にボンッって始末するけど。
クリリンとかに対しても飛んでくるハエは始末する程度。
伝わる?(笑)
話を戻して・・・
ずっと攻撃し続けるのは余程なんですよね。
「目の上のたんこぶ」だから、見下すという攻撃をしているんじゃないかな?
「目の上のたんこぶ」=「主に、自分より地位や能力が上の者に対して使う。」
ということは、見下して攻撃する人は「下にいる」。
見下してくる相手は近くにいて、しかも実は下にいた。
ということでもあるのではないかと思っています。
見下す内容では上下はハッキリとしているかもしれないけど、他の部分では自分が下にいるというのを認めていて、それが気に入らなくて邪魔で目障りで、見下すという攻撃をしているんじゃないだろうか?
見下されても自分が上にいると思えばOK
極論で、かなりこじつけかもしれない。
でも、こういう風に考えられるようになったら、見下して来た人に対してのイライラ・怒りは少し減らせるのではないかな?
「この人、めっちゃ見下してきて攻撃してくるけど、オレよりも下にいて邪魔だから言ってくるだけなんだなー。」
と思えるかも?
ここでバカにしたり見下したら、同じような人になっちゃうけど。
見下す人の心理 -見下されても気にしなくて良い理由-
見下されてイライラする人はこう考えてみてください。
など考えられるようになったら、とても楽になれるかもしれないですね!
ムカつくことがあっても考え方次第でいくらでも減らせて失くせます。
世の中の正しい考え方ではなく、「自分にとって良いように解釈」をしたほうが楽です。
これは自分の中だけなんで、これで良いと思います(笑)
僕もちょっと考えてこうやって書き出しているけど、これからこういう風に考えるようにします!
そもそも気にする人間ではないけど、このように考えるようになると、なおさら気にする必要がないですからね^^
誰にでも攻撃し続けるヘイターという人種かも
先日「他人を攻撃せずにはいられない人「ヘイター(hater)」という人種。」という記事を書きました。
見下す人は本当は見下したいのではなく、ただ「誰でも良いから攻撃したいだけ」なのかもしれないですね。
こちらの記事もオススメ!