先日サッカー好きの人達が驚いた事件がありました。
「ヴィッセル神戸すでにイニエスタ獲得へ年俸含め細部の条件交渉」
世界トップといっても過言ではないバルセロナというクラブの、世界最高峰のプレイヤー、イニエスタ。
その選手が日本のチームに加入か?というニュース。
これは本当にすさまじい出来事で驚愕でしかない。
このニュースを聞いて素晴らしい選手が来ることに喜んだと同時に思ったことがあります。
三木谷社長やっぱりスゴイな・・・
ということ。
三木谷さんは楽天の社長の三木谷浩史さんです。
色々と昔から「この人スゴイな」と思っていたけど、今回も驚かされました。
イニエスタをバルセロナのスポンサーからヴィッセル神戸への道
2017年に楽天はイニエスタやメッシのいるバルセロナのスポンサーになりました。
突然過ぎて「何の意味があるんだろ?」「スペインのチームのユニフォームにスポンサー名乗せても意味あるんかな?」「ヨーロッパに力をいれるのかな?」など思っても明確な答えは出ず。
そして、今回のイニエスタ移籍の話を見て「あぁ、自分が持っているヴィッセル神戸への道を作るためか!」と繋がりました。
全盛期を過ぎた選手でも世界最高峰の選手の能力は日本人を遥かに上回る。
世界的に有名な選手が日本のチームにいれば、チームの力も激増し優勝も狙える。数年後のために良い見本を買ったと捉えても安い。
さらに客も増えグッズも売れる。
年俸や移籍金も高いのでどれくらい見合うかは分からないけど、サッカーチームのパワーアップとしても、ビジネスとしても、日本サッカーの底上げとしても素晴らしすぎる出来事。
三木谷さんがバルセロナの選手達とテニスなどをしていて「スポンサーて色々出来るんだな」と思っていたけど、仲良くなって、交渉の機会を増やす意味を兼ねていたとしたらさすが。
ここまで計算をしてのバルセロナのスポンサーだったら素晴らしすぎる。
やはり、これくらいは考えたうえでの行動なんだろうな。
一見「どうしたの?」と思ってしまう行動でもその裏にはしっかり行動があるものだね。
以前にも三木谷さんの行動に度肝を抜かれたことがあります。
三木谷社長の楽天の作り方
これは「世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれた3週間で人生を変える法」という本に書かれていた事です。
楽天はショッピングサイトとしても有名ですが様々なことをしています。
それは全てメガバンクを作るというのが目的のための行動とのこと。
メガバンクを作りたい
→ 預金者と多額の資金の確保が必要
→ カード会社、不動産、ローン会社、FX・・・金融グループを作る。
→ 大勢の人がクレジット決済をするシステムを構築
→ 多くの人が買い物をするショッピングモールを運営
→ そのために大勢の店主さんに楽天でお店を出してもらう
全てが繋がっていて、楽天のショッピングモールは1つの駒にしか過ぎないということです。
この本では「未来を起点にして具体的な行動計画が大事」という部分でこの話が出ました。
全てが何かを成し遂げるための1つ。
普通に楽天を利用していたけど、そういう考えのもとで構築されていたのだなぁと驚きました。
行動の裏の考えを見抜く。
バルセロナの件といい楽天設立の件といい、全く行動の裏の考えを見抜くことができていませんでした。
もっと裏を考えないといけないですね。
「なんのための行動?」
「なぜそれをしたの?」
「何を考えていたの?」
持っているカードをしっかり見たうえでその行動を繋ぎ合わせないといけないですね。
もちろんそれは自分にも言えることで、遠い離れた二つの事を結び付けて計画を進めていきたいとも思いました。
また三木谷さんはこのようにも言っています。
毎日1%努力をすれば、1年後には37倍の結果がでる!
それを実行している人でもあると感じています。
楽天という大企業を作り出したのは伊達ではないですね。素晴らしい!