炎上
ネット用語での意味は
不祥事の発覚をきっかけに、非難が殺到する事態または状況を差す。
「サイト管理者の想定を大幅に超え、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントやトラックバックが殺到することである」 wikipediaより
となっています。
炎上は主に芸能人・有名人がなりやすい。
それは見ている人が多いから。
小さな火も拡散によって広まりやすい。
炎上はどれくらいの人が参加しているのか。
炎上はどのように広がってしまうのか。
「ネット炎上の研究」(田中 辰雄 (著), 山口 真一 (著))の中にこう書かれているそうです。
この書籍のデータは衝撃的。過去1年間で炎上に参加したネット利用者は、全体の0.5%しかいない。われわれはここ10年以上、このノイジーマイノリティの亡霊に振り回されてきたのでは。/『ネット炎上の研究』 https://t.co/KI8L7BNO4B
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2016年4月26日
平子理沙さんのブログの炎上
過去1年間で炎上に参加したネット利用者は、全体の0.5%しかいない。
もっと多くの人が参加していると思った。
しかし、以前平子理沙さんという方のブログでも同じようなことがありました。
LINEブログ読者のみなさまへ - Risa Hirako Official Blog
内容は
「同じIPアドレスで誹謗中傷の悪質なコメントを大量にしてくる人が6名いました」
というもの。
性別を変えたり、書き方・話し方を工夫したりしながら同じ人物が誹謗中傷をしていたそうです。
嫌いなヤツは炎上させたい
芸能人や目立つ人を嫌いになると、「その人に迷惑をかけたい」「どんなムカつくヤツかみんなにわからせたい」というような気持が働くのかもしれません。
とにかく炎上させたい、困らせたいという思いを抱く人は少数いると思う。
その少数の人が、一生懸命炎上させようと頑張っている。
上記平子理沙さんのがまさにそれだと思う。
過去1年間で炎上に参加したネット利用者は、全体の0.5%。
その少数の人間の数がこの本では「全体の0.5%」と明確に出ている。
これは数字は結構衝撃的。
0.5%。
1000人 いたら 5人
1万人 いたら 50人
10万人 いたら 500人
100万人 いたら 5000人
さらに「相手に向かって直接攻撃を行う人となると,0.00X%のオーダーまで低下する。」とも書かれている。
これはかなり少ないですよね。
過去に知り合いが炎上
僕はまだ炎上はない。(と思う)
個人的に炎上と認識しているものはない。
だけど、だいぶ前に知り合いが燃えた(笑)
彼に関わりのあった僕にも火の粉が飛んできて少し大変な思いをしたこともあって「炎上って面倒だな~」「炎上って大変やな~」と身近に感じたことがある。
ま~、「全体の0.5%」というのを見てから振り返ると、たしかにしつこく言っていた人や直接言ってきた人はその件を目にした人の割合からすると、か~なり少なかった気がする。
最後まで言っていたのは2~3人くらいかな?
その人達はとてもしつこく言っていたし、周りにも「こいつがどんなに悪いヤツか」というのを一生懸命広めていた。 この事は外から見ていてとても覚えています。
その時は僕のフォロワーが2000~3000人くらいだったと思うし、知り合いも1000人くらいだと思ったから、強く言っていたのは5人以内で「全体の0.5%」というのは正しい数値かもしれない。
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燃やそうと頑張っている人は思っているより少ない
実感も含めて冷静になって思ったことは
燃やそうと頑張っている人は思っているより少ない
ということ。
熱心に燃やそうとガンガン薪をくべる人は少ないんだと思った。
渦中の人間は「わー、燃えた~」とか思うかもしれないけど、燃えたうちの大部分はそこまで感心が無い人で、少数の人間だけがガンガン燃やそうとしている。ただそれだけなのかもしれないね。
そう考えると、炎上したとしても”そこまで”気にする必要はないのかもしれない。
誰からも好かれるというのは無理で、絶対嫌いと思う人はいると思う。
その中でも隙あらば攻撃しようとする人もいる。
何をやっても嫌いと思う人もいる。
そういう何か攻撃があったとしても、実は「全体の0.5%」ということを思えば、たいしたことないのかもしれない。
攻撃される回数が多いと「多くの人に攻撃されている」と考えがちだけど、平子理沙さんのように同じ人・少数が大量に攻撃しているだけだったりする。 少数が必死に頑張っているだけ。
有吉弘行さんの言葉
だいぶ昔だけど、有吉弘行さんが良いことを言っていたんですよね。
物言わぬ支持者がいることを忘れ、挑発的な馬鹿に腹を立てるから辞めてしまう。。。 RT @mayukoura 心ない返信に嫌気がさして、Twitterをやめる芸人さんも多いのに、有吉さんはすごいと思います。
— 有吉弘行 (@ariyoshihiroiki) 2012年10月15日
心無い返信をする人なんてほんの数人かもしれない。
芸能人だから数百・数千という数で「心無い返信」が一気に来たら滅入るのはわかる。
実際自分がその立場だったら凹むと思う。
でも有吉さんの言う「物言わぬ支持者」という人達がいるというのも忘れてはならないんだよね。
これは芸能人だけじゃないよ。
バンドマンでもお店やってる人でも、何かを作っている人でもなんでも。
声を出してくる人がすべてではないし、「物言わぬ支持者」も絶対数いてくれてるんだよね。
もし何かあったら「どうせ全体の0.5%の人でしょ? たったこれだけじゃん」とか思えたらもっと気が楽になれるんじゃないかな。
魔法の言葉かもしれないですよね。
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